昼間の部はこちらですー。
遊覧船と呼ぶには小さめ、釣り船よりは若干大きめ、ぐらいの船です。
チケット売り場はどこじゃろか、と思ってたら
看板の前で立ってるオジサンから買う、大変気取りのないスタイルでした。
展望デッキ上だけで16人ほどの、ちょうどいい客数を乗せて出航です。
やっぱりこれ、以前乗ったやつだな。
あの時は会社の飲み会で貸切だったから
ほとんど船室内で飲み食いとお喋りばかりしてましたが、
今日こそは横浜港の夜景を満喫するぞ。
ちなみに緑の屋根の建物(待合所とレストラン)も実は浮き桟橋の一部で、
法規上「船舶諸元」として、定員やらトン数やら貼り出されてたりします。
あれも横浜港の遊覧船「マリンルージュ」。
とりあえず乾杯を捧げましょう。
なお、乗船料にワンドリンク分含まれてます。
船は港内をゆっくり左回りで巡回します。
まず見えてくるのが海上保安庁の基地。
軍艦や巡視艇って、満艦飾なわけでもないのになぜか
イカ釣り漁船かってほど甲板照明が大々的なんですよね。
独特の威圧感倍増効果があります。
普段観られない位置からの独特の視点を楽しめますが、
夜間のうえに船上からの撮影(しかも相手も浮いている)なので
撮影条件としては最悪です。
上のとは別、海上保安庁でも一番大きいタイプの巡視艇です。
煙突後方の四角い倉庫は、ヘリ格納庫。
みなとみらい地区オールスターズの面々、全員集合の図です。
横浜地域では良くNHKニュースなんかで合間に使われます。
赤レンガ倉庫は面によって違う様相を見せます。
ある方向からはピンク掛かった鮮烈な赤に見えますし、
こちらからは幽霊屋敷のようです。
横に何やら ”電飾で光る斜面” 的なものも建造されていますな。
(最初の写真でも、右端に真っピンクの線として写ってます。)
中央と右にライトアップされている四角い塔は
どちらも有名な歴史的建造物として、王道観光スポットに数えられます。
個人的には札幌時計台同様、わざわざ観に行くほどの物ではないと思いますが。
小型船としての強みを活かし、
減速して思い切り岸辺(象の鼻公園)に寄ってくれるのですが、
どちらかというとすぐそこでパンか何か食べてる
サラリーマン風の人が気になります。
暗がりで海を見てるカップルもいます。
ホントに至近距離なので、むしろ気まずく感じるぐらいです。
とりあえず手を挙げて「やぁ!」とか挨拶しときたくなります。
反転して大桟橋を迂回。
観覧車の下の黒い影が赤レンガです(3枚上の写真では一緒に写ってません)。
みなとみらいが正面に来た左舷席のおばさん達が、
必要以上に背中で語ってくれます。
なお、席はウェイターに指示されますが船の周回コースが左回りなので、
できれば外側に当たる右舷席のほうがオススメだと思います。
大桟橋横、こちらも有名な遊覧船ロイヤルウイング。
写真だと若干チャチくも見えますが、実視では非常に美しいです。
山下公園の奥にはこれより桁違いに大きい氷川丸も居ますが、
こちらは絵的にあまり面白くなかったので割愛。
こちらはジャパニーズオールドスタイルな遊覧船。すなわち屋形船。
この回の最後の方で出てきた巨大クレーン船です。
1か月以上も停泊したままだったのか、偶然また来たのか。
とにかくこちらも、横浜港のインダストリーな側面を良く見せてくれます。
ベイブリッジ。残念ながら橋の下までは行きません。
(マリンルージュかロイヤルウイングか、少なくともどっちかは行ったはずです。)
昼間、懸案だったオブザベーションアイランドにも接近!
やはり、後部の台形煙突の後面にフェーズドアレイレーダー
(回転せずに広範囲を走査できる電子レーダー)が付いてますね。
艦尾水線部がすごくボコボコに歪んで見えるのは気のせいかな…
できればもうちょっと奥、大黒埠頭方面まで行ってくれると
さらに素晴らしいのですが、そろそろ帰投のお時間であります。
1時間はあっと言う間でした。
最後はみなとみらい地区から横浜地区(そごう含め)まで、ズラリと並びます。
特別に船に弱い人でなければ、かなりオススメできる遊覧ですよ。
完全に夜間の回より、日没後ぐらいがベストかも知れません。
(金曜は19:10が一番早い回なので、夏至近くないとだめ)
盆踊りのほうは、さっきより人が増えて盛り上がってました。
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