まだまだ色々ありそうな小豆島ではありますが、
こちら小豆島の屋根たる「寒霞渓」をもって最後となります。
耶馬渓・妙義山とともに「日本三大奇勝」に数えられるらしい、
おそらく小豆島最大の観光スポットである寒霞渓だというのに、
公共交通手段は1日4往復の乗り合いタクシー(ハイエースバス)
しかないという驚愕仕様です。
どうも小豆島は半端に大きいせいか、
島自体がマイカー移動前提になっているみたいですねぇ。
しかしこのロープウェイ単体だけでも、
春夏秋冬それぞれに価値があると思われるのです。
4~5分で上に着いてしまうのが勿体ないぐらい。
こんな所に支柱を建てる事自体もすごい。
支柱自体の強度は充分あるんだろうけど、
上や下の岩盤はどこまで大丈夫なんだろうか?
まさに屏風のような薄い巨岩にも驚きます。
まずはあそこの展望台にでも行ってみましょうか。
しかし、かわら投げなんて単語30年ぶりぐらいに聞いた気がするぞ。
展望台、どーん。
これはすばらしい。
わずかな平野に密集した市街地の姿が、特にスケール感を感じさせます。
山の反対斜面の火事、まだまだ燃えてますね。
関西だとこんなとき「サンマ焼いても島焼くな」などと評するんでしょうか。
かわら投げる人々。
全然覚えてませんが、かわら投げってこんなのだったっけ。
瓦というより球の表面のような形をした、
クッキーみたいな軟らかい粘土板ですね。
8枚で200円のいまどき良心価格。
まぁ、この下はロープウェイだけでなく
歩いて登り降りする道もあるはずですから
ものすごいバカヂカラのバカ男が何も考えずに思い切りぶん投げて
誰かに当たったりする可能性を考えると、
軟らかくてしかも脆い材質じゃないと危ないかも知れませんな。
なるほど、 ”かわら(瓦)” でなく ”かわらけ(土器)” が正しいのかな
さてそれにしても
自分の運動神経のなさを改めて自覚できます。
案外、タテに ”ダーツ投げ” するほうが素直に飛ぶんだろうか?
というか絶対そんな事起こるはずないのに
かわらに引っ張られて自分も谷に落ちそうで、怖くて全力入りません。
そして、こんなに晴れてるのに雨が降ってくる不思議。
飛行機でも通ったのかな。
奥山に 紅葉踏み分け 啼く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき。
ま、シカぐらいなら出て来てもどうって事ないってのは
これから判明します。
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