2013年8月31日土曜日

[error:0647] 台風だけどちょっと海の様子見てくる

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今年は猛暑ですが、やっと夜だけはそこそこ涼しい気候になりました。


でも関東近海の海水温が沖縄と同レベル以上の高さだったりするので、
そちらが先に何とかなってくれないと、これ以上涼しくはならないでしょう。

海洋は大気よりはるかに熱の貯蔵量が多いのです。




関東以南はもう熱帯に分類しても良さそうです


うむ、ここはひとつ実際に海の温かさを確認しに行ってみよう。

高い海水温に呼ばれて台風15号が来る前にね!




本当は館山、伊豆、せめて江の島ぐらい行きたいところですが
電車賃に鑑みて東京湾でガマンします。

確実に近寄れそうな海岸で、ウチから一番近い所ということで、
潮干狩りで有名な船橋三番瀬海浜公園をチョイスしました。


しかしここ、距離の割に電車で行くと面倒なんですよね。

船橋駅からバスがあるってんで安心してたんですが、
一体どこの田舎だとビックリしたぐらい本数が少なかったのです。

船橋に到着したタイミングも最悪で、黙って待ってるよりはマシかと
炎天下をおよそ一時間、二俣新町駅近くまで歩いた結果、

一本前のは時間通り出て行ったはずのバスが15分も遅れて、
工業道路地帯の何もない日なたで待つハメになりました。

ついでにバス代も、船橋駅から6kmほどの経路が230円だというのに
その3分の2を歩いても210円にしか下がりませんでした。


というわけで結論としては、たとえ次のバスまで1時間あったとしても
施設の充実した駅前で待ってた方がずっとマシ
でした。


あと、前の人(他に客は居ませんでしたがカメラマンらしい)が
なぜかパスモなのに整理券を取ったので、一応それに倣ったら、
やっぱり出る時整理券を運賃箱に入れるよう言われて困惑しました。




首都圏の駅ポスターでよく見掛ける、秋山孝イラストがチラホラと。

その名も「アサリくん」。

もうちょっと何とかならなかったのかなぁ。

というか室山まゆみ姉妹から怒られたりしませんか?


ちなみに、よく雑誌などを求めて駅周辺のゴミ箱を漁ってる人を
通称「あさりちゃん」と呼ぶそうです。




潮干狩り営業は7月ですでに終了していて、浜に入るだけならタダです。

アオサが「食用には不向き」と断じられているのはちょっと納得いかないなぁ。
たぶん、東京湾のアオサは食用種じゃないって事なんだろうけど。




貝のイラストと比べて、やけに本気度が違います。




さて!海です。思いっきり満潮です。浜辺が狭いです。

うっすら房総丘陵が写ってるかな?


本格的に泳いでいる人は居ませんが
ここではバーベキューセットも貸してるので、
バーベキュー組が何チームか展開しておりますね。




えっ、じゃあバーベキューはもうおしまいなの?

どうやら専用のバーベキュー区画ができるようですが、海は見えないかも。




網で囲われた区画は漁場で、潮干狩り期間中でも貝を獲れないようです。

いずれにせよ只今絶賛水没中であります。




家族連れと監視員。

夏休み最後の土日、思い出は作れたでしょうか?




もしや何かを怪しまれているのか、水辺をうろつくオジサンと監視員×2。




何やら太陽を写真に撮る人を写真に撮る。




暑いけど全力でテニスボール拾いに興じるワンちゃん。

本当はたぶんヒモ外しちゃいけないはずですが。




なぜか草地に落ちていた、たいへん出来の良いワラ細工の馬。

全く真新しいですが、もし落とし物ではなく、どこかから流されてきたのなら
お盆の呪術アイテム関係の何か
なんじゃあるまいか、と少し不安になります。

あるいは船橋競馬場や中山競馬場と何か関連があるとか?




さて、本来の目的を果たすため、水に接近します。

台風15号などどこへやら、遠浅海岸のせいか波はほとんどなく、
靴で普通に近づいてもほぼ安心です。

しかし、水はあんまりキレイじゃないですね。

そのせいで水温高くても誰も泳がないのかな?




うん、確かにぬるいです。

もちろん、記憶にあるGW頃の沖縄よりも一層ぬるいですね。

これなら泳いでも体温はほとんど奪われないでしょう。

生態系環境的には問題でしょうけども。

あと、海水が膨張するので高潮にも注意です。

本来の目的、おわり。




ところで帰りのバスなんですが、

公園は5時で閉まるくせに5時35分までバスがない
のです。

乗ってきたのが、折り返し3時55分発だったはずの遅れていたバス。
4時15分なんてのも、ちょっと浜辺うろついてる間にもう過ぎてますね。

周りにこれといった施設はないんだし、
レストランの営業を延ばせとは言わないから、
せめて5時半まで公園開けといてくれませんかね?


二俣新町駅までなら2km(徒歩30分)ほど。

結局、公共交通機関でのアクセスとしては
バスなんかアテにせず
二俣新町から歩くのが一番手っ取り早い
という結論になりそうです。

二俣新町は鉄道路線上の位置が微妙過ぎはしますけども。


じっさい来る時もそうしてた方が、ずっと楽だし早かったなぁ。




ま、とりあえず展示スペースでも覗いてみましょう。




これサンゴじゃない?本当にこんなもんここで獲れるの?




この公園自体が震災でやられてしまい、1年ほど立入禁止でしたが、
最終的にプールは復旧断念と相成ったようです。

いや、海の眼の前まで来ておいてプール入って帰る客がどのぐらいいたか、
実際は単なる経営上の理由という疑念も、あるにはあるかな・・・

でもシャワー施設ぐらいはあっていいかもですね。




公園には他にテニスコート、野球場、ランニングコースや貸し自転車、
それに芝生広場もあります。




もろに逆光で見づらいですが「関東の富士見百景 選定地」とあります。




今日はダメですが、冬などは浦安市街地の向こうに富士山が見えるようです。




オーデンセ(デンマーク)8800km
ヘイワード(米カリフォルニア州)9500km


どういう選定基準なんだろうと思ったら、船橋の姉妹都市のようですね。
他に、友好都市である西安(中国)もあります。


ところで手元の世界地図によると、東京付近からはどうみても
オーデンセよりヘイワードのほうが近いです。

正距方位図法で確認すると、オーデンセの8800kmは妥当そうですが、
サンフランシスコ郊外であるヘイワードはたぶん8200kmもあるかどうかです。




バッタ、わかりますか?




ここだけ妙に南国テイストです。

ではそろそろ帰りましょう。歩いて。







幸先悪く、明らかに急カーブを曲がり切れなかった事故の痕に遭遇。

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2013年8月17日土曜日

[error:0646] オールウェイズ 芝公園四丁目のトワイライトゾーン(その他編)


屋上に来てみました。遊園地になっています。

右に見えるのはエレベーターなど生ぬるいという勇者向けの、
展望台行き外階段ですね。

なにげに運動不足解消を謳って売り出し中のようです。


ドラえもんが出迎えてくれますが、
実は藤子・F・不二雄生誕80年記念展開催中とのことなのです。




ひみつ道具を携えたドラえもんがズラリと並んでおります。

この先に行くともっとドラえもんだらけ(「8時間前のドラえもん」とか居る訳では
ありません)&その他展示もあるようなのですが、

驚くべきことに1500円ぐらいかかるようなのでやめておきます。


ところでまさか
来年になったら藤子・A・不二雄生誕80年記念展
とかやったりするんでしょうか。

※藤本弘は1933年生まれ、我孫子素雄は1934年生まれ。

喪黒福蔵がズラリと並んでいるとか
さすがに少々どうかと思われますが。




確か、小学校上がったかどうかぐらいの時に1度挑戦したこの外階段は、

ステップとステップの間の縦板にあたるものがなくて
子供の体格だとちょっと滑りでもしたらそこからすっぽ抜けて落ちそうであり
猛烈に怖かったような気がしたのですが、今こうして見てみる限り、

別にそんなことはなかったぜ!

その後改修されていたというセンもありえなくはないけど・・・


でも、自分が落ちなくてもカメラとか財布とか落としたら怖いなぁと感じるのは
大抵どこの岩場でも吊り橋でも同じです。

ずっと下に居た人に当たって致命傷という可能性もありますし。




ノッポン兄弟というキャラクターも居たようです。兄(左)が妙にワル風味です。




やはり昔より安くなってるような気もしますが、

150m展望台に昇るまで250m展望台の料金が不明ってのが気に入りません。




ボロい事自体はいいとして、
このレール本当にちゃんと平行になっているのか不安になってきます。

どうもゆがんでる気がする。特に今日なんか暑いし。




こんなゲームあったっけかなぁ?

ところで、もしこれがただの「ランボー」だとしたら
戦う相手は警官とか町の住人なんでしょうか。




真下から見ると武道館か守礼門に似て見えなくもないですな。

夜になるとイルミネーションでまた違うかも知れませんね。


カラスがしばしば鉄骨に止まるのを見ると、やっぱり今でも
命綱付きのメンテナンスが色々大変なんだろうなぁ、と思う次第です。




降りる途中、階段の踊り場脇に唐突に、電波についての解説コーナーが。

確か東京タワーは電波塔としては、
今はスカイツリーの予備と言う位置付けになっているはずですね。


画面にはちょうど高校野球も映っていますが、
受信異常の場合のエラーメッセージ例なども示されています。




まだ居たのか、ゆるキャラ・・・


総務省ともあろうものがデンパくんってのも
変な妄想でも受信してそうでちょっとどうかと思われますが、

さらにまずい事にニコニコ生放送のキャラも同名だそうです。




ちなみにデンパくんの活動内容としては不正電波局の監視、
要するに無許可で勝手にアマ無線とかの電波を流すなって事らしいです。




「いちばんカワイイのは?」と言われてもなぁ・・・ 全部フグだし・・・




手相995円って、安過ぎてむしろ不安になりませんか?

なお、けっこう繁盛している模様でした。


おそらく千円出すと5円(ご縁)のお釣りが来ると言う、粋な計らいでしょう。

しかし私がもし占いを受けたとしたら、
そこで敢えてピッタリ小銭995円を出す程度には天邪鬼かも知れません。



さて、もうタワーからは出て帰りますよー。




風鈴が多すぎるような気がする。




「焙って(あぶって)」「焙じて(ほうじて)」なら判るのですが読めません。

「点てて(たてて)」だとしても、コーヒーには使わない表現かなぁ・・・





屋上にヤシの木っぽいものと天幕があるオフィスビル(1階は居酒屋)
が少々気になります。

プールでもありそうな気がする。だとすると、なかなかステキな労働環境です。




「スパークリングワイン」ではなくて、
「ワイン」と、あとまた別の何か「スパークリング」なんでしょうか?


ワインで酔っぱらったところを、いきなりグローブとヘッドギア渡されて
リングに上げられたらどうしよう。(←それはスパーリング)




なんだろうこの「コレジャナイ」感は。


とりあえず私のカンからすると、犯人としては、
痴漢が出るような混んだ地下鉄車内に
乗り合わせてるらしい事じたい不自然な上、
セリフもしらじらしい、左下の駅員が怪しい
ような気はしますが。

下手すると駅員コスプレしてるだけの単なる鉄オタという可能性もあります。

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[error:0645] オールウェイズ 芝公園四丁目のトワイライトゾーン(蝋人形編)


スカイツリーはいまだ客足が衰えないようですね。

そんなときこそ東京タワーに行く程度には天邪鬼です。

というか、かの有名な蝋人形館が9月1日で無くなるらしいので、
一度は見ておきたいと思うのであります。




股下のあの建物に蝋人形館はあるはずです。


首都圏の人間は意外に行かない東京タワー。
大昔1回か2回行った気がしますが、良く覚えてないなぁ。

ちなみにタワーは標高20mぐらいのところに建ってますので、
てっぺんは標高としては350mぐらいあります。



おや、猿回しが居ますね。

ちょうど日光猿軍団廃業のニュースが入った昨日今日だというのに。


奥の黄色い一角は、ビアガーデンならぬハイボールガーデンだそうです。




意外に細い東京タワーの脚。




さて早速ですが蝋人形館へ。500円です。思ったより安いです。

しかも撮影可ですってよ奥さん。


さすが1970年開館だけあって内部は少し文字がハゲてたり、古さも感じます。

しかしタワー本体が1958年(昭和33年)オープンなので、
実はオープン後12年も経ってからできた施設だというのが意外です。


では見せてもらおうか、「子供のトラウマ必至施設」の実力とやらを。




入ってすぐ、謎の一角があります。

果たしてこれは、昔ここに何かが展示されていたのか、

それとも入館早々ここでタイタニックごっこでもやれということなのか
(背景が帆船っぽいですが)、

はたまた展示物と思わせてポーズを取り
他の客をおどかしてみろということなのか。

さすがに1人で来てそれをやるのも少々気が引けるので、とりあえず先に進みます。




出たな! まずこの辺は俳優関係の人々ですな。


ご丁寧にマリリン・モンローの足元が通風口になってますが
特にスカートがめくれ上がったりはしてません。

まぁ一応は全年齢対象施設ですからね。


ところで、スカート以前に格子の上をハイヒールで歩くのは危険なので
良い子のみんなはマネしないよーに。




廊下の角に監視員かと思った? 残念! チャーチルさんでした。




ホーおじさん、どう見ても米軍にとっ捕まって
尋問されている捕虜にしか見えません。




え、誰??


実は東京タワー創業者の前田久吉さんだそうです。

ラインナップは政治家とか芸能人ばかりではないようです。

・・・と思ったら政治家もやってたそうです。




ウホッ! いい三島・・・ (トラウマ源その1)


オイちょっと待てェ!
全年齢対象施設はどうしたァ!?

ちなみにこれだけ立像そのものではなく写真に撮ったやつなので、
横に回り込んでも何も見えません。




こちら蝋人形界の大御所、マダム・タッソー(1761-1850)。

この人の若い頃は写真なんてないから、顔がどこまで正確かは不明ですが。


そういえば、お台場にオープンしたマダム・タッソー館のほうも
いずれ押さえておきたいですね。




トラウマ源その2


マダムの手元の部品の数々は、ブレードランナーの世界を彷彿とさせます。

眼玉職人はチャイナタウンで捜索。




トラウマ源その3


良く判りませんが、可愛い妖精と呼ぶには少しばかり異形な方々です。

この辺は次の「最後の晩餐」の関係で教会音楽的BGMが入ってるので、
どこかサイレントヒル的な不気味さが醸しだされています。




ところで、閉館したらこれらの蝋人形はどうするんでしょう。

お台場のタッソー館にでも移すのか、競売にでも掛けるのか、壊すのか。

そうなるとこれなんかモノがモノだけに、
滅多な扱いをすると宗教紛争に発展したりはしないかと心配です。




なぜか蝋人形館って、隅っこで埃をかぶったピアノのイメージあるんですが、

ホラー映画の「蝋人形の館」あたりでそんなシーンとかありましたっけ?




うわらば!


ちょっと写真の解像度落とせば西洋画と区別つかなくなりそうな気がする、
おそらく全館で一番出来が良いと思われるダビンチさんと、

実際は何者なのか正体不明なモナリザさんです。


眉のない人が立体化されるとおっかないです。
というかむしろこれはアミバかも。




たぶん、「白人の老人」ってのが一番蝋人形に向いてるんじゃないかなぁ。




ちなみに黒人だとこんなです。ジミヘンさんです。




小さいのもあります。でも首から下は蝋じゃなくて市販フィギュアのようです。




そしてここから急にビデオ屋の成人向けコーナーか何かか
と思わせるようなモードに突入します。

秘宝館的なアイテムが次々出現したらどうしようかと思いましたが、
どうやら昔のハードロック関係のようです。

どっちにしろ子供にはサッパリ判らないだろうとは思いますが。




トラウマ源その4


実にサイケデリックな世界です。




リッチー・ブラックモアと思えば隣にジェームズ・ヘットフィールドとか、
見たことない組み合わせのバンドが組織されています。




Le Berceau De Cristal=水晶の揺りかご
Ash Ra Tempel=ドイツのロックバンド
トラウマ源その5)


立ち入れない森の奥から不安感を煽るBGMが流れてきます・・・が、
蝋人形は見当たりません。

1階でやってる大昆虫展と連動してクワガタとか居るわけでもないです。

単に子供客が怖がっているだけでした。

ここは何だったんだろう? 後で調べてみた結果、
この光景自体がロックアルバムジャケットの再現だったようです。







もしかしてさっきのピンク色ゲートからこっち、
単に館長の私物大公開ゾーン
なんじゃないですか?




最後は土産物コーナーですが、これも蝋人形どうこうと関係なく、
ハードロック関連商品ばかりに偏ってました。

しかも、あと2週間で閉館にしては価格設定が強気過ぎると思います。
ついでに値札自体も判りにくいし。


もっと広く、最新の時事ネタなども入れて内容を更新し続けるなどしないと、
リピーターは付かないような気がしますね。

タワー自体がそう繰り返しては行かない「観光地」だからOK、ってことかな?



さて、せっかくなのでもう少しタワー内をぶらついて行きましょう。
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