2010年8月28日土曜日

[error:0336] 最後の経県値稼ぎ(昼の平城宮編)


やっと着いた平城宮南の正門、朱雀門です。

ゆうべは宿に近い西の門から入ったので、初めて通ります。




まぁ、本当はこの門は外国から使者でも来た時に使う物で、
普段はみな脇の小さい入口から出入りしていたそうなのですが。



遺跡以上にナゾなゴムボート。



10人ほどの小さな行列が踊り歩いています。

羽衣をヒラヒラさせながら実に軽快そうなのですが、
この暑さだけに実はものすごい重労働だと思います。御苦労様です。


左のマイクロバスは臨時の涼み所兼、夕立時の避難所。
会場内に数台停めてありますが、客数を考えると全然足りないよなぁ。

というか、その前に立っている係の人とかが倒れないか心配です。



会場は必要以上と言って良いほど広大で、

奈良の市街地から遠くないところに
こんな公園面積を確保できている事こそが最大の驚きかも知れません。


会場には、足腰の悪い人用にタイヤ式トラム(電気自動車?)もあります。



幾らかクーラーの効いた、遺跡発掘関係の展示館に入りましたが。

すでに3時間ほどもリュック背負って歩きまわったせいか、
まるで回復効果が見られません。



普段なら考古学・博物館関係には割と興味あるのですが、

今日ばかりはこんな建物跡を見ても

「今ほど暑くなかったとはいえ、
昔はクーラーも冷蔵庫も自販機もなかったんだよなぁ」

なんて感想ばかり浮かんできます。



涼しい所で見ると涼しそうな水路なんですけど、
現場の感想だと「こんなんじゃ、まるで焼け石に水だなぁ」なんですよね。



現在もなお、色々出土中であるようです。


ところで、南京玉すだれみたいな大雑把な足場がオモシロイ。



これはさっき、田んぼ越しにあった貴族庭園ですね。

鎌倉・室町の武家や寺の庭園ではないので、いたってシンプル。
子供が海水浴場で掘る潮溜まりのようです。


…いや、たぶん当時からそのまま残ってるわけじゃなくて
推定に基づいた復原ではあるのでしょうけども。



当時の池にも苔が茂っていたかどうかは不明ですが、
朱色となかなか良いコントラストです。

たぶん、目下猛烈に光合成中です。



このへんちょっと技巧的な川。

石の鉄分なのか、水が赤く見えるのが不思議ですね。



まさかここで歴史新聞に出遭うとは思わなかった。

書いてあるのが昔のことというのではなくて、
歴史新聞というネタ自体がなつかしいです。


推理小説のヒントと応募箱もありますが、
なんかもうどうでもいいや。

そろそろ電車に乗って涼もう…。



ちょうどお昼過ぎぐらいなので、寄ろうかどうか少し迷ったのですが
やっぱりむなしくなりそうだからスルー。


…そういえば古文で「むなしくなる(むなしゅうなる)」ってのは
死ぬことだったかなぁ?



それでは近鉄のラッピング電車で京都へ向かいます。

京都と奈良が1両ずつ交互に描かれてますよ。


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