2010年9月30日木曜日

[error:0358] 古いゲームにハマる

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ふと昔のPS2ゲームがやりたくなって、
段ボール箱の奥から引っ張り出してきたりしました。



題して「Hungry Ghosts」。

死んで三途の川やら何やらをさまようホラーゲーム…のはずなんですが、


リンゴとか食べて体力回復しながら

地下牢でドアのカギ探したり

ボウガンで幽霊と戦ったり


あの世というより単なる心霊スポット探索では
疑いたくなる3Dアクションゲームに仕上がっています。

ちなみに、冒険のヒントが少ないうえ何かアイテムを拾うたびに減点されたりするので
難易度はかなり高く、攻略本がないと完全クリアはまず無理と思われます。



まぁ、気味悪いことは充分気味悪く演出できていますし、

地獄で道に迷って生き返ることも成仏することもできないというのは
これほど心細いものか、と思い知らせてくれはするのですが。

実のところ空見たり足元見たりで3D酔いがひどいため、むしろ

「気味悪い」というより「気持ち悪く」なります。

ある意味、文字通り地獄の餓鬼と化したかのごとき苦痛に苛まれます。



でも何だかんだ言いつつ、ゲームに憑り付かれ易い私のこと。

気付いたら私自身が丸2日何も食べてなかったとか
そんな状態だったことが、1週間ほど更新忘れてた理由だったり。




ついでに孔明の罠にも掛かって何日も足止めされました。


ちなみに中国語だと孔明はクーミンと発音するらしいです。

計略にやられたとは捉えず、
森の妖精に化かされたとでも思えばいいのかも知れません。


ついでに悪名高い曹操もツァオツァオという、
パンダの名前みたいなのになります。


最近は中国の地名も「成都」でなく「チョンツー」と表記するようになったり
日本風の半端な漢字解釈はしないようになりつつありますが、

もし中国文学が欧米物同様、最初からカタカナ表記で輸入されていたら
日本での三国志とかの評価は今と全く違っていたかも知れません。



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2010年9月10日金曜日

[error:0356] おまけの1日(後編)


何か出そうな雰囲気ではありますが

どうやらあれが「白糸の滝」のようです。



これはすばらしい。


霧雨(朝より弱まってきた)の中で眺める滝も良いですが
晴れていれば虹も良く見えるに違いありません。



豪快な「音止めの滝」とは対照的な、繊細な姿であります。



それに引き換えこの何か出そうな建物の姿と来たら、どうしたことか。



側面の崖を覆う、無数の滝と言うか湧き水は圧巻です。



いつも水が当たる所は岩も凹んでいます。

「水の一念岩をも通す」。



「苔の一念岩をも通す」とも言います。

岩と言うか蛇口ですが。


さっきの建物とは別の、ちゃんと開いてるお店の前ですが。
使えるのかこの蛇口?



晴れていれば高原の牧場にも行ったところなんですけどね。

まだ早いけど帰るとしましょうか。


ちなみに「まかいの牧場」というのは
「魔界の牧場」ではなく「馬飼野牧場」と書きます。

あと「タヌキ湖」ってのも気になりますが
「ダイヤモンド富士」で有名な富士山撮影ポイントだそうです。



営業中だけど「サボってんファミリー」?


しかしこの富士宮駅周辺というのは、



強そうな名前と思いきや、実はヒーリング音楽的な読みの「エンヤ」。


スルーしがたい物件が多いですな。



お食事処「げんこつ山」も気になりますが。ネンネしてまたあした。


なんとなく「買わせ書店」みたいだから

「川瀬書店」とか「河瀬書店」って漢字で書いちゃった方が良いよなぁ。


え、「為替書店」かも知れないって?



それに対してこのへんは正統派と言うべきなのか、
必要以上に気合い入り過ぎと言うべきなのか。



アウトドアスタイルな外国人観光客カップル、

はるばる富士山麓まで来てこの天気では不憫と思ったか
おばあさんがバナナあげてました。

しかも1度ならず2度までも。


果たして、ジャパニーズおもてなしマインドが通じると良いんですが。

それとも悪意あったりしないよね、おばあさん。




…ちなみにバナナは日本人の比喩でもあるそうですが。
(外見は黄色くて中身は白い)


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[error:0355] おまけの1日(前編)

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青春18きっぷが1日分余ったため、
利用期限である9月10日までに使ってしまおうと

富士山西麓・朝霧高原にでも行ってみる事にしました。


できるだけ時間を長く取りたかったのと、出勤ラッシュを避けるために
新横浜5時過ぎの始発(それでも熱海あたりから混んできた)で出発です。



とびだすと 体の中が とびだすぞ


本日のお伴はVOW。

電車の中だというのについグフグフと不気味な笑みがこぼれてしまうので
なかなか危険なアイテムではあります。



とりあえず富士宮に到着しましたが、夜が明けてみれば…

思い切り雨じゃねぇか!

富士山の見える高原どころじゃねぇぜ!!



幾らなんでも無理がありすぎるんじゃないか。

俺だったら「ア・フュー・グッド麺」とか
「麺・イン・ブラック」とかにするかな。 え、大差ない?


なんだか自分までVOWっぽいノリになっちゃってるけど。



せめてコンビニでビニール傘でも仕入れないとどうしようもないな。
ついでに腹も減ったぞ。


でもコンビニもマックもドトールも何も見当たらない。

もうどっか別の駅行くべきかも知れないけど、今更思い付かないしなぁ。



駅からちょっと歩いて、やっとコンビニだけは見つけましたが。

富士宮はいつから名古屋弁になったんだ?



この天気で高原に行ってもあまりご利益はなさそう。

日本の滝百選・白糸の滝を目指してバスに乗り込みましょう。


しかし珍しい座席配置のバスですな。



とりあえずこの辺のバス停で降りればいいんだろか?


畑の横に「曽我の隠れ岩」なるものがありますが。

「曽我兄弟の仇討ち」の話に登場する密談の舞台、だそうです。



隠れ岩、ってこれの事ですかね?

どうせなら喫茶店でも開いて

「曽我兄弟の密談カフェ」とでも名付けるとか。

ダメかな。 しかも暗殺の密談とかだし。



雨ということもあってか、さすがに滝に近い川は水量豊富。

じっと見ていると無我の境地に入れそうですよ。



幾ら開店時間前であるとしても

ものすごく疲弊してそうな土産物屋アーケード街を抜けますと、

まずは先ほどの川の下流に「音止めの滝」というのが見えてきます。



規模は負けますが、黒部ダムの放水にも似た迫力があります。
猛烈な水煙が、見事な秘境感を醸し出しています。

例の密談のとき、不思議と滝の音が止んだという伝説があるそうですよ。


左右両脇にも小さな滝があるのが面白いですね。


滝壺(道らしきものがありますがシブキが土砂降り状態)には降りられないようですが

岸辺に流木などがプカプカと流し寄せられていて、
何か ”自然そのままのパワー” を感じさせます。



滝は浸食力が強いので、自らどんどん後ろに削れていくはずですが、
むしろ出っ張ったジャンプ台みたいなのから落ちてるように見えますね?


まさかあれ工事して取り付けたんだろうか?信じがたい。



下流方向はまた、中国の廬山あたりを彷彿とさせる幽玄の秘境ですね。

それでは続いて、すぐ隣の川にある「白糸の滝」のほうに移動しましょう。



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