2011年4月28日木曜日

[error:0489] ♪ここは関宿、大利根川に

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♪イタ公のイタロ(イタリア人の人名)、とか歌ってしまうと確実に怒られますね。


今日はなぜか仕事が休みだったので、
買い出しついでに家族で関宿へなど寄ってみました。



4月なのに暑いぐらいの好天なのですが
なんか入道雲っぽいの出てるなー、と思ったら、



野田あたりで突如大粒の雷雨に襲われビックリです。
確かにウチは家族で外出なんて珍しいのですが。

ちなみに、ちょっとワイパーをダイナミックに演出してみました。



幸い、野田を過ぎるとまたすぐ青空に。

千葉県の最北端、鉄道もなければ道路も一本道の関宿町。
おそらくそのランドマーク?であろう関宿城が見えてきましたよ。


いや実際の関宿城跡は今はもう江戸川の川原で、
近い場所に造った模造天守閣ってだけですけどね。

だいたい関宿城ごときがあんなに立派だったはずがありませんし。



関宿は江戸川と利根川の分岐点。
まずは江戸川側の長い橋を渡りますと、



一応このような、爽やかな河川敷風景が待っています。

対岸は実はまだ中州で、埼玉県はその向こう。



江戸川にこんな迫力ある水門があるとは知りませんでした。

でももともと江戸川自体が利根川の水量を減らす洪水対策の
排水路みたいなモンですので、このような施設があるのも納得です。



周辺を少々ウロつきますと大きな治水記念碑とか、

さらに奥に少し見えているのは、



なぜか廃物レールで組み上げられた藤棚です。

本来ならフジもそろそろ見頃近いはずなのですが、
肝心の樹が古いのか切られてしまっているのか、非常にワビサビな状態。



何やら横浜の汽車道みたいなのがあるぞと思ったら、
昔架かっていた橋の一部のようです。

木と金属の組み合わさった、和洋折衷な一品です。
というか板張りなんだから歩道橋なんだろうけど、それにしては立派ですね。



薄紫色が珍しい琉球ツツジ。

いや今日はツツジが目的じゃないんだった。
せっかくだから城にも行ってみよう。



城付近の高台から見下ろす関宿は、田んぼだらけの大関東平野。

ちょうど田植えの時期で、トラクターやら何やらがあちこち出動中ですね。

左下の鯉のぼりも、判りますでしょうか。


そのトラクターが1本しかない幹線道路の渋滞原因になっている光景も見られますが。



何に使っているのか良く判らないけど、城にパラボラは似合いません。



ありゃ。まだ4時過ぎだというのに、
すでに閉館直前で入場締め切ってます。

さすが交通案内が「東武野田線川間駅からバスで25分」なんて
書いてあるような立地だけの事はあります。



ちょっと横に回ってみれば、セコムしてありそうなお城。



でも、渡り廊下の下になんとなく転がしてある平底ボートが
河川交通文化っぽいです。

輪中地域だと民家の軒の上でしたね。



一応庭園的な区画もありますが、



すぐ裏の公園の方が、
妙な動物オブジェが大量に転がってたりして面白いかも。



ウサギ、カメ、パンダ、カバ……、それにゴリラが非常に渋いです。

なお、影のうちの1つは私です。



あそこの取水塔っぽい建物の辺りが江戸川・利根川の分岐点、
かつ千葉県の最北端だと思うんですが、


(実はちょっとだけ茨城県が分岐の内側に食い込んでますが、昔は全部「下総」でした)

残念ながら道が無く、行くのはちょっと困難そうです。


その先はもう、すぐ古河あたり。渡良瀬遊水池が近いです。

左の山は筑波山ではなく、
はるか群馬・栃木辺りの山が見えてるんだと思います。

「関東平野の中心で愛を叫ぶ大声コンテスト」とか開催できそうです。





ついでにマンホールもお城。しかもカラー。

お城がシンボル、というより他に何も無い感が強いですが。

小田原あたりならともかく、なにぶん関宿城じゃマイナーだからなぁ。



そういえば千葉県印旛郡の臼井(うすい)町に行ったら
「うすい うすい(臼井 雨水)」とか書いてあるかなぁ、と一瞬思いましたが

あそこはもう佐倉市に合併されているんだったっけ。



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2011年4月26日火曜日

[error:0488] My浜ビーチ


「マイアミビーチ」にあやかって命名されたらしい舞浜ですが、
昼休みが暇で仕方ないので、実際にすぐそこの海に出てみました。

液状化のせいもあってか砂埃混じりの風が少々厄介な以外は、
非常に気持ちの良いプライベート空間であります。



ちなみに今の現場、昼休みが1時から2時と、
普通の職場と時差昼休みになっているのが個人的に英断と思います。

問題はオニギリでも食べる以外する事がないのと
(他に小休止時間が数回あるので、むしろその回数が多い方が有難い)、

バス停2個半ほど歩いてやっとコンビニが1軒あるだけだって点ですが。



船も通りますが、羽田に着陸間際と思われる飛行機が
本当に入れ替わり立ち替わり現れます。というかほぼ常時何か飛んでます。

空はこんなに広いですが、改めて東京湾上空の過密さを実感しますね。



正面は、たぶんお台場あたりに建設中だという大きな橋でしょうか?

あれでどこまで完成なのか不明ですが、なかなか個性的な形状です。
あれもいずれ観に行ってみたい。



右はディズニーランド(ディズニーシー)方面。

良く判りませんが、たぶんあの船も山もアトラクションですね。

噂では係の人に「いつ出航するんですか?」と聞くと
「ちょうど今日です、運がいいですね」と返って来るとか…


沈むタイタニックから制限時間内に脱出するアトラクション
…というのは全く勝手な想像です。

あとはあの中が実は命懸けのカジノだとか。



そのちょっと右、考えてみれば不思議でもないのですが、
千葉の海…というかヨーロッパ風セットの向こうにスカイツリーが見えると
少し意外な気分です。

あと、あのスカイツリーが富士山の6分の1もあるというのが、
何度見ても実感できません。



さて、日光浴びたらまた棚の奥で働くか…

派遣バイトに来てまで連日残業とは、
やはりそういう星の下の生まれなのかなぁ。



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2011年4月24日日曜日

[error:0487] ツツジにこだわる


明日からしばらく舞浜のお仕事も忙しくなりそうなので
今のうちにリフレッシュしておこうと思い、

ツツジまつり開催中との情報を聞きつけて
野田市は清水公園なる所にやって来ました。


野田はキッコーマン醤油工場で有名な街ですが
右の看板を読む限り、この公園までもキッコーマンに支配されていた模様です。

亀甲男、恐るべし。



ちなみに駅(東武野田線清水公園駅)はひどく寒々しく、



駅前には「まちづくり」と題しながらもお手上げ状態な像とか、



「ようこそ」と題しながらも両手で顔を覆い
かの不気味な「かごめかごめ」の歌を歌っている像とか

ちょっとアレな気がするんですが、



公園自体は広大な森林と野原がリフレッシングな、なかなか良い所です。



(有料のものが多いようですが)アスレチック施設も豊富なので
お子様も大満足。



さて肝心のツツジまつりはどこなんだろう。



どうもここから先が、最も花の密集しているエリアのようです。

公園の一部なのに、まさか入場料が780円も掛かるとは予想外でしたが、
せっかくなので入ってみる事にしましょう。

おのれ亀甲男め、足元身おって。



只今、園のイチオシはチューリップ。



チューリップって、こんなデカかったっけ? と少し驚きました。

花びらも肉厚で、まるでピーマンみたいです。



どんな世界にも、流行外れの変わり者というのは居るものです。



こちらは水生植物ゾーン。

個人的には土手のシバザクラに眼を引かれます。あと巨大な灯籠も。


時折、真紅や薄紫のシバザクラにカラスが潜り込む事があり
ひどく場違いに見えますが、

実は公園の周囲も暴走族がやかましかったりします。

「キッコーマン」が現れて退治してくれたりしないモンでしょうか。



田舎の田んぼを模したようなイメージでしょうか。

それともじき、菖蒲とかが岸辺を埋めるのかな。



ハスゾーンも夏まで待たなくとももうじき、
カエルとかが出てくると風情アップでしょう。

木の歩道がちょっとしなるのが怖いです。



ボタン・シャクヤクゾーンは、まだ少し早いようでした。

「立てばシャクヤク座ればボタン」と言うのが、

なぜそれらを選んだのか理解できるほど花に詳しくないのが残念です。


奥に少し見えている赤いのは、茶店の外ベンチ(と言うのか何と言うのか)。



私はそうではないので判らないのですが、やはりこういう植物園的な場所は
花粉症の人には厳しかったりするんでしょうか。




問題のツツジはと言うと一応あったんですが、こんなモンで終わりなのかなぁ?

どうしたツツジまつり。館林あたりはもっと本格的だった、というか
この程度ならそこら辺の街路樹でも見られるぞ。



で、諦めて有料ゾーンを出てプラプラしてたら
もしやココか、ツツジゾーン?

別に有料ゾーンに入る必要はなかったってオチ?

いやあれはあれで楽しめはしたけどさ。



御丁寧にツツジ用展望台まであるじゃないか!


そういえばツツジが売りの箱根の「山のホテル」、また行きたくなったなー。
というか行ったのは冬だったんですが、暖炉や露天風呂が良い感じでした。

たまにそのホテルを初め、過去行ったあちこちからハガキが来るんですが
そこにまでいちいち住所変更の連絡してないので、
私が元居たマンションに新しく入居した人は
あちこちから色々届いて面倒かも知れません。

それとも、それもまた広告戦略の一環なのか。



街路樹の植え込みのように四角く押し込まれていない、
自由な姿のツツジというのも良いものです。

この付近に足湯でも欲しいですね。





なお清水公園にすぐ隣接して、大きな運動公園もあります。

野球場など、ちょうど桜の花びらが舞っていて良い感じ。

わざわざストライクカウントが点灯する草野球試合ってのも勿体ないと言うか、
4回で終わりってのがねぇ。




ついでに柏で安い床屋見つけたので寄ったんですが、

もらったチラシのデザインセンスが
どうみても風俗店なのが頂けません。



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2011年4月22日金曜日

[error:0486] 驚異のスーパーアドベンチャー


舞浜3日目。

ひどく混雑する武蔵野線ですが、
先頭車両の端っこ(運転席裏)へ入ってしまえば比較的楽と判りました。


せっかくだから250円のモノレール(ディズニーリゾートライン)にも乗って
ディズニーリゾート1周したつもりツアー
とかやってみようか。

1周13分だそうだから、ちょっと早く来れば出勤前にできない事もない?



舞浜(やけにヤシの樹が多いと思ったら「マイアミビーチ」が語源らしい)駅の
コインロッカールームを見ていると、

「デゼニランド」

という古ーーいパソコンゲームを思い出します。
園内から「三月磨臼(みつきまうす)」という宝物を盗み出すのが目的です。


1983年、当時4800円。発売元はなんとハドソン。

同じ年に、かの光栄(コーエー)までもが
「団地妻の誘惑」とか発売してたりもします。



コインロッカーがどうしたかと言うと、そのデゼニランド最初の関門が

文無しなので入場券が買えない

という点でして、解決方法はと言うと

空き缶の下から見つかる鍵でロッカーをこじ開けて金を盗みます。


なぜそんなところにロッカーキーが、とか
なぜ金をロッカーに残しておくのか、とか突っ込んでいてはラチが開きません。

なにしろその先、
アトラクションの見学コースを外れて舞台裏の壁を叩き壊したり
お化け屋敷のコウモリを捕まえて生き血を絞ったり、そんなですからねぇ。



チケット売り場付近にバス乗り場もありますがゲーム上全く意味はなく、
バスに乗ってしまうと家へ帰ってしまいゲームオーバーになります。

文無しなのに乗れるというのは、無料送迎バスだったんでしょうか。

ちなみに舞台は舞浜ではなく「千葉県の宿敵・埼玉県」という設定です。


英語コマンド入力方式だったため、どちらかと言うと
「ここで何をすべきか」よりも「何と打ったら判ってもらえるか」で悩む、
困ったアドベンチャーゲームでした。



最後はなぜかヘリを勝手に動かして脱出しますが、
今日もちょうど遊覧ヘリらしきものが倉庫近くのヘリ会社に着陸していました。

聞くところによると大人の事情
あまりディズニーランドに接近して飛んではいけないそうです。



これが実物です。

「驚異のスーパーアドベンチャー デゼニランド MSXカセット版」。



「アドベンチャーもBASICからマシン語の時代へ」とか何とか書いてありますが、

それどころかゲームがCD・DVDでもフロッピーディスクでもなく
カセットテープに収録されて売られていた時代です。

現代人から見ますと別の意味で驚異です。


テープ方式のセーブ・ロードというのは、遅い事は言うに及ばず、

少々雑音が入っただけでセーブ・ロード失敗も多発しましたし
成功したかどうかの確認すらできない有様で、
パソコン少年たちは毎回何分間も神に祈り続けたものです。


ハードディスクなんてものは存在しませんし、
パソコンの電源落とすのはコンセント引っこ抜きでOKでした。


その後プログラマーに就職したとき、かつてのパソコン経験が
かえって混乱の元となった事は言うまでもありません。



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