2011年10月30日日曜日

[error:0554] 突撃!となりの愕怨祭

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これまで行った事はなかったのですが
日本橋学館大学の学園祭を覗いてみようかと、柏にやってきております。



奇遇にも、駅前もまたお祭り状態でした。

こちらのゆるキャラは「さかサイ」らしいです。

※逆井(さかさい)という、柏市内の地区名があります。



駅からざっと1kmほど歩いたでしょうか、すでに手賀沼も近い辺りに目標発見。

NHKでこんな感じのロゴマーク、使ってませんでしたっけ?
もしくは金八先生の「人という字は人と人が支えあって云々」的な。


この日本橋学館、最近週刊誌やインターネットなどで

「アルファベットの読み方から教えてたりとか、授業内容がアレすぎる」

と話題になっているそうです。


その件に関して、先日の偽大槻ケンヂ(デザイン塾の同級生)がこちらの出身で、

「それもまた必要な事なんですYOー!
だいたい、全部のクラスがそうなんじゃないんですYOー!」

と憤慨してました。



とりあえず、ポスターはなかなかハイレベルな出来だと思いますよ。

楽しんでないとイタズラされるそうですけど。


隣の声優さんがお見えになるというのが今年の目玉なようですが、
実はすでに学園祭終了1時間前を切っているからムリっぽいですね。

だからいつももっと早く起きろと。



日本橋学館もその名の通り東京都中央区の老舗女学校・
日本橋女学館から派生した大学だそうですが、

隣の「東京都中央区立柏学園」というのも少し気になります。

中央区立、ってことは公立なんだよね?


松戸市の「都立八柱霊園」みたいなもんでしょうか。
浦安市の「東京ディズニーランド」とか。あれは違うか。



ともかく到着しました。


そこはかとなく銀杏の匂いが、秋らしいです。



そんなに規模は大きくないですね。たぶん1学年100人ぐらいじゃないかな。

そうすると在学生や警備員が割と顔見知りだったりするだろうから、

ハロウィン風ポスターに対抗して落ち武者ルックとかで
来てみないで正解だったぽいです。



お腹はすいてなかったので、露店はスルーして校舎に入ってみましょう。


やっぱり、ほとんどの企画はもう終わって、片付けタイム突入中みたいですね。

どうやら軽音のライブが、まだ何とか間に合いそうかな。
しかし307教室とか言われてもどこだか判らないぞ。3階を探せばいいの?



私立らしい、高級感のある窓辺に、ハロウィン飾り的なみなさん。


スローガンは「質実穏健」。個人的になかなか気に入りました。



巨大なクモが、電気コードに引っ掛かってお亡くなりでした。



神サマ、来週休講かどうか教えてください♥


利便性への取り組みは評価できますが、若干後ろ向きと言うか何と言うか。



ゴルゴドロウワーな私としては、
もうちょっとハイレベルなのを横に描きたくなる衝動に駆られます。



どういう関連なのか「高橋ゼミ」と「陸上部」のコラボで、

新米やらプロテインやら携帯酸素ボンベやら
販売しているそうです。

お米も大学で買う時代になったのか。

さっき確か、学園祭実施要領みたいな貼り紙に
「米飯類の販売は禁止」って書いてあった気がしますが。


そして酸素はともかくプロテインって、健康に良い物だったのか。
むしろ体に必要以上の負担を強いるものな気が。



いやー、やはり若いエネルギーと自由なる風こそが大学ですな。

しかし誰も居ない廊下というのは、夜でなくとも廃墟感とか迷宮感を感じます。

この先に軽音のライブがあるとは思いがたく
なってきましたが、せっかくなのでこのままウロついてみます。



なにげにトイレのドアがカッコいいです。教室のドアはごく平凡。



いつのまにか軽音どころか
3Dゲーム洋館風のエリアに迷い込んでいる気がします。


どうして大学の廊下の行き止まりに丸い姿見が置いてあるんだ?

ちなみに、あとで偽大槻ケンヂ氏に聞いたところ
学長室兼・件のゲスト声優さんの控室だったそうです。



やっと3階に行ける階段を発見しました。



私は学生ではありませんが、

さっきのエリアで手に入れたアイテムがないと ダメだよね、きっと。


というか絶対ココじゃないよね。



結局、正解は隣の建物の1階でした。

判るわけねぇぜ!



しかも本当にココで良いのか不安になります。

近くからくぐもった音はしてるんだけど。

こんな感じで女子更衣室だったりした事が、中学時代実際にあるからなぁ…。



運試し的に入ってみると、ライブ存在。 ついでに都合良く、ケンヂ氏もおいででした。

一応ゴールって事でいいのかなコレは。


昼までは野外ステージで演奏していたのが、小雨模様になってきたせいか
狭い教室にムリヤリ移動して来たようです。

暑いし、聴衆はわずかしか入れないし、音響上も色々想定外なのでしょうが
(良くある事ですがドラムが大き過ぎでボーカルが小さすぎ)、代わりにアングラ感が増加。



そしてここで、お時間の方もちょうど閉店時刻となりました。

どうせなら48時間ぶっ通しぐらいで、
「飛び入り自由カラオケマラソン」とか開催すれば面白いんじゃないかと。

というかウチの大学で当時実際やってた希ガス。




おまけ : 税に関する書道作品。


「税金泥棒」とかはないのかな。


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2011年10月28日金曜日

[error:0553] オレ流ハロウィン工作!(装着編)

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やって参りました仮装当日。



かさばるので輸送が大変めんどいです。

ちょっと風が吹くとあおられます。



それでは実際に装着して見ましょう。シャキーン!


提灯も100円ショップアイテム。
この明るさでは判りませんが、LED球入りでゆらゆら光ります。



横から見たところ。



人を襲っているところ。



切腹。



クラスの約半数と(隣の人が寝袋持参で寝ているのも自称・仮装の一部らしい)
講師の先生もダンボール工作品で仮装授業中。

サイズがちょっと大きかったのと、
シンナー臭いのがやっぱり失敗点だそうです。

およそ教室と名の付く所がシンナー臭くていいんだろか?


なお私は胴体の丈がちょっと長いせいで、腕が動かしづらいです。

結局、実際の鎧武者みたいに背筋を伸ばして
両脚の付け根を手で支えたような姿勢が一番楽だと判りました。

あと、暑いです。 さらにトイレも細心の注意を要します。



着脱が面倒なので休み時間に表にも出られなのですが

夕方、灯りのない階段ホールに佇んでみました。




左の大槻ケンヂっぽい女装の男性(自称クレオパトラ)とか、
血まみれレディーガガ風の女性とか、数人集まって深夜打ち上げ。

状況が状況なので、どうしてもホモ話ネタとかで盛り上がります。


試しに金髪カツラ+サングラスを借りてみたところ、前衛音楽家っぽい感じに。



なおTシャツは別府地獄温泉の有名土産、「毎日が地獄です」。




始発で帰宅。

商店街のハロウィン企画告知も、それなりに気合い入ったDIYであります。


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2011年10月27日木曜日

[error:0552] オレ流ハロウィン工作!(装備品編)

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ハロウィン工作の続き。


やはり紙工作でもっともっと精巧な鎧を自作して

歴史祭りの武者行列なんかに参加する人々というのも存在しますが、

製作期間や予算の差をさっぴいて考えても、あれはすごいですよねぇ。



さて前回は本体部分を作りましたが、これだけではまだまだ不足です。

とりあえず、鎧と来たからには兜も欲しいですよね。

しかし厚紙でヘルメットの曲面を作るのは困難を極めるので、



ベース部分は折り紙という暴挙。

しかも厚紙なし・ラッピングなし。
折り方、超適当。

思考錯誤の末の到達点なので、もう一度同じの作れと言われてもムリです。

大きさもちょっと小さいですし。


ま、武将の兜なんて「戦場にいかに目立つか」重視ですから、
ちょっとやそっと奇抜な形状でも無問題である点が救いです。



それではいよいよ金紙さんにお出まし願いましょう。

厚紙が足りなくなったので、家にあった学校用工作用紙に貼って使います。



とりあえずテキトーに切ってゴテゴテと貼ります。

完全に解説放棄してますね。だって説明しろと言われても難しいんだもん。



武将の兜には良く仏像とか六文銭とか、要するに

「死ぬ覚悟は出来てるぜオラァ!」

的な前立て飾りが付いているものなので、

とりあえずアストロ球団を見習って位牌っぽい何かでも立ててみました。

字が毛筆じゃなくマジックなのが少々残念な感じではありますが。


戒名は「蜘蛛巣院戯画倍賭大居士
(くものすいんギガバイトだいこじ)」。

Web、コンピューター、デザイン(お絵描き)、妖怪、刹那的ライフスタイル、
あと一応武将なので「大居士」ぐらいのレベルは欲しいだろう…

という辺りをモチーフに考えてみました。


自分ではなかなか気に入っていますが、
実際は長いし「大居士」だし、値段高いだろうな。

というか認められるのかコレ?



続いては武士の魂! 刀であります。


本当は落ち武者らしく胴体に矢を何本か突き刺したかったので
100円ショップ四十八手(勝手に命名)のひとつ・
園芸用支柱3本セットなど仕入れたのですが、

矢の後端に付ける羽根が見つからず、断念しておりました。


まずはその支柱を束ねて、刀の芯材として流用したいと思います。



工作用紙で刃を付けます。断面が薄い三角形になる感じで。



兜の金に続いて、銀色の紙投入。表面をコーティングします。

ボンドでは接着力に不安があり、セロテープだとどうしてもチャチですが、
なぜか家に転がっていた銀色テープがここで活躍しました。



柄の部分には毛糸を巻いておくと、リアリティ&持ち易さがアップするでしょう。

なお、念のためその下に黒い紙を巻いてもあります。



せっかくなので、金紙の残りで軽くツバ部品も。



日本刀としては、反っていない事と短い事(刃渡り50cmぐらい)が弱点ながら、
なかなかの仕上がりに。



電灯に向けてみると充分に輝きます。この銀紙は良い買い物でした。



オプションで旗指物なども用意すると良いでしょう。


棒きれと割り箸を繋いでL字型にしたものに、
なんとなく侍テイストなノレン飾りなどを付けてやればOKです。

100円ショップアイテムながら、外国人用のお土産に喜ばれそうな一品。

実際は馬上で刀を振るっても届くわけがなく、槍を使うモンですけどね。


なお割り箸の袋は胴体内側に固定して、旗指物を差し込む支えに使えます。



いよいよ最後の仕上げ!

血糊をベッタリと吹き付けて、落ち武者感アップ作戦であります。

赤と茶色の缶スプレーを混ぜて使えば何とかなるでしょう。



発砲系プラスチック


思い切り誤植されている100円ショップアイテムもアイテムですが、
ひと目でそれを見抜いてしまう私もどうかしてるかも知れません。



ちょっと勿体ないですが。白銀の輝く刃に、噴射!

ついでに先程の旗指物もわざと下に敷いて、適度に汚したいと思います。


アクリル塗料の粘性は丁度良い感じですが(光沢ありタイプなのが惜しい)、

ガスが強すぎ&粒子が細かすぎて「血しぶき」的にはならないので
至近距離から小分けに多めの量を吹きつけ、重力で垂れさすのが良いかと。



同じく、兜にも適量の血糊を。



本体にも。

やり過ぎるとかえって訳が判らなくなると思われますので、あくまで適量で。



なかなか良い感じに滴っています。


すでに落ち武者が平家物語集会のひとつも開いてそうな丑三つ時ですが、
乾くまで布団を展開できません。

というか部屋が大変シンナー臭いです。

かといってこんなもの、表で造ってたら怪しまれますが。

ただでさえ怪しげな37歳無職独身男が実家に出戻っている状態だというのに。


換気には充分注意してくれよな!お兄さんとの約束だ!



勢揃いした我が精鋭たち。じゃーん。


実際に着用した様子は、本番当日後またアップしたいと思います。



ふー、ひと仕事終えた疲れがしますね。

でも今タバコ吸ったら引火するかなぁ?


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