2012年7月23日月曜日

[error:0609] 血栓・第三新東京市(旅館編)


宿泊は箱根の東斜面、急坂地帯の強羅地区であります。

犬の散歩も大変そうですが駐車場も傾いててめんどい。



この旅館がそうですな。

普通に泊まると2食付き15000円前後、
今回は割引券で家族3人のうち1人無料になります。



そもそも周りが別荘地ですし、ハードウェア的な雰囲気は悪くないのですが…、
全国の宿を渡り歩いた私からすれば殿様商売過ぎると言わざるを得ません。

主に運用上、色んな点で ”気が利いていない”。

ごく一例を挙げれば、朝晩とも食事時間が選べないとか、
まるで客の立場に立ってません。

高い割に、全国レベルでは通用しない内容でしょう。




離れの個室風呂はウリのひとつですが
1グループ全員まとまって1度しか使えないため、
脱衣所といい浴槽といい、1度に3人では狭くて仕方ありません。


シャンプー・石鹸類も使えないので「到着後に体を洗う」には不向きで、
「夜中にちょっと涼むためのもの」と考えたほうがいいでしょう。

(せめてフロントでその辺アドバイスしてくれればいいのに。)



ちなみにお湯は匂いがせず、浴槽に析出物も付いておらず、
あまり濃い温泉ではないのかも知れません。

むしろ外からたまに硫黄の匂いが漂ってきます。




足湯もありますが、到着後に「午後2時~6時までしか使えない」と言われたら
連泊者以外には実質存在しないも同然です。

そもそもがチェックイン3時~じゃなかったっけ?

しかもすぐ隣に16:00とかって張ってあるのは全くイミフ。



テレビ番組表の用紙に観光案内コーナーを入れておくのは
アイディアと言えばアイディアですが、

字が重なって読みづらいです。

だいたい観光施設の場所も営業時間も載ってないでは無意味なので、
観光紹介をやるならやるで、紙1枚丸々使って本気で書くべきでしょう。


他にも挙げればキリがないですが、まぁこんな感じであれこれ気が利かない。



安いビジネスホテルならまだしも、旅館や高級ホテルには ”もてなしの心”、
すなわち「その客・その瞬間のニーズを先読みする技術」が必要です。

客の先手を取れれば客は感動し、客に言われて初めて対応できれば普通、
客の方が宿の都合に合わせろなんてのは落第であります。



これは売店コーナー。

獺祭(だっさい、山口の地酒)のしかもスパークリングなんて物があるとは
予想外。しかし300ml瓶に1680円も出す気はしません。



長崎辺りの坂道にたまに設置されてるプライベートリフトを思い出しますな。


そもそも箱根・強羅自体が足腰の弱い人には来にくい場所なのにも関わらず
風呂行きの階段に障害者・高齢者用リフトが付いているのは感心しますが…、

部屋の電灯スイッチが入口ドア脇にしかなくて寝る時不便とか、
もっとニーズの多そうな改善点も多数あるんですよねぇ。



まさか部屋のテーブルに板橋区役所なる文言を見るとは予想外。

払い下げ品なのかな。



(ただでさえ昼食が遅かったのに)夕食が早すぎるせいで
酒でも飲んで寝るしかやる事がなくなってしまいましたが、

家族旅行の時は毎度ながら
両親のイビキがうるさくて全く眠れません。やれやれだぜ。








翌日は「ガラスの森美術館」に行ってみました。
ただでさえ1300円もするのに駐車場300円というのが嫌らしい。

展示品も悪くないけど、むしろ庭や建物自体のほうが面白いかな。

ワイングラスに量違いの水入れたので演奏するイタリア人バンド、
なんてのも時々出てたみたいです。



あと、高級そうなオープンカフェからイタリアンな音楽が流れてくると思ったら、
良く聴くと「朝日のあたる家」をアレンジしたやつっぽかったです。

あれは優雅なカフェなんぞとは対極に位置する内容の曲じゃないんですか?



箱根はいまだアジサイも楽しめます。



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[error:0608] 血栓・第三新東京市(道中編)


新聞屋からもらった旅館割引券で、ちょっくら箱根してきますよー。



ひとまず昼食はこちら、小田原漁港で。



ポツポツ見えるサーファーらしき人々には余計かも知れませんが、
奥の船は消波ブロックか何か沈めてるみたいです。

川に飛び込む元気な子供も居ました。

真夏に向けて微妙な暑さといったところですが、山の上は涼しいでしょう。



小田原漁港には寿司屋を始め、飲食店が多数揃っていますが、



今回は「小田原さかなセンター」という、
イートインスペース付きの小規模な魚市場を選んでみました。

弱点は雨に弱そうなあたりでしょうか。



1テーブル千円で焼き台を利用できます。

ガス台使ってるのでなにぶん暑いですが、食材は安くておいしい。
ハマグリが300円ぐらいだったから、通常の半値ぐらいのイメージかなぁ。

代わりに飲み物でお金使っちゃうけど。




個人的にはこちらの生シラス300円が最大のヒット。



漁港のネコってのも、きっといいモン食ってんだろうなー。



まるで意味なさそうな雨どい。

屋根の架け替え中だとでも考えるしかない?



さていよいよ箱根に向かいますが、カーナビはなぜか
大幅に遠回りして湯河原経由で行けと申しております。渋滞とか?

湯河原も結構シャッター通りなんだなぁ。



苔むした山道を延々クネクネと登っていると、
車用のロープウェイなんてのは作れないんだろうか
などとどうでもいいことが頭に浮かんでまいります。



箱根駅伝の終点標を越えて遊覧船駐車場に入りますと、



芦ノ湖。残念ながらガスってますね。



ボートに立って釣る、熟練者っぽい方々。



謎の犬小屋オンザウォーター。

カモの巣箱か何かなんだろうか?


とはいえ芦ノ湖はオマケ。
宿も全然明後日の場所ですし、実は土産物が目的なんですよね。



駐車場の隣ぐらいにひっそりと建つ、芦ノ湖の漁協的なもの。



平日とはいえ全く商売っ気がなさそうな様子ですが、
インターホンで呼ぶと親切なお兄さんが出て来てくれます。



はるばる買いに来たのはこちら、ニジマス燻製。

若干値は張りますが、超うまいです。

もう少し小さいサイズのも用意して、遊覧船待合所ででも大々的に売れば
かなり儲かりそうに思うんだけどなぁ。



酒屋で日本酒も買いましたが、
どう見てもラベルがカラーコピーなのが残念です。


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2012年7月20日金曜日

[error:0607] 内憂外環?

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昨日より10度ぐらい涼しいので、ひさびさに歩きたいと思います!

とりあえず、外環道に沿って草加ぐらいまで行ってみようかな。


梅雨明け発表があったばかりなのにどう考えても
オホーツク気団の勢力下ですよね、この憂いに満ちた空気は。



まだ午前11時ぐらいなのに下校中の中学生がゾロゾロ居ると言うのは、
今日がすでに終業式である事を意味します。

つい前の記事は夏至だったはずなのに、月日は早いものです。

つーか放置過ぎです。



雨降りそうに見えますが、天気予報によると降るのは夕方6時だそうです。

信用ならないのは判っている、というか既にごくわずか小雨来てますが
傘は邪魔になるので、ここは構わず突進で。




落ち武者さんから盆踊りのお知らせ。



そういえば片桐ハイリは元気でしょうか。





まずは江戸川を渡って埼玉県に入ります。

しかしこんな川っぺリの、橋とラブホテルに挟まれた非日常の空間に、
なぜこんな半鐘が鎮座しているのか不思議です。

おまけにアナログテレビアンテナまで付いてる点に関してもよく判りません。



小さい夏見つけた。



まもなく外環三郷南インター付近。


外環やらTXやらが通って、三郷近辺も昔とだいぶ様変わりしたものです。

昔家庭教師に行った、中学3年で原子・分子の概念を全く知らなかった子は
今どうしているだろう?それどころか分数の計算も怪しかった気がする。
ちなみに先生は今無職です。


まるでイオンモールか何かみたいな超巨大ダイソーも、
かねがね気になっているところです。

それこそ野菜や魚ぐらいあるんじゃなかろうか。



超薄型な建物。


会社(町工場っぽい)の事務所みたいです。

民家と変わらない程度のわずかな庭に
「猛犬放し飼い注意」って書いてありますが、小屋がどれかさえ判りません。



風景はずーっとこんな感じで単調ではありますが、
高架道路といえども結構上下にぐにゃぐにゃ曲がってるんだなぁ。

ただの薄い壁とはいえ、まだ新しいせいか、
新幹線駅とか空港のような巨大施設感も感じます。



川岸に残されたヘルメット(よーく見ると初心者マーク入り)が気になる。



施設好きの人なら美しく見える? ちょっと昇ってみたい階段。



何十匹もの蛇が絡み合っているかのような、ものすごい三郷ジャンクション。

どこまで行っても四方八方に高架が拡散する光景が続きます。

歩道が一本道じゃなかったら、たちまち方角判らなくなって迷うこと確実。



西友のでっかい倉庫です。

しかし、外壁のドアの意味が判りません。もしや喫煙所でしょうか。

それにしても各階に1つぐらいあるなら判るんですが。
というか各階に1つぐらいないと、火事の時困ったりしません?




これは川、ではなく公園の池。
実は噴水もあります(スプリンクラー程度の代物だけど)。


緑色の金籠はハクビシンか何か捕まえる罠かと思いましたが、
すぐ脇にいるカモさん用の巣みたいです。しかもちゃんとタマゴあります。
気に入ってもらえたようで何よりです。



拾おうかとも思いましたがやめました。



自動車修理工場の隅っこ。

かなり旧式そうな車ですが、これは何かの記念碑的な物なんでしょうか。
それにしては扱いがぞんざいなような。



歩き始めから約4時間。そろそろ草加になります。

この壁画は松尾芭蕉だそうです(一応、奥の細道の通過点なので)。

俳句と言うより、長距離ハイクの先輩。



さて、東武伊勢崎線・新田駅がそろそろですが
電車賃の関係上、北に折れてもう数km、武蔵野線南越谷駅から帰ろうかな。



 01 SOUND ONLY  

いや、綴りが違うからソレ。



なら仕方ない。



も の す ご い お 屋 敷。

しかも割と新築っぽいです。


建設業者に何と言って注文したのか、
ホントにちょっとした殿様ぐらい出てきそうです。


2連装エアコン室外機だけが現代っぽいですが。




さて予想通りと言うべきか、まだ3時半なのにここで大雨になりズブ濡れです。
やはり安心の気象庁クオリティ。

でも、今さっき電車賃ケチらずに東武線乗るべきだったのかな…。



この辺ラーメン屋多いですが、わけても自己主張の多いラーメン店。

・がんばろう日本。その前に、俺。
・うちのハイボールは角だから。(ラ-メン屋でハイボール?)
・ピンクの自販機
・一見和風なようでいて、「える豚」ってのは英国のサーなあの御方?


とはいえ歩いてると非常にラーメンなど間食したくなるのは確かなんですが、
無職としては我慢しなければなりません。しかもカロリー高そうだし。

というわけで頑張って離脱します。



南越谷駅に到着しました。

祝・ロンドンオリンピック出場のノボリが出てますね。
水泳関係で2人ほど、この辺りの出身者が居るようです。





Shim


Mの前の「ン」はm、というのは確かなんですが
ハイフンで切られていてもやっぱりそうなのかな?


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