2011年3月30日水曜日

[error:0476] 神宮遥かなり


出版社の面接で、明治神宮前になぞ来ております。

ホントは昨日だったのに、
開始2時間前に変更の電話寄越されるような扱いですが。


松戸から地下鉄千代田線1本ながら50分、恐るべき朝の混雑を考えれば、
もし仮に受かったとして、早めに近場へ引っ越したいところですな。



しかしさすがラフォーレ原宿のそばだけあり
当然とっぽい高校生も多ければ、喫煙所のマナー広告もひと味違ってます。



そうかと思えば、ちょっと外れると
巣鴨にでも迷い込んだかと思われるような町内会掲示板。

というかハイクオリティな割に、趣旨と絵が全くマッチしていないのですが?


まぁ確かに明治神宮やら乃木神社やら、
明治時代の趣き残るエリアではあります。

いやさすがに本格的な明治時代人はもうほとんどいないか。



しかしすぐに街の様相は飲み屋街的になってきます。
明治神宮前から渋谷の中間地点、電力館前のガード下。



隣のこの避難所っぽい公園もすでに
ラフォーレやら神宮やらの名に似つかわしくありませんが、

とにかくその道路向かい、



どうもあの茶色いビルの9階らしい。


所々にイタリアンな意匠の見られるビルなのですが、
なぜか京都の家みたいに間口が狭いです。

ついでに面接そのものも数十倍の狭き門。
なにしろ机の置き場がもう無さそうだし。

去年の秋に募集した時なんか、1週間で170人ぐらい集まったそうです。


人と顔を合わせての会話は苦手なんだよなー。
知らない人に電話するよりはまだ、緊張はしないのですが。

元々ただでさえ朴訥な喋り方のうえに、
もう長いこと世捨て人暮らしだから思った通りに舌が回らなかったり。


…結果は来週来るそうですが(とりあえず「即不合格」ではないらしい)、
就職の試験は資格試験と違って、落ちてもそんなに悔しくはありません。

「君にはここは合わない」と最初から教えてもらえるようなものですからね。



ま、とりあえず終わったし、神宮近辺でも散歩して帰るか…



余計なお世話だよ。



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2011年3月28日月曜日

[error:0475] 「天は我々を見放した!」(←北大路欣也)


そろそろツクシンボも伸び盛りな春の時候でございますが(大ウソ)、



ここはあえて、極寒のヒマラヤ登山になど挑戦してみたいと思います。

もう10年ほども前に買ったPS1ゲーム(インターフェースが妙にパソコンっぽいけど)
ふと思い出して再プレイでありますよ。


ちなみに「座(くら)」とは山の事ですね。
神様仏様を「1柱2柱」と数えるように、山は「1座2座」と呼びます。



…登頂成功後、ベースキャンプに於いて雪崩による事故に遭遇し…


なにせ、いきなりデモ画面からしてこの悲壮感。

このゲームの精神を簡潔に表すなら、ともかく「山をナメるな」の一言です。



さて、なかなか凝った国際山岳連盟の登録用紙に
登山隊名と隊長名(あまり意味は無いけど)を入力するところからスタートです。


「新横浜三丁目ハイキングクラブ」とか

超ド素人集団っぽい名前にするのもオツですが、あれこれ考えた末、


100年ほど前、八甲田山で全滅した有名な部隊である
「青森第五連隊」とかにしてみました。

「神成文吉」というのは当時、部隊の現場指揮を執っていた将校の名前ですね。



結成まもない登山隊でありながら、
挑戦する山は 八甲田山 7000m級以上の高峰たち。

ベースキャンプがすでに富士山より高いものばかりなせいか、

ベースキャンプで寝てるだけで高山病になる隊員
とか多発するので困ってしまうのですが、まぁそんな困難はまだ序の口。



ロマンの陰には冷厳な現実も付き物。

まずは少ない予算とにらめっこしながら、
作戦日数(2~3ヶ月ぐらい)や物資の注文量を決めなくてはいけません。

逆に、食糧さえ保てば何ヶ月でも山ごもりして居られるのですが、
みんな仕事はどうしているんだろう。


ところでヒマラヤまでの往復費用、20人で32万円ってのが
非常に気になるんですが(荷物の送料より安い)、

いったいどんな手段で渡航してるんですか。密航?



ともかく、お山に到着しましたよ。

いきなり霧で何にも見えませんけども…。


ゲーム内容としてはどんな事をするのかと言いますと、


1人の勇者が危険を回避しながら一挙に山頂へ駆け上がるのではなく、

何個かの中継キャンプの間を集団作業で堅実に物資の上げ下ろしをし
予めお膳立てを整えたところで軽装のアタック隊を送り出す、
おそらく登山用語で言うところの「極地法」というもので、


大雑把に「ロジスティックス(兵站)のゲーム」、
つまり補給線を(上へ延ばしながら)維持管理するゲームと言えるでしょう。





このようにジワリジワリと
山頂への接近路(物資・人員の補給線でもある)を延ばしまして、



ついに登頂成功!



ご丁寧にも新聞に載った図まで再現されています。

スポーツ新聞だけど。





もちろん山には危険もいっぱいです。


特に落石や雪崩なんて、回避しようにもほとんどどうしようもありません。

運が悪いとベースキャンプ出発早々、
何もしないうちに全滅なんて事もあり得ます。


テントで寝ていたら暴風で丸ごと崖下へ、
なんてパターンもあります。

ひとたび山で寝たが最後、再び朝が来るとは限らないというお話ですな。



だいたい平均して、1登山で全隊員の3分の1ぐらい死にますが、
毎年そんな事をしている登山隊なんざ、国から解散命令出ないのかなぁ。


あと、長期に渡って余りの悪天候続きで、
外へ出られもしないうちに食糧が尽きて撤退ってのも情けないです。

どうしろと。



なお、撤退する時にはテントや物資などはすべて回収しないと
「山にゴミを残してきた」として叱られるという、実にこだわった山男仕様です。

ちなみに、雪崩にさらわれて見つからない死体などもゴミ扱い。

家に帰るまでが登山です!


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2011年3月25日金曜日

[error:0474] Watch the clocks !


使った事はないけど近所のクリーニング屋、どーん。


札幌出身者のお店だったりするんでしょうか、

有名な札幌時計台も実は、コレをもっと古くした程度の感じで、
観光シンボルの筆頭格ではあるものの、物件自体の実力には欠けます。


それよりこの店が問題なのは
肝心の時計が狂い過ぎという点です(本当はほぼ1時)。



放射能温泉です。

いま松戸で噂のセシウム混入水上等です。


ホームページなど見ますとどうも
ラドンとラジウムを混同していたりα線とα波(そりゃ脳波だ)を混同していたり、
スタッフの人々も放射線とは何なのか良く判っていない恐れがありますが、

ともかく昔、ここに行ったら親知らずの痛みが治った経験があります!




そして住宅と畑に囲まれてそびえ立つこの塔は
ゴミ処理場の煙突、高さ125m。

今日はとりあえずあそこを目指して散歩してみてます。


松戸のランドマークのひとつと言えますが、
今回接近してみて、この塔もまた時計塔である事に気付き、驚きました。
(中央やや下ぐらいに時計が付いてます。)

こちらは時間は正確だけど、
皆なかなか存在自体に気付かないんじゃないかな…。



焼却炉の熱で動いているらしい、
市民温水プール・風呂・ジム・体育館・小型図書館などの複合施設。

中央の吹き抜けホールなど、ものすごくスカスカな構造に見えるんですが、
耐震性とか大丈夫なんでしょうか。

しかしその広大なホールは温室か沖縄地方のような温暖多湿さで、
石油不足・計画停電何するものぞ、の勢いです。夏、暑過ぎないかは不明。


なお中は撮影禁止でしたが、それがなぜなのかは幾ら考えても判りません。



その奥、ゴミ処理場本体はこちらですが
入っても特に何もありませんでした。

どうせなら煙突を展望台にできないのかな。少なくとも階段あるのは確実だし。



横には静かな庭園。

ただ反対隣が学校の校庭なんですが、今日はすでに春休みで無人でした。



サクラのつぼみも開きかけていますね。




遠目に「なぜこんな遊歩道の奥にポストが?」と思ったら灰皿で、
しかも本来はシンガポールの制式型ゴミ箱のようです。

そういえば、ポイ捨てで数万円の罰金が掛かる国でしたね。

看板によると、国土が狭いのでゴミ処分場の確保が大変なんだそうです。




こちらはスウェーデン製。展示してあるだけで使用は不可。

街の地下自体がゴミ捨て場なんだそうで、
なんとなく安直なB級映画のネタに使い易そうな気がします。


この調子で世界各国のゴミ事情が展示されてるのかな、と思ったら
何とも半端な事に、この2つしか見当たりませんでした。



施設本体は立派なんだけど、あの辺のタンクから何か水漏れてるみたい。

変な水じゃないと良いんですが。一次冷却水とか。 ねぇよんなモン



そろそろ飽きてきたので、普段通らない道を通って駅方面へでも向かおう。


途中、沖縄ナンバーの車とか見掛けてビックリするの巻。



30年前、通ってた保育園です。

キリスト教系ですが保母さんらの早期教育虚しく、
最終的に立派な無神論者(ついでに無職無妻帯)に育ちました。


年中と年長のクラス名がそれぞれ「ゆり組」と「ばら組」だったのですが、
これはもしや特別な意味のある名前だったのでしょうか。

異性との姦淫云々とか
汝の隣人を愛せよとか
右の頬をぶたれたら左の頬を出せとか、
その辺の教義に関連して。



一度ぐらい改築してるとは思いますが、
30年前好きだったハルミちゃんのマンション。

しっかりした割に病弱でしたが、今もどこかで御健勝である事を祈ります。


もし今偶然に会ったら、お互い残念に思うかも知れないし、違うかも知れない。
エデンの禁断のリンゴは、甘いけれど危険なものです。



ちなみに立て札の送り仮名が間違ってたりはするものの、

当時のウチの超ボロ屋からすると、非常に羨ましいお住まいであります。



そしてその、
汲み取り便所のカラカラ回る煙突が塀から斜めに突き出てたりする
超ボロ屋は現在いかばかりかと言いますと、

当然ながら既に建て替えられて消滅してました。


すぐ背景に見えるのが先程のマンション、さらにそのすぐ奥が保育園ですね。超近所。



しかもこんな急崖の真下ですんで、地震や大雨が激しく心配です。

なお、この崖を登れば小中学校はすぐそこなので便利なのですが、



登り切った所(学校の手前)は拘置所だったりするのも微妙です。

実は当時、ここの通り抜けは口酸っぱく禁止されていたのですが、今見ると
「開けたら閉めましょう」「犬の糞は持ち帰りましょう」などと書いてあるだけ。

30年の間に妥協してくれたのかな拘置所?



何ら難しい事は無いはずなのに今まで見掛けなかった、
新しい自販機のカタチ。

なぜか少しゴージャスな印象がしますね。





駅のあの無意味なボロ時計(それこそ30年前からあったかも)、

いいかげん取り換えるか、せめて電源切っちゃいましょうよ、勿体ない。

聖徳大学にとってみてもむしろマイナス宣伝ではないかと。



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2011年3月24日木曜日

[error:0473] ハケンクエスト


出版社の応募中にも、単発バイトで小遣い稼ぎぐらいできんだろかと思い、
おとなり柏の派遣会社へやって参りました。

ちなみにいつものカレー屋のそばですが、カレー屋のほうは今日定休。残念。


いちおう無料求人誌に出てたのは、商品仕分けとかの倉庫作業。

倉庫作業も派遣登録もやった事はありませんが、
たかだか来週1週間だけのつもりなので、職業体験ツアーみたいなもんです。


給料と交通費が出て、なおかつ私にもできる作業なのなら、
別に防護服着て福島原発行っても構わんのですが。



関係ありませんが、同じビルの1階は居酒屋です。

「佐渡蔵」と書いて「さあどうぞ」と読む。

…先日の「ぶらい庵」といい、どうも柏の飲み屋はネーミングがひと味違うな。



たかが3階だし、節電のためにも階段使いましょう。

こういう小さくて暗いビルは雰囲気的には少々アレですが、
担当の人(その人1人しか居なかったけど)自体は丁寧で良い感じでした。


なかなか繁昌しているのか、登録会は毎日やってるらしいのですが
今日の応募者は私以外に3人(高齢者含む)。

3人共汚い格好だったので、
丁度良いカジュアルズボンがなかったからって何もスーツでなくとも
ジーパンで充分だったぽい、と少し後悔です。


季節柄、引越しの仕事なら幾らでもあるらしいんですが、
さすがに体力的に厳しいだろうな。

代わりに夜勤でも構わない旨表明して、あとは指令待ち。


「指令」、良い響きです。

「いかにも仕事人」な感じがするじゃないか。ド素人だけど。

「なおこのテープは自動的に消滅する」的な代物が
送り付けられて来たら困るところでしたが、違うようなので安心しました。



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2011年3月23日水曜日

[error:0472] チバークラフト。


チーバくんクッキーだそうです。


両脇にはステレオタイプな千葉名物である、花と落花生。

しかし千葉国体2010って文言は、
なんとなく賞味期限切れてそうだからやめてもらえまいかと。



気になる中身ですが味は悪くないものの、何ですかこのクオリティの低さは。

どっちかというと千葉よりアフリカっぽいぞ。大地溝帯とか紅海とか。

ちなみにこのピンク色部分が、特にボロボロ崩れやすいです。



…そういえばもう100時間ぐらい家から出ていない気がするな。


我が家は家で朝・昼食する習慣に乏しいので
だいたい1日1食+こんなおやつ、的な食生活が続いているのですが、

いくらロクなもん食ってないからって、そろそろ散歩ぐらいしてこないと腐るぞ。
いかんいかん。



たぶん自粛とか何とかではなく、
単純に入れ替え時期(&学校春休み)だからだとは思うんですが、

ネタに困ったときの松戸駅児童ギャラリーは、ほとんどすっからかん。あれま。



でも、わずかに中学校美術部の作品展示がありました。

馬というのは結構難しい題材なはずなので
(ハイスピード撮影が実用化されるまで正確な走り方さえも判らなかった)、
まぁ充分な出来ではないかと思います。

背景部分まではエネルギーが足りなかったようではありますが。



一見ひどく投げやりに見えますけど、何を描きたかったのかは良く判ります。

「技術点より芸術点」のタイプですね。



さて、児童ギャラリーが品薄な代わりに背後には、



ボトルシップの大艦隊が堂々進軍中でございました!


市民のボトルシップサークルというのがあるらしいです。



船はほとんどが西洋帆船ですが、

立て札などが非常に郷土博物館風味な「鎌倉時代の船」なんてのもあります。



部材はもとより、こんな細ーいロープ張るのが大変だろうと思います。

チーバくんクッキーとは比較にならない技術と手間暇が投入されています。



中には船ですらないものもあります。

まずは折り目を付けずに空きパックを丸めて瓶に通し、
さらに中身のタバコをみっしり詰める、という手順なのでしょう。

瓶がウイスキー瓶なのも似合っています。



難易度は若干下がりそうですが、レゴ東京タワーという発想が秀逸。

やっぱりスカイツリーよりも形の印象度は強いですよね。



こちらは逆に、中身でなく瓶のほうが普通じゃありません。


ソケットのところで一回切断したとしか思えませんが、
もう少し目立たない接着剤を使っていればさらに高評価でしたね。



なお、展示ウインドウ内のこの表示のおかげで、
さらに意義深いアイディアとなっているように見えます。


「福島原発沖を航行する米原子力空母レーガン」
なんてのはさすがにありませんでした。





さてこれは駅の貼り紙。

今日も駅のゴミ箱をまさぐる通称「あさりちゃん」が普通に目撃できるわけで、

地震なんか無くたって炊き出しを必要としている人は松戸駅界隈、多いです。




ところで私も無職なんですがダメですか?




ちなみに、すでに日付は過ぎていますが会場はこのような場所です。


夜中に来ると、何となくハッテンバっぽくて怖い印象あるんですが
実際のところどうなんだろう。



やっぱり地震なんか無くたって避難所っぽいです。


とりあえず、向かいのダイエー(母親が勤めている)で
フルボトル298円のワインでも買って帰ろう。



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