2010年9月10日金曜日

[error:0355] おまけの1日(前編)

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青春18きっぷが1日分余ったため、
利用期限である9月10日までに使ってしまおうと

富士山西麓・朝霧高原にでも行ってみる事にしました。


できるだけ時間を長く取りたかったのと、出勤ラッシュを避けるために
新横浜5時過ぎの始発(それでも熱海あたりから混んできた)で出発です。



とびだすと 体の中が とびだすぞ


本日のお伴はVOW。

電車の中だというのについグフグフと不気味な笑みがこぼれてしまうので
なかなか危険なアイテムではあります。



とりあえず富士宮に到着しましたが、夜が明けてみれば…

思い切り雨じゃねぇか!

富士山の見える高原どころじゃねぇぜ!!



幾らなんでも無理がありすぎるんじゃないか。

俺だったら「ア・フュー・グッド麺」とか
「麺・イン・ブラック」とかにするかな。 え、大差ない?


なんだか自分までVOWっぽいノリになっちゃってるけど。



せめてコンビニでビニール傘でも仕入れないとどうしようもないな。
ついでに腹も減ったぞ。


でもコンビニもマックもドトールも何も見当たらない。

もうどっか別の駅行くべきかも知れないけど、今更思い付かないしなぁ。



駅からちょっと歩いて、やっとコンビニだけは見つけましたが。

富士宮はいつから名古屋弁になったんだ?



この天気で高原に行ってもあまりご利益はなさそう。

日本の滝百選・白糸の滝を目指してバスに乗り込みましょう。


しかし珍しい座席配置のバスですな。



とりあえずこの辺のバス停で降りればいいんだろか?


畑の横に「曽我の隠れ岩」なるものがありますが。

「曽我兄弟の仇討ち」の話に登場する密談の舞台、だそうです。



隠れ岩、ってこれの事ですかね?

どうせなら喫茶店でも開いて

「曽我兄弟の密談カフェ」とでも名付けるとか。

ダメかな。 しかも暗殺の密談とかだし。



雨ということもあってか、さすがに滝に近い川は水量豊富。

じっと見ていると無我の境地に入れそうですよ。



幾ら開店時間前であるとしても

ものすごく疲弊してそうな土産物屋アーケード街を抜けますと、

まずは先ほどの川の下流に「音止めの滝」というのが見えてきます。



規模は負けますが、黒部ダムの放水にも似た迫力があります。
猛烈な水煙が、見事な秘境感を醸し出しています。

例の密談のとき、不思議と滝の音が止んだという伝説があるそうですよ。


左右両脇にも小さな滝があるのが面白いですね。


滝壺(道らしきものがありますがシブキが土砂降り状態)には降りられないようですが

岸辺に流木などがプカプカと流し寄せられていて、
何か ”自然そのままのパワー” を感じさせます。



滝は浸食力が強いので、自らどんどん後ろに削れていくはずですが、
むしろ出っ張ったジャンプ台みたいなのから落ちてるように見えますね?


まさかあれ工事して取り付けたんだろうか?信じがたい。



下流方向はまた、中国の廬山あたりを彷彿とさせる幽玄の秘境ですね。

それでは続いて、すぐ隣の川にある「白糸の滝」のほうに移動しましょう。



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