2010年9月1日水曜日
[error:0351] 最後の経県値稼ぎ(四国カルスト森林編)
四国カルストは秋吉台などと同様、このような石灰岩でできています。
たぶん割ればサンゴか貝か、何かしらの化石が出るでしょう。
この高原も大昔は暖かい浅海底だったわけです。
それどころかエベレストの頂上近くでさえ、同様の石灰岩出ますからね。
おっと、ついまた地質話に逸れてしまった。
ちょっとだけ晴れ間が見えたあと、
すぐまた霧が斜面を駆け上がって来て、再び宿周辺を閉ざします。
駐車場の隅からウッドチップ敷きの森林遊歩道が延びており、
お散歩には最適。
景色の代わりにこちらを楽しむ事にしましょう。
霧の森林も、なかなか幻想的で良いものです。
ウッドチップからなのか周りの樹からなのか、爽やかなヒノキの香り。
まさに ”森林浴” とはこのこと。
道端の白い石灰岩は長年の湿気で苔むして、面白いコントラストを創ります。
一見、まばらに樹木の生えた広場のように見えますが、
実は、道の横の急斜面を覗きこんで撮った写真なんです。
ちょっとしたお遊び。
道を造るためにどけたのでしょうがこの辺、やけに岩が多いですね。
そう思って山側を見たら、
崩れてきた岩が辛うじて樹々でせき止められているようなエリアでした。
ちなみに右のトーテムポールみたいなのは、キノコの付いた樹。
この通り、雨粒かなにかで溶かされたのであろう、
奇妙な穴がボコボコ開いています。
これがうんと大きくなると、秋芳洞みたいな鍾乳洞になります。
宿から3kmほども歩いて、なお一層、趣深いエリアになってきました。
またヘビとかサルとか出てこないと良いんですが。
道はなおもまだ2、3kmあり、
最後まで行くと100mほどもある巨大な岩の割れ目など拝めるそうですが、
そろそろ戻らないと夕食のお時間ですな。
ぜひ紅葉時にも来てみたい場所でした。
今の道は案外明るかったですが、実は宿からかなり下り坂でして、
宿のある高さまで戻ってくるとやっぱり雲の中です。
本当は宿の展望浴場からも雄大な景色が眺められるはずなのですが。
一応、晴れていればこういう場所らしいのです(今の林道は右下画面外)。
少し先に行けば牧場などもあり、
石灰岩の間を牛の群れがウロウロ歩いている姿なども観られるはずです。
冬だとこのような「スノーローズ(雪のバラ)」…というよりむしろ
雪のロールケーキのようなものも斜面に現れるそうです。
冬にこの峠まで辿り着けるのかどうか不明ですが。
レンタカーでもかなり危険だろうけど(夏だって大変だったのに)、バスなんか本当に運行してる?
仕事とは言えモデルさんも大変です。
なぜかロビーに血圧計。
これは冬用の火鉢なんでしょうか?
なんとなく拳法家が連打の特訓する図とか連想してしまいます。
街から遠く離れた山荘だけあって、
どちらかというと体力自慢の客が多く集まりそうなイメージですからねぇ。
売店でつい買い込み過ぎてしまったお土産たち。
当分、ご飯のお伴には困らないに違いない。
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