2010年8月28日土曜日

[error:0338] 最後の経県値稼ぎ(京都編2)

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引き続き、女子プロ野球試合の模様をお届けしますよ。



投手の球はあんまり速くありません。

球速だけなら
三塁手の送球のほうがよほど速いぐらいです。

15人しかいないので実際、投手とか内野手の区別は有って無いようなモンらしいんですが。


捕手もなかなか盗塁阻止できないし、

そうかと思えば打つ方も(金属バットにも関わらず)飛距離不足で、
20試合余りで両軍とも本塁打ゼロ。

ついでに、1試合平均エラー数も両軍合計3個ぐらい出るそうです。

たぶん、中学の強豪相手ぐらいなら負けるおそれが大いにあります。


それでも1回表は紫チームなんとか踏ん張り、0点に抑えました。



そして今日の試合、どうも奇跡的なほど良いゲームらしいんですな。



4回裏、ホームの紫チームが先制点ですよ。

弱い方を応援している1塁側スタンド、沸き返ります。



5回のグラウンド整備中にもセレモニー、
なぜか大学チームから千羽鶴が贈られたり。

(入場時にも折り紙を1枚もらったんですが、どこに入れれば良かったんだろう?)


ほかにチケット番号で景品が当たる抽選などもあったのですが、

チケットぴあで買った自分の前売券には
どこにもそれらしい番号自体が書いてない。うーむ。



なんかみんな立って騒ぎ始めたぞ、と思ったら
客席にガチャガチャらしきものが投げ込まれ始めました。

なおフェンスの低さから判るように、ファールボールの迫力も充分な球場です。


あんまり遠くまで届かないので明らかに不公平があるんですけど
私の居る辺りには割と多く飛んでくる。

まぁここは他所者として大人しく、コアな人達に譲りましょう。



ちなみに大リーグ(サンディエゴパドレス戦)だと応援バット型の
グレネードランチャーみたいなので派手に撃ち込んでたので、
客席のかなり奥まで楽に届いてました。

もっとも客数が30倍ぐらい違いますが。



守備がキレイに決まると、選手も観客も満面の笑顔です。



ネクストサークル含め、ビジュアルの格好良さで魅せる事も重要なポイント。



試合は 1-0 のまま、なかなか動きません。


おっと、替わったばかりの青チーム一塁手がファンブル!

頭上に高く上がったボールを見失い、投手と二塁手が慌ててカバーに。



でも拾い物の紫走者、リードし過ぎて予想外の中堅好捕に併殺。

試合はそのまま9回へ。



ボールボーイも子供。


まぁ、最近は子供どころか犬でもボールボーイやりますからね。


一般プロ試合でも良いから、
たまに奮発して高倉健とか使えないモンでしょうか。

吹雪の中を死にそうに這いながらボール届けに来るとか。
さしずめ北海道の日ハム戦あたりで。

もちろん客席のオバチャンたちは、黄色いハンカチを振って歓迎!



くどいようですが15人しか居ないので、特に守護神というのは存在しません。

というか今日の先発投手自体が、登録上は内野手らしいんですが。


完封目指して頑張ります。



出来過ぎのように青チーム4番を討ち取りまして
紫チーム、みごと逃げ切りました。


後半戦、7試合目で初勝利らしいです…え?



何よりノーエラーというのが快挙。えぇ快挙ですとも。



お立ち台は完封投手と、
4回に勝利打点を挙げた4番(ヤクルト川端の妹)。



試合前「頼むぞー、今日こそは勝ってくれよー」という
近くのオッサンのヘナヘナ声を聞くにつけ、

入場早々いきなり雲行きの怪しさを感じさせられていたのですが、

終わってみればまた観たくなる好試合でしたよ。 毎試合こんな感じならば。



やはり最大のウリは選手と客の距離感の近さ。

どうしてあそこだけ帰りの客が渋滞してるんだ?
と思ってたら、なんと客席内でサイン会ですよ。

(選手が男性客より体格小さいぐらいなうえ、
客もレプリカユニフォームを着ている人が多いので、見分けにくいのです。)



それどころか客席清掃も選手の仕事です。


いいなぁ。

もしやこのリーグは、あまり売れてメジャーになり過ぎても
かえって良くないのかも知れませんね。



帰りは飲み屋など探しながら、京の街を歩いて帰りますと、

このような掘り出し物に出遭う事もあります。



常連客の多いらしい小さな飲み屋に迷い込んで
気分良くほろ酔いで帰ってみれば、

ホテルの中庭も良い感じになってるお時間です。


明日はいよいよ四国圏内、香川県小豆島に向かいますよ。


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