2010年8月3日火曜日

[error:0312] ぼくのほそ道(陸奥湊編)

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4日目、午前中は東方の海岸方面を巡ってみたいと思います。


まずは本八戸から2駅(八戸から4駅)の、陸奥湊。



この駅には、八戸漁港名物であるイカの風鈴が。



短冊には ”願い事”、ではなく鉄道的な ”お願い事” でした。



ここは朝2時ぐらいから始まるらしい日曜朝市がウリです。

どちらかというと朝市よりオールナイトと言った方が近いよな、ソレは。


今日は朝市ありませんが、駅前には常設の市場が。


左のパッと見、肥ったカッパみたいなのは、
そんな漁港町で働く「イサバのカッチャ(漁場の母ちゃん)」像だそうです。



野菜も売ってます。

相場良く判りませんが、多分べらぼうに安いんじゃないかって気がします。



この魚市場に寄るのは、魚を買って行ってホテルで焼こうと言うのでも

顔ハメで遊んで行こうと言うのでもありませんで、



イートインコーナーで朝食としゃれこもうかと。



イカ刺し200円、明太子300円、ウニの貝盛り(生と思ったら塩漬けで残念)400円。
それにゴハン100円、カニ汁200円です。 

ついでに冷酒も持参してます。


良く考えたら加工品・パック物ばっかりだったせいか
そこまで朝の漁港ならではのおいしさという訳ではありませんでしたが、
1200円で苦しくなるぐらい食べられました。


ちなみにタラコの生産量日本一は、博多ではなく石巻だそうです。



しかしこんな ”みちのく” の魚市場までも、今やインターネット時代なんですな。



駅から何百メートルか坂道を登りますと涼風の気持ちいい、
港の見える丘の公園に着きます。



偶然にも ”桜の標本木” に出遭いました。

「八戸で桜が開花」などと発表されるとき、この株が基準ということですか。

なお残念ながら気象庁の「桜開花予想」は今年から廃止されてます。「開花宣言」は継続。



無料展望塔があります。

その名も「グレットタワー」だそうです。

東北弁で ”ぐれっと(=ぐるっと)” 周囲を一望できるから。



クーラーが効いてるのが有難い。それなりに観光客も良く来ます。



塔自体が25m、地面の標高と合わせてざっと50mぐらいの高さです。

目の前の緑地がさっき居た公園。
右の岬の先端辺りが、これから行く蕪島になります。



意外と大規模な八戸市街。

中央奥の小さい丘が、昨日打毬を見た長者山神社です。



川に見えますが、実は先が繋がっていません。海です。

正面、地平線上は八甲田山系。



こうして作業船など眺めていると、どんどん時間が経ってしまいます。

そろそろ駅に戻りましょうか。



まさに「お城みたいな家」。

松と石庭まであります。塀の上の藤も良い味出してますね。



ネコ があらわれた。



田代島のより人懐っこいヤツです。全力で擦り寄って来ます。

こいつも野良なのか、ズボンがたちまち毛だらけになります。



そのすぐそばの、民家の玄関の隅っこ。

色々と謎です。 のし上がるまで待て、という意味か?



そういえば、ネコにイカを食べさせると良くないそうです。

オマエ、駅のイカ風鈴とか荒らすなよ?

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