2010年8月30日月曜日

[error:0344] 最後の経県値稼ぎ(小豆島寒霞渓編2)


ンマー、1億円トイレですってよ奥さん!



すぐそばに別なトイレもあるんですけどね。

ちなみに、「ふるさと創生1億円」とはまた別なようです。



確かに立派と言えば立派なんですが、
まぁ新型のショッピングモールぐらいのレベルでしょうか。

それより匂いがちょっと。

やっぱりトイレは建設費より維持費が重要と思われます。



いつまでもトイレ眺めてても仕方ないので
もっと上に登る道を行ってみましょう。


さっきの展望台は四国側しか見えませんが、
もし尾根に出られれば本土側も良く見えるはずです。



硬い鉄板かと思ったらゴムで、かえってビックリ。


砂利は無理としても、上から流れてくる雨水とかをある程度防いで
悪天候でも登り易くするためでしょうか?

そんな悪天候で寒霞渓に来る人が居るかどうかはともかく…



ロープウェイ駅や展望台などはあの辺に。


この上の山頂は戦国時代はお城だったと言うのですから
何ともすさまじい話です。


確かに難攻不落かも知れませんが、

ものすごい費用と労力掛かったであろう割に

そもそも無理して攻められるほどの戦略的価値があったのかとか
ここに籠るのは籠城じゃなく孤立と言うんじゃないかとか

色々と往時をしのびながら、更に上を目指してみます。



NHKも御苦労様です。



これはまた奇観。

枝と言うには太すぎる、幹の一部のようなものが折れて、
グニャリとぶら下がっているかのように見えます。



なんかやけに本格的な登山道っぽくなってきてしまいました。

標高700mぐらいあるので地上よりはだいぶ涼しいのですが、
さすがにそれでも汗だくですよ。

いやもう連日汗だくが普通な状態ではありますが。



こりゃそのうちシカどころかクマとか出てくるんじゃないか、

などと思ってたらヘビ出てきましたので

やっぱり引き返しましょうかね…。



かくしてロープウェイ駅まで戻って来ました。

サルねぇ。ま、ヘビよりはマシだろ。



などと思いつつオリーブソフトなど購入し、

恐ろしい速度で融けて行くのに何とか間に合わせようと
味わうどころじゃなしに夢中になって食べていたら、

実際に襲って来ましたよサル。


来るとしたら樹上から隙を見てアイスかすめ取りに来るんだろう、と踏んで
それなりに警戒はしていたんですが、

まさか30mほども前方の路上から
堂々と正面突撃してくるとは予想外でした。


「猿を刺激するような行動は取らないで下さい」とか
さっきの看板に書いてあるからって、どうしようもありません。

融けるアイスを何とか舐めとりつつ(それがヤツを更に焦らせたか)、
どうにかキックなどで応戦していたんですが、全く逃げない。


キーキー声に気付いた係の人が飛んでくると、ようやく一時撤退しました。



コイツです。



意外に大きい。太めの小学生ぐらいあります。

どうですか、この堂々たる姿と来た日には。

カワラぶつけたぐらいじゃ効きそうにありませんな。


ところで一番危険そうなソフトクリーム売場のお姉さんが無事なのは、
案外あのお姉さん相当な武闘派だったりするんでしょうか。


貪欲な奈良のシカも、せんべい売りのオバチャンを襲わないのは
オバチャンの鉄拳制裁が怖いからだという噂がありますが。



それを考えますとロープウェイ駅のこのポスターなども
色々微妙な立場になってくるわけです。



サルのライバルと言うとやはりイヌと相場が決まっているわけでして、


ここはひとつ、下側のロープウェイ駅で暑くてダレている彼などを
涼しい上側駅に連れて行ってやり、

代わりに警備員としてひと働きしてもらうという作戦は如何でしょう。



そういえば小豆島には昔大規模なクジャク園がありまして、

そこのクジャクども数千羽が
飛行ショーの練習で鍛えられ過ぎた結果大脱走してしまい

現在も小豆島の山中には野良クジャクが多数生息しているという
信じ難いお話があるのですが、


クジャクはキジ科ですから
ここには犬猿雉が勢揃いしている事になりましょうか。


ついでに、ここから高松へ行く手前には女木島という、
「ここが鬼が島なのでは」と伝えられる島もあります。

行きたかったのですけど、時間と体力の関係でちょっと。

なにしろ明日は全行程中最大の難所と思われる、
こんぴらさん詣大作戦が控えておるのですよ。


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