2010年8月1日日曜日

[error:0305] ぼくのほそ道(田代島ネコ編)

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さて肝心のニャンコどもでありますが。



坂が下りになって民家が見え始めた頃、

いましたいました。民家の床下に。



続いて消防倉庫前に2匹目。



何かくれるのかニャ?



ニャんだ、何も持ってないのかニャ


見事なスフィンクスポーズです。


特に逃げはしませんが、触られるのもあまりお好きではない模様です。



あ、頭にデカい蚊、止まってますよ。



まさかここでこの看板を見るとは思いませんでした。

平均年齢70歳超の漁師島ですよ?

ここで信仰されている神とは即ちネコですよ?


…と思ったら看板の製作元、実はこの宮城県が本拠地だったようです。

そのうち黒ネコの背中にペンキで書き始めるんじゃないかってぐらい、
日本中どこでも(むしろ田舎中心に?)活発な動きを見せてますよねぇ。



しかし、かなりなポテンシャルと知名度のあるデザインなので
Tシャツとかになってたらつい買っちまうかも。

それ着て歩けるか、俺?



いよいよ本格的に南側港の集落に入って来ました。

今日も相変わらず暑いですが、花の下やらのわずかな日陰にネコ2匹。



ところが軽トラが来ると、避けるどころかダッシュで寄って行きました。

どうもあれがゴハンの配給のようです。


一応みんな野良ですが、
ここではなめんなよの心得などは通用しないようです。



撮るのが間に合いませんでしたが、5~6匹ザザザザッと群れて
道を駆け抜けて行きました。

あっちも配給タイムなんでしょうか?



…と思ったら、みんな軽トラの下の日陰に入って行くだけです。



何もそんなに慌てなくても良さそうに思えますが、
どうやら競争の激しい一等地らしいです。


というか車発進させるのも要注意ですね、この島。



後から来たヤツは、威嚇されて入れてもらえません。

ネコの楽園に見えて案外、住宅難なんでしょうか。



港に出ました。

広場のど真ん中にもネコ、横断中です。


岸壁には漁師ではない、島外からの釣り客がチラホラ。

たぶん、当たっているようだと
いつのまにか背後をネコに囲まれているのでしょう。



堤防にもネコ絵。水墨画風です。


その向こうでは家族連れが泳いでいますが、
子供が足をケガした(岩か貝ででも切ったか、何かに刺された?)ようです。
気を付けましょう。



フェリーの待合室です。


手前の、田舎の駅によくある白い有害図書回収箱みたいなのは
「ネコエサ回収ボックス」で、

島内のネコどもは既に充分魚などをもらっているので
ネコ缶などを持ってきてしまった人はネコに与えず、
ここに入れて下さいとの事です。


でももし生の刺身とか入れられてしまうと
この暑さでエライ事になるのは間違いありません。



待合所内のカレンダーも、特製ネコカレンダーでした(寅もいますが)。
どこかで売ってるのかどうかは不明。



役場前で酒の小瓶など飲んでいると、

手を伸ばせば届くような距離にも関わらず

ネコ神様がこの有様です。

平和です。


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