2010年8月31日火曜日
[error:0349] 最後の経県値稼ぎ(琴平編4)
石段脇にはこのような美術展示室などもあります。
行きにここで時間と体力を使ってしまうのもアレなので、
寄るなら帰りの方がオススメですかね。
でも収蔵点数の割にはちょっとお高めかな。
日本初クラスの世代の洋画家ですが、絵のレベルはなかなか。
魚など観た後は、馬も。
ちなみにオスのようです。
境内まで入らずとも、土産物エリア辺りでもそれなりに登った感あります。
踊り場で休むツアー団体の人々。
および、あらゆる点で明らかにモグリくさい托鉢者1名。
いやだからここは寺ですらなく神社だってのに。
格好もおかしいし読経もしてないし、
そもそも本物の托鉢は午前中しかやりません。
今はみのもんたが出てきそうなぐらい、丸々思いっきり午後。
さすがに金刀比羅宮の人達も自ら毎日石段を登ってるわけではなく、
たぶん石段脇のこんな車道を使って ”出勤” するのでしょう。
左の博物館も、ちょっと気になりますね。
「海の科学」というよりは「船の歴史」に近い内容でしたが、
ある程度興味のある人ならそこそこ楽しめるのではないかと。
でも一番良かったのが小中学生の絵画・造形展示でしたかね。
そして入場料450円にも関わらず
DVD2種類が「ご自由にお持ちください」になっているという驚愕。
2本とも普通の人がまず目にする事はないであろう珍品ですので
後日別記事で紹介してみるかもしれません。
少し離れた外には昔の警備艇なども展示されていますが
(船室の窓が耐久性に欠ける真四角ってのは珍しい)、
丘の上に船が飾られている事はともかく
周りが森と化しつつあって全体像が観辛いのは、何とかして欲しいですな。
句碑と思ったら、何ですかコレは!?
何となくリンガーハットみたいなJR琴平駅。
今夜のお泊まりは、隣の善通寺になります。
四国名物?八十八茶。
「16種類の16茶」の5倍半ぐらい材料に拘っているというわけでも
夏も近づく八十八夜の限定摘みというわけでもないと思います。
しかし遍路と500ペットというのは、実用面はともかくイメージ的に遠いなぁ。
ま、ともかくもすぐに善通寺駅到着です(1時間電車待って、乗るのは数分)。
なかなかハイセンスな鏡張りプレートなどが、夕陽に燦然と輝いていますね。
印字とか若干ゆがんでますが。
その割にこの辺の路線図なんかは、路線網自体が単純な形とはいえ、
随分ぞんざいなデザインなんですよねぇ。
ちなみに、今や8割方が無人駅らしいですJR四国。
しかも今回の計画立ててて、その使い辛さに苦しみましたからね。
そんなですとやはり営業上、悪循環です。
なにしろ右上の高松から左下の宇和島まで行くだけで、
鈍行だとほぼ丸1日潰れちゃうんです。
その、同じ鈍行1日で高松から関東まで帰れるのにです。
本数は増やせずとも、せめてダイヤ面の工夫とかで何とか
頑張って欲しいものです、JR四国。
しかし大変お求めやすい価格ですよね、香川のうどん。
これは何の変哲もない(いや大学にしてはやけに中学高校っぽい校舎かな…)
四国学院大学というところですが、
その大学的に一体どこまで公認しているモンなのか、
真向かいにこんな焼肉屋建てられちゃったりしてるのです。
枕が窓側に向いている珍しいホテル。
個人的にはむしろ、こっちの方が使いやすいです。
別に北枕を避けたとか言うわけではなく、窓は西向きですね。
ちょうど夕陽のお時間であります。
窓開けてみました。四国は夕陽が良く似合います。
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[error:0348] 最後の経県値稼ぎ(琴平編3)
本殿まで785段の先には、さらに「奥社」まで600段近くが続きます。
全体的には本殿までで帰る人が多いようですが、
せっかくなので奥社にも挑戦しますよ。
大きさや枝ぶりもさることながら、生えてる角度もすごい。
柱で支えてやらないと、いずれベキッと行きそうです。
ペンキで塗ったような不自然な色合いだったので
携帯電話の隠しアンテナか何かかと思いましたが、本物みたいです。
苔むしかけた電信柱に、謎の扇子が鮮烈さを放っています。
香川県らしく、矢でも刺しとくのも面白いかも。
いや、たぶんただの落し物なんですが。
こちらも鮮やかなトカゲ。
まぁ、要するに樹ばっかりであまりネタがないって事なんですが
そのうちこのような小型の社殿がチラホラ現れるようになります。
碑文はよく判読できないものの、支えてるカメが目を引きます。
何か縁起物なんでしょうか?
石段はしだいに連続度と聖域十二宮度を増します。
屋根は立派なのに、肝心の手水鉢は干からびてました。
この辺になると本殿までの道とは全く異なる、野趣あふれる情景です。
この先にも何かあるんだろうか、と思わせてくれますね。
つーかまたヘビとかサル出そうな勢いですけど。
しかし酒屋のホーロー看板がいかにも中途半端と言うかおざなりと言うか
むしろ哀しげに感じるので、
もし朱屋根の提供スポンサーだと言うのならいっそ、
堂々と屋根か手水鉢に貼り付けた方がマシと思われます。
手水だと思いきや酒が出る、なんて仕掛けがあればウケますね。
二重三重の意味で無理だろうけど。
まぁ、実際のところ小豆島で燃えてた山含め
割と良くある名前ではあるのですが。
札幌の近くには大麻駅なんて実在しますし。
そうしていよいよ完全踏破です。
本殿よりさらにパワーアップした眺望。
ここまで来る価値はあるでしょう。
ただ、アブ多発中なので余り長居はできないのですが。
背後は絶壁。立て札には天狗がどうのと書かれています。
たぶん、天狗の姿に見える岩があるとかですかね。
天狗っつーか恨めしげな人の顔が見える
なんて方がおられましたらご一報ください。
足元は超ガケっぷちトイレ(上階は社務所)。
てか岩牢みたいで怖いなぁ。
帰りも帰りでまた、行きには気付かなかったものが見えて来たりします。
この石段、こんなに急だったっけ?
一瞬「ロープか?」と思うような、長いツタが垂直にぶら下がる樹海。
誰か人が吊られてるビジョンが見える
なんて方がおられましたらご一報ください。
えーと色々じめっぽい映像が多かったですが、
このような生命感あふれる神々しい光景にも出逢えるのですよ。
本殿まで来れば、下りはあっと言う間。
まだ時間には余裕があるので、近くで何か観て回れないかな?
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[error:0347] 最後の経県値稼ぎ(琴平編2)
なにぶん普通の神社以上にハードな道のりですし、
昔は主人の代わりに参詣する ”お使い犬” も居たそうです。
見掛けた人がエサをやったり連れて行ったりしてくれるそうで、
首から提げた袋にはそのための路銀などが入ってました。
そのようなシステムが機能する、というのが素晴らしい。
だからと言って犬を野放しにする事にも問題はありますが。
しかしまさか生きた馬が居るとは思わなかった。
この馬(少なくとも2頭居ました)も寄進されたものっぽいんですけど、
馬もらってもかえって維持費が大変だったりしませんか?
「奉納プロペラ」ってのもなかなか聞かない言葉ですが
金刀比羅宮は航海安全がメインの御利益らしいので、
船会社などからこうした寄進があるようです。
あぁ、また健さんボールボーイ妄想が復活するじゃないですか。
これはたぶん、差出人不明の封筒が送られてきたとかのお話だと思います。
もしかして ”浄財” とは言い難い出所のお金なのかも知れませんが。
しかし実は中国人の寄進者名だったりしたらどうしよう?
ちなみに白人や香港人(英語の東洋人だから、たぶん)の参詣者も結構いますよ。
ここだけ異彩を放つデザイン。
おや、実際に犬連れの参詣者に遭遇しましたよ。
しかし、よくよく考えたら人間に付き合わされる犬にとっては、
脚の長さの半分ぐらいある石段を延々登らされるのは相当な苦行かも。
素足で石段も熱いだろうし(顔からも近い)、下りもかなり怖いだろうし。
ところでこの人と犬、私がさらに上へ行って2時間後ぐらいに戻って来ても
まだここのベンチで休んだままだったのが、色々と謎を呼びます。
充分に立派なお堂ですが、先はまだあります。
森の石松が参拝した時は、ここを本殿と間違えて折り返してしまったとか。
右が入口側、左が奥側。
つまりこの1段だけ下りになっているのです。
本殿までの段数が786段で「なやむ」になってしまうため
このマイナス1段を入れて回避した、と言われているようです。
むろん、数学的にまじめに考えれば考えるほど
信憑性について疑問が出てきますが。
そしてここが本殿。
なぜか、正面アングルからは撮影ご遠慮願いたいそうです。
香川県はやっぱり瀬戸内海とひと続きの多島海だったんだろうなぁ、
と思わせてくれる眺めです。
横から見ると清水の舞台のようですよ。
巫女さんがシズシズ渡り歩くのが似合う廊下です。
こちら絵馬堂。
漁船、タンカー、石油プラントまで、色々な写真も納められています。
まさかメキシコ湾のディープウォーターホライズンとか
安全祈願されてはおるまいな?
なんと、ビール缶再利用太平洋横断のモルツマーメイド号までも。
何が(-)であるのか、これは「陰性」と読むので正しいのか、
などと色々な想像が喚起されてしまいます。
自衛隊も最近はなかなか狭き門なんでしょうか?
しかし何と言ってもこれがダントツに怖いですよ。
何ですかこの中途半端な合成は。
どうしてこう、姿勢と眼つきの悪い写真を選定しますか。
夕暮れ時とかに遠目に視界に入ったら、かなりビビると思いますよ。
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