石巻駅です。
野田(千葉)の醤油の匂いよろしく、
電車から降りた途端にカマボコ工場か何かの匂いに圧倒されますが、
ここの第一のウリは石森章太郎(石巻市ではないが宮城県出身)。
駅舎も、
コインロッカーも、
バス停も、
歩道も、
商店街も、
とにかくことごとく石森章太郎を崇拝しています。
ここまで石森章太郎
手代木センセーや荒木飛呂彦センセーの立場がないと思います。
手代木センセーはつい先程、荒木センセーも最終日に登場予定です。
もはやシージェッターからくり時計ぐらいでは驚きません。
問題はコンビニ店員までサイボーグスタイルって事です。
ちなみに石森章太郎マンガ占いによると、私はロボコンだそうです。
駅前には観光案内所兼物産館などもあります。
仙台にあやかってなのか、7月末でも七夕飾りなど出ていますね。
麻雀で 作る手役は マイホーム
すいません、誰か意味判りますか?
芭蕉センセーでも無理に違いあるめぇ。
この辺も必要以上にマンガ。
上から
「洗浄力と密封の力でたたかう防止の戦士 タベルマンピンク」
「冷却の力でたたかう氷の戦士 タベルマンブルー」
「熱の力でたたかう炎の戦士 タベルマンレッド」
だそうです。
ホテルはこちら。
1泊朝食付き3800円ぐらいの相当な安宿で、しかも自動ドア入ると
完全なファミマのチャイム音が流れる奇妙さですが、
今の私にはとにかくシャワー浴びられるのがうれしい。
奥の長い階段は神社へ向かっていまして、全部登るとかなりハードです。
「羽黒山」とか「湯殿山」とか名前が付いてるみたいなので、出羽三山と関係が?
ニュージーランド・ロトルアのホテルを思い出す入口です。
が、実はこれはダーツバーで、ホテルの入口はもっと奥。
マイダーツも持ってましたが実際には入らずに終わりました。
石巻は実は明日から「川開き祭り」という、
北上川の治水事業を記念したお祭りになります。
今日は「前夜祭」として北上川で灯籠流し&花火があるそうなので、
シャワー浴びたら行ってみましょう。
バスは6時ぐらいで最終らしいので片道30~40分歩きですがね。
これほどのマンガ立国にも関わらず、
マンガ喫茶の営業時間があまりにも健全過ぎます。
なにしろ 岐阜の海津で ヒドイ目に遭った時 よりウワテです。
こんな歩道が整備されているなんてなかなかやるじゃないか、
と思ってたら道間違えてた事が発覚しました。
軌道修正中です。石巻バイパス(国道398号)。
なんと快活CLUBなどという、横浜にも存在する
24時間の大型ネカフェチェーンがあるじゃないですか!
飲食店や何かも多いし。
やっぱり地方都市は駅とか何とかより、こういう国道ありきなのか。
途中迷った事もあって、40~50分ぐらい歩いて北上川に着きましたが。
…花火も灯籠もカケラも見当たりませんね。
それどころか恐るべきうら寂しさです。
俺は遭難したのか? ここは賽の河原か何かか?
人も居る事は居ますが、おそらく明日の、
本番花火大会の場所取りか何かでしょう。
たぶん、同じ北上川でももっと別の場所でやってるんだろうけど、
公式サイトに「北上川」としか書いてないからどこだか判らないんですよ。
とりあえず、町周辺で一番大きそうな橋を目指して来ただけで…。
今回の東北旅行、ここに限らずそういう、イベントの正確な場所や内容が
調べても判らない事が多かったです。関係者にはこの辺を見直して欲しいです。
また40分ほど歩いて、町まで戻って来ました。
とりあえずカツオのお刺身でも食べよう。
居酒屋の店内にも短冊が並んでました。
子供の字で
「琴光喜にしゅうしょく先がみつかりますように」
とか書いてあるのを見ると、何と言うか。
坊や、琴光喜は就職よりまず裁判を心配しなくちゃいけないんだよ。
てか俺自身がそろそろ食い扶持の心配をするべきか。
何だかんだ言って、みんなキッチリ歩行者信号(長い!)を守ってるのは
個人的に好きです。私自身もそういうタイプです。
いや、そうかと思えば駅の階段のすぐ出た所で
茂みに堂々立ちションしてる男と酒飲んでる女のカップルとかもいますがね。
ダーツバーの偉大な門番は開店後、サンドイッチマンにされてました。
宮城出身のお笑い芸人の事ではありません。
夜食に「ゆべし」。
北斗の拳の悪役の断末魔「あべし!」ではありません。
ゼリーのようなヨウカンのようなものを、オブラートに包んだ和菓子です。
なかなかおいしい。
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