2010年7月22日木曜日

[error:0293] そうだ富士山、行こう。(4/5:7→8合目編)


7合目小屋から少し行った辺りは、宝永火口の上端部。
小さい山が宝永山、その手前が火口ですね。

もっと良く火口の全貌を観たいところですが、
この大雑把なロープから向こうに外れてしまうと700m下まで
like a rolling stone 的にまっさかさまな恐れがあります。



火口壁を次々越えて行く雲。

むしろ中国荊州の奥地か何かのような、有心幽玄の趣さえ感じます。


ちょうど雲の隙間に太陽も写ってます。



交通標識の「落石注意」は、本当は

「落ちてる石に注意」ではなく
「落ちてる石に注意」なんだそうです。

今いくよとくるよの違いみたいなもんでしょうか。違いますね。


ま、実際落ちてくる石に注意しろと言われても大抵どうしようもないワケで。



さっき下から見えていた雪渓ですね。

でも多分日陰だからなだけであって、気温はそこまで低くないと思います。



なので結局、防寒防水仕様の上着は脱いだままです。


なぜアロハシャツを選んだかと言うと、
重ね着を前提とすると厚さ的に丁度良かったから。

なぜカウボーイハットかと言うと、
ツバが広くて日焼け対策に丁度良かったから。

タオルは汗ぬぐい&うなじ部分の日焼け対策用です。


もしかして、山に来る前も来てからも
色んな人がものすごくフレンドリーだったのは
この外見のお陰だったりしますか?



これも気象庁の避難小屋。標高3230mです。

しかし実はここで5時。

体力的にはまだ何とかなりますが、惜しくも撤退を決断します。



通れるのか通れないのか判らないような道ですが、
(ちょうど通りがかりの下山者に訊いて通れると確認)、

ここから隣の富士宮ルートにトラバース(横渡り)して下山します。

富士宮ルートは短いので、8時のバスには充分間に合うでしょう。



ホントに道なき道です。雨風のある時はダメですね。



富士宮ルート8合目の山小屋がすぐに見えました。
ちなみに、御殿場の8合目はもう少し高い位置にあります。


この位置から見ると、崖にへばりつくような姿です。
1年中ここに建っているとなると、地震とか大雨とか雪崩とか怖いだろな。



山小屋の裏口に着きました。

一応エンジンとキャタピラ付いてるものの、
さっきの運搬車と比べると随分可愛い作業車が。


どうしてトラバースルートのこっち側の出口だけロープで通せんぼしてるのかは謎です。
着いてみて軽く動揺します。



雪渓のところから見上げれば、多分あれが頂上でしょう。
(左側のふくらみが最高点「剣が峰」?)


御殿場ルートで日帰りするなら、電車とバスじゃ厳しいのかな。

山頂の天気が良さそうなだけに残念です。
あ、ひこうき。
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