2010年7月18日日曜日
[error:0283] 鶴見總持寺、能っ登られるの巻(後編)
さてこちらが盆踊りの模様。
いよいよ夕焼け空も良い色合いになって参りました。
櫓の上で(文字通り)音頭取ってる人たちは
タオル巻いてない人の方が多いです。
どこか盆踊り保存会の専門家なのかな?
てかあの人か、例の調子っ外れな声の主は。
曲が「一休さん」に変わると、みんな一気にテンション上がります。
さすがお寺の盆踊り大会です。
しかもみんな前もって練習してきたかのように
動きが合ってるじゃありませんか。
…というか存在してたんですか、そんな盆踊り。
それと一休さんって臨済宗ですけど
良いんですか、曹洞宗総本山。
しかしこの盆踊りも、まだまだ真のメインイベントではないのです。
今の所、みんなレジャーシート広げられるほど場所に余裕あります。
が、そのうち何やら人が移動し始めて…、
何か変なの現れました!
あっ!あいつは能登のゆるキャラ、
その名も「のとドン」じゃないか。
間違っても「ノドン1号」とか言わないように。よりによって能登あたりで。
……能登半島の形をイメージして造形したはずですが
3次元化すると全然そのようには見えませんね。
さらに鬼の面に漁師スタイルの人々が現れて、
これまた能登名物の「御陣乗太鼓」とか始まりましたよ。
どうやら今日の祭り、能登の観光PRも兼ねてるようですね。
それだったらいっそ露店も、いしる雑炊とか海鮮物とか
能登名物で固めれば良いのになー。ウマイんですよ、いしる。
ともかく、能登が面白いのは全国旅した私も認めるところ。
太鼓も舞いも鬼気迫るパワーを感じる、素晴らしい演技であります。
ちなみに出演者の方々(たぶん)のプロフィールページも
長女(中2)~四女(小2)までよりどりみどり婿募集中だとか
プロフィールと思ってたらいつの間にか通販が始まっていたりとか
色々と読み捨てならない迫力を感じさせます。
「ウォァアアアー!!!」
「ヒィェアハアァァーッ!!!」
とにかくものすごいです。
永井豪(能登出身)のあのセンスの源はこれだ
と確信いたしました。
皆様ぜひ一度ご覧頂きたいです。
そしてその同じ駐車場から、不意打ちの打ち上げ花火が!
しかもなかなか見る事のない、珍しいタイプの花火ですよ。
喩えるなら対空砲火の曳光弾みたいな。とても色鮮やかです。
こちらはさしずめ対潜ロケット。
なんにせよ、10mか20mぐらいしか離れてない至近距離で
打ち上げてますから、迫力が違います。
打ち上げられた花火はそのまま
境内のどこかに着弾してるようですが大丈夫ですか。
右上にポツンと見えてるのが金星、宵の明星です。
花火の明るさが判りますでしょうか?
近くて明るいのでシャッタースピード速めでも大丈夫。助かります。
まさか駐車場の、盆踊りの提灯が吊るしてある横で
ナイアガラまで敢行するとは思いませんでした。
苦労して参道の人波を泳いできた甲斐がありました。
これで終わりかと思いきや、盆踊り再開です!
さっきと違い完全に暗いので、スポットライトの色合いがモロに出ます。
そしてみんな、さっきよりテンション上がってます。
もはやここは禅寺ではない。ジュリアナ東京か何かです。
北陸の夏は、中央山脈を越えてくるフェーンのように熱いのでした。
キリコもクライマックスに達しています。誰か登ってます。
あー、また能登行きたくなるじゃないか。
一応、しんみりした写真もあるのですよ。
というか、「御霊祭り」というタイトルからすると
むしろこちらこそが本筋なのかも知れません。
ところで今、「見たまま釣り」とか変換されて出ました。
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