2010年7月24日土曜日

[error:0295] 空にそびえるくろがねの樹。

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アナログ停波まであとちょうど1年。

新電波塔として新東京タワー(東京スカイツリー)が建設中であります。

間に合いませんが。



誰かが立ち止まって、写真撮る。

それを見た人も思い出したように立ち止まって、写真撮る。

すぐ人だかりになる。


すでに建設開始から2年以上経っていますが、
なかなかの人気ぶりです。



最終的には高さ634m。
現在は398m、2つある展望台の下側まで到達しています。

しかし頂上の大型クレーンすげー。
落ちたら超大惨事そうなところが。


ときに、どうもこれが東京タワーより高いようには見えないのですが、

周りに比較できる高い建物がないからか、
それとも東京タワーみたいに末広がりな形をしてないからかな?


なお手前の列車は「スカイツリートレイン」と言って、
すでにスカイツリーのミニチュアが登場している
東武ワールドスクエアへの特別列車だそうです。

なるほど見事な戦略ですな、東武鉄道。

しかし従来型の車両に「SKY TREE TRAIN」と
テプラで印字したテープみたいなのが付いてるだけ
というのは、あんまりな気もします。



しかし墨田区の景観には全くマッチしていないようにも見えます。

現代のバベルの塔のごとき唐突さ。あるいは京都タワー。


まぁ、墨田区の景観に合わせろと言われても、なにしろ相手が



こういう不可解、というか投げやりな街路風景だとか、



こういう御意見無用なパチ屋とかだから

難しいでしょうけども。



何種類も用意されている駅のポスターなどは、
なかなかいいデザイナーとコピーライター投入してます。



足元の商業施設区も鋭意建設中。

蝋人形館に対抗できる名物店舗は誕生するでしょうか?



さて、実は今日の主目的は「向島百花園」という庭園のほうでして。


最寄りの東武伊勢崎線・東向島駅には
現在では考えられないようなデザインの特急車両が
前半分だけぶった切られた状態で展示されてたりします。

パッと見、歩道を巨大な高級車が走ってくるかのようで
なかなか強烈な重圧を感じる事もできます。

実際、日産セドリックがモデルの外観設計だそうですが。



周りは10分歩くたびにドリンク1本欲しくなるような猛暑ですが、
ここだけは涼やかな佇まいを見せています。

というか、実際明らかに気温低いです。



薄いプラスチックの鉢に絵を描いておいて、
内側からローソクで照らす事で灯籠にするという企画です。


しかしどうやら一般客が作ったものなので、
小机城址まつりほどのクオリティは無い様子。

そもそも時間が早過ぎて灯りが良く見えないので、
今回ハズレと諦めて、普通に園内を巡って帰りましょう。


「ゴスロリ幻覚」とか少々気になる名前の作品も存在はするのですが、
蚊が多いのであまり長時間暗くなるのを待っていられません。



夕方なので花は見えませんが、下町らしく朝顔まつりも開催中。



園自体は江戸時代から名園として知られた所で、
特に梅が名物ですが、青い紅葉など見上げるもまた一興。



花関係で一番鮮やかと思われるのは、
いまいち名前の悪いオオイヌノフグリでした。



夕方の光が良く似合う樹だと思います。



おそらくここで月見なども、絵になる情景なのでしょう。

なるべく暗めに撮ってみました。



大名庭園ではないのでそう広くはありませんが、
池もちゃんと用意されています。

月夜に酔っぱらいが歩いたら確実に落ちるトラップ橋。



判りにくいですが、手前の竹竿にトンボが止まっていますよ。



同じ樹でもやっぱり似合わない気がするスカイツリーなのでした。





帰りはちょっと上野に寄ってパレード見物など。


かなり長い隊列なのに音がずれていない、見事な子供さんさ踊りですよ。

上野広小路の、文字通りに広い道路を大占領です。



地元台東区の朝日信用金庫チームは

部長さんか誰かが西郷隆盛(犬付き)に扮する熱の入れようでしたが、


本隊から先行し過ぎて
単にどっかのオッサンが紛れ込んだ
ようにしか見えなくなっちゃってたのが惜しい。

何となく大会運営スタッフに呼び止められてたりする西郷どん。

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