2010年7月20日火曜日
[error:0286] ヒートアイランドへ涼みに行く(3/6:上野編)
不忍池です。蓮に完全占領されてます。
東品川海上公園の屋上蓮池と違うのは、デカいこと。
もうちょっとでそのまま陸地になりそうです。
おお、蓮の花ってこんなに神秘的でしたかな。
さて、まもなくここで氷の彫刻大会が始まるとの情報でございますよ。
これだけで充分立派な一品ではありますが、
これは前座役のようなもので、
本尊たちはこれから保冷トラックの荷台を降りるところのようです。
早く出しすぎると、たちまち溶けてしまうは必定ですからね。
ん?これは台座なのかな。
違った!なんと、今からコレを削り始めるようです。
…出来上がるまで喫茶店ルノワールででも待つことにしましょう。
ルノワールって英語だと「the black」って事になるのかな、
あれは「黒さん」なのか、と思ってたら lenoir でなく renoir と綴るようです。
ちなみにグラスには黒文字でrenoirと入っており、
アイスコーヒーを飲み干すと字が見えてきます。
1時間ほど待って行ってみたら、とうに出来あがってました。仕事早い!
ひょっとして菅総理とかそのまんま知事とか出来てこないか
と思ってたら、ギリシャ彫刻風の作品が多いようです。
白鳥座の青銅聖衣?
中でもとりわけ鳥と魚が多いようです。
ロイヤルデモンロォ~ズ。
ビジュアル的にはちょっとアレですけど
技術的にかなり大変そうな、水を吐く魚。
大浴場のお湯の出るところか、
ペッシェヴィーノ(fishwine)という魚形の瓶のワインを彷彿とさせます。
不忍池にもこんな大口開けたコイ多いですしね。
個人的に一番はコレ。
デッサン的にも抜群に秀逸ですが、
・水草を配して支柱代わりにするアイディア
・氷の中心部の気泡で濁った部分をうまく捨てる設計
・にもかかわらず、あえて表面に傷を付け曇りガラス加工する事で
生き物のお腹のふくらみなどの陰影を際立たせている
といったセンスが特に光っていると見ました。
参加者リストが掲示されていました。
実は大部分が彫刻家ではなく司厨士協会という、
ホテルやレストランのシェフたちの技の競演だったようです。
なーるほど。
一部気になる店名もありますがシェフの腕は確かだと考えて良いでしょう。
というか、一番お気に入りと書いたばかりの24番の金魚だよ…
先頭1文字だけを強調しようとしたはずが、
かえって遠目にまずい事になってしまった例。
…そろそろ暑さで頭がグダグダであるらしい事をお詫びします。
.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿