2010年7月31日土曜日

[error:0301] ぼくのほそ道(松島本土編)

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蒲田を始発で出て鈍行8時間。

ここは三陸海岸の南端、




松島です!



松島駅から近い代わりに若干マイナーな展望ポイントなので
そこまで驚くような迫力とは言えませんが、

これからあそこの海岸まで移動しましょう。



1月の東日本・北海道大周回の時と同様、今回も
「北海道&東日本パス」のお世話になっています。


実は今シーズンから、このパスだけでは青函トンネルの
夜行急行「はまなす」に乗れなくなってしまったのですが
(正月のうちに行っておいて良かった)、

代わりに有効期間が7日に拡大=1日あたり1430円で乗り放題という、
「青春18きっぷ」をも上回る最強の広域フリーパスと化しました。


JR東で80km以上ぐらいの距離(東京~小田原とか)を通勤する人は
1ヶ月定期より当パスで通勤した方が安い
というのですから、もはや旅行用パスの範疇を脱しつつあります。

大いに助かります。

今回はこれで主に石巻・八戸などを巡って行きたいと思います。



おそらく、秋には展望台周辺の紅葉も眺望のひとつ。



展望台降りてすぐ、海鮮市場がこの辺にあるはず?なのですが
写してきた観光地図が不正確らしく、どこにも見当たりません。

ずーっと電車だったから腹減ってるのになぁ。



まさか潰れてて今はアレ、ってんじゃあるまいな。



特に星見が盛んな場所という訳でもないはずですが、
なぜかドブの蓋がこんなになってます。

でも松島はきっと、昼間ではなく月夜がベストそうな気はしますね。
(今回は月齢的にも日程的にも、月を待つのはムリ。)



空はどんよりしていますが、相当な蒸し暑さです。

気温よりも湿度が突出している感じですかね。

汗が、出てくる一方で蒸発しません。
シャツどころかリュックまでベタベタ。

なんかタイムリーなメッセージが干してあります。


出窓のほうの目玉おやじ×2なども気になりますが、
不審者だと思われないうちにその場を離れましょう。



こう暑いとついついコンビニなどに誘い込まれてしまいます。

ご当地名物ビールの数々。



何の変哲もないプレミアムモルツなどもあります。

東北ではサントリーは総スカンされていたはずなので意外です。



結局こんなのを買ってみました。

(これだけ暑いと信じられませんが)夏が短いせいか
ほとんどの祭りが8月頭に集中しており、お祭りのハシゴも可能です。



いびつな二枚貝(それこそ名物のカキかも)の化石が
たくさん含まれる、綺麗な地層です。

松島の海岸線も、おそらく芭蕉の頃とはだいぶ違うのでしょう。

ちなみに、ここから八戸辺りまでは三陸のリアス式海岸が続きますが、
実は松島はそのような、山地に海水が侵入した地形ではなく、
もともと大規模地滑りで出来たものだと聞いた事があります。



今回スルーですが、この伊達政宗歴史館の奥に
さっき探してた海鮮市場があったみたいです(左端に看板)。

さっき探してた場所とは何百メートルも違います。


でももう遅いです。というか暑さで気持ち悪くなってきました。



海辺の公園に着きました。

さっきの丘の上は私1人に近い状態でしたが、
こちらは常時賑わっており、土産物屋なども林立してます。

どうやらこちらが松島の表舞台のようです。


松島自体とは関係ありませんが、ものすごい典型的な
”マンガに出てくる旧日本兵顔”(長い卵顔、丸眼鏡、出っ歯、アゴが無い)
若い男性観光客が居たのが気になりました。

ついでに駅では、あれは眉なのか四角く切った海苔なのか
というほど猛烈に顔の濃い人(オバサンかも?)とすれ違ってます。



すぐ横にこんな小島もあります。



短い橋なのに、行き交う人数以上に人影が絶えないな、と思ったら
下が透けて見える橋なので、みんな歩みが遅めで渋滞するようです。


隙間は小さいので落ちる事はありませんし、そこまで高くもありませんが、
一応下は海なのでカメラや財布が心配になります。



松の木が多いので湾の全景は見えませんが、
島々の波打ち際が浸食でくびれている様など、良く判ります。

いずれはあれらの島も崩れて無くなってしまうのでしょうか。

まさか沖ノ鳥島みたいな措置は取られまいな。



遊覧船が群れています。

横浜港や淡路島オノコロ遊園地みたいに
ヘリ飛ばしたらもっと儲かりそうですよね。



急に1句ひねれと言われても、なかなか出てこないもんです。


芭蕉さん 実はスパイって ホントなの

とか絶対採用されないでしょうね。 てか季語ねぇし。



200円ほど掛かるようですが、次はあちらの長い橋も渡ってみましょう。


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