蒲田を始発で出て鈍行8時間。
ここは三陸海岸の南端、
松島 | です! |
松島駅から近い代わりに若干マイナーな展望ポイントなので
そこまで驚くような迫力とは言えませんが、
これからあそこの海岸まで移動しましょう。
1月の東日本・北海道大周回の時と同様、今回も
「北海道&東日本パス」のお世話になっています。
実は今シーズンから、このパスだけでは青函トンネルの
夜行急行「はまなす」に乗れなくなってしまったのですが
(正月のうちに行っておいて良かった)、
代わりに有効期間が7日に拡大=1日あたり1430円で乗り放題という、
「青春18きっぷ」をも上回る最強の広域フリーパスと化しました。
JR東で80km以上ぐらいの距離(東京~小田原とか)を通勤する人は
1ヶ月定期より当パスで通勤した方が安い
というのですから、もはや旅行用パスの範疇を脱しつつあります。
大いに助かります。
今回はこれで主に石巻・八戸などを巡って行きたいと思います。
おそらく、秋には展望台周辺の紅葉も眺望のひとつ。
展望台降りてすぐ、海鮮市場がこの辺にあるはず?なのですが
写してきた観光地図が不正確らしく、どこにも見当たりません。
ずーっと電車だったから腹減ってるのになぁ。
まさか潰れてて今はアレ、ってんじゃあるまいな。
特に星見が盛んな場所という訳でもないはずですが、
なぜかドブの蓋がこんなになってます。
でも松島はきっと、昼間ではなく月夜がベストそうな気はしますね。
(今回は月齢的にも日程的にも、月を待つのはムリ。)
空はどんよりしていますが、相当な蒸し暑さです。
気温よりも湿度が突出している感じですかね。
汗が、出てくる一方で蒸発しません。
シャツどころかリュックまでベタベタ。
なんかタイムリーなメッセージが干してあります。
出窓のほうの目玉おやじ×2なども気になりますが、
不審者だと思われないうちにその場を離れましょう。
こう暑いとついついコンビニなどに誘い込まれてしまいます。
ご当地名物ビールの数々。
何の変哲もないプレミアムモルツなどもあります。
東北ではサントリーは総スカンされていたはずなので意外です。
結局こんなのを買ってみました。
(これだけ暑いと信じられませんが)夏が短いせいか
ほとんどの祭りが8月頭に集中しており、お祭りのハシゴも可能です。
いびつな二枚貝(それこそ名物のカキかも)の化石が
たくさん含まれる、綺麗な地層です。
松島の海岸線も、おそらく芭蕉の頃とはだいぶ違うのでしょう。
ちなみに、ここから八戸辺りまでは三陸のリアス式海岸が続きますが、
実は松島はそのような、山地に海水が侵入した地形ではなく、
もともと大規模地滑りで出来たものだと聞いた事があります。
今回スルーですが、この伊達政宗歴史館の奥に
さっき探してた海鮮市場があったみたいです(左端に看板)。
さっき探してた場所とは何百メートルも違います。
でももう遅いです。というか暑さで気持ち悪くなってきました。
海辺の公園に着きました。
さっきの丘の上は私1人に近い状態でしたが、
こちらは常時賑わっており、土産物屋なども林立してます。
どうやらこちらが松島の表舞台のようです。
松島自体とは関係ありませんが、ものすごい典型的な
”マンガに出てくる旧日本兵顔”(長い卵顔、丸眼鏡、出っ歯、アゴが無い) の
若い男性観光客が居たのが気になりました。
ついでに駅では、あれは眉なのか四角く切った海苔なのか
というほど猛烈に顔の濃い人(オバサンかも?)とすれ違ってます。
すぐ横にこんな小島もあります。
短い橋なのに、行き交う人数以上に人影が絶えないな、と思ったら
下が透けて見える橋なので、みんな歩みが遅めで渋滞するようです。
隙間は小さいので落ちる事はありませんし、そこまで高くもありませんが、
一応下は海なのでカメラや財布が心配になります。
松の木が多いので湾の全景は見えませんが、
島々の波打ち際が浸食でくびれている様など、良く判ります。
いずれはあれらの島も崩れて無くなってしまうのでしょうか。
まさか沖ノ鳥島みたいな措置は取られまいな。
遊覧船が群れています。
横浜港や淡路島オノコロ遊園地みたいに
ヘリ飛ばしたらもっと儲かりそうですよね。
急に1句ひねれと言われても、なかなか出てこないもんです。
芭蕉さん 実はスパイって ホントなの
とか絶対採用されないでしょうね。 てか季語ねぇし。
200円ほど掛かるようですが、次はあちらの長い橋も渡ってみましょう。
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