2010年7月22日木曜日

[error:0290] そうだ富士山、行こう。(1/5:登り始め編)


これは一昨日の谷中、未公開だった写真です。

同様のものがあちこちに存在しますが「富士見坂」という、
富士山が良く見える坂道だそうです(この日は薄曇りでアウト)。



7月下旬は天候が安定する富士山のベストシーズン。
しかも去年までと違い、混雑する土日を避けられます。

そうだ富士山、行こう。


※私は過去2度ほど富士山に登ってますが、
 未経験者が思い付きで富士山に直行するのは非常にオススメできません。
 ぜひ事前に充分な情報収集を。



というわけでこちら、御殿場駅。
朝5時45分出発でやって来ました。

ここからはバスで登山口へ向かいます。


富士山の登山道は大きく4本ありますが、

過去2回はいずれも夜間に富士吉田ルート(北東斜面)を登って
途中でご来光(日の出)を拝み、
須走ルート(東斜面)から降りる行程でした。

今回は半分ブログ写真が主目的ということもあって、日帰りに。
具体的に各種時刻表とも相談した結果、

御殿場ルート(南東斜面、ウチから一番近い)から登って
富士宮ルート(南斜面)から降りる計画といたします。


駅員のオジサンも
バス切符売り場のオバサンも
バスの運転手さんも
皆、大変フレンドリーです。

勧められるままに御殿場駅→御殿場登山口+
富士宮登山口→富士宮駅の一括割引バス券を買いました。

が、よく考えたらこれは

途中リタイアして御殿場口に引き返せなくなった

事を意味しますか?



バスから富士の裾野が見えています。

何だか積乱雲湧いてるようにも見えますが大丈夫でしょうか。



どうでもいいけどナンバープレート何とかしようよ。

あと、もうちょい左に寄ってくれると助かります。



富士登山のコツは、なるべく各種関節を動かさず擦り足で、
体力を温存し気圧に体を慣らしながら、牛歩戦術すること。
平地と同じつもりで歩くとすぐにバテます。

それを思いきり走ろうってんですから、驚愕の一言です。



基地が近いので、自衛隊ともよくすれ違います。
その富士登山駅伝の常連でもあります。

屋根に重機関銃載せられる角ばった装甲車とか、
初めから何かの展示会で見るとそうでもないけど
一般道路でいきなり会うと結構ビックリ。



大会に向けての特訓なのか普段からなのか、
ランナーも多いです。

山の上どころか、この炎天下で平地走ってるだけでも感心します。



9時ちょうど。御殿場登山口からアタック開始です。

が、その前にここで各種装備の装着を。



日焼け防止のため防寒防水の上着(あまりに暑くて結局すぐ脱いだ)
足首に砂利よけカバー、
3本持参したポカリスエットのうち1本を首掛けホルダーに。
あとタオル、携帯酸素、カメラなどをすぐ出せる所に置きます。

スポーツドリンクばかりでなく1本は真水にすべきでした。口がベタベタになります。


ついでに、お茶屋の人とおぼしき人が地図をくれるというので、
一応もらっておきます。

実はココ、あとで重要になります。



現在地は右端あたり。
そこから緑色の道を登ることになります(黄色は下山道)。


左上の環状部が「お鉢」という、山頂部の外輪山のような物で、
過去2回はその「お鉢」へは到達しましたが、時間等の関係で、
そのうち本当に一番高いポイント(剣が峰)までは行ってません。

今回はその剣が峰まで行けるといいな。


その後、帰りは青い道を下ってきます。

バスは夜8時か8時半ので、新横浜への終電に間に合うはずです。
地図の隅にも確かに時刻が載っているので、それを狙いましょう。

するとどこまで行けたかに関わらず、5時には下山開始ですね。


実は御殿場ルートは4本の登山道でも一番長く、標準所要7時間半。
一応間に合う計算ではありますが、あまりゆっくりはできません。



基本的に一番マイナーな登山道(下り側はそこそこ人気)、
しかも平日なので、目論見どおり非常に空いてはいますが、

さっそく上へ向かって駆け出すランナーが。


壮大な構図です。



御殿場口や須走口の場合、足元はこのような砂利です。
ブツブツ気泡が開いていて、やはり明らかに溶岩性のものですね。


この辺はまだ良いのですが、もう少し上に行くとザクザク深くなり、
足のステップが滑るというか沈むので、非常に厄介です。

どうしても足裏の一部だけに無理な圧力を掛ける歩き方になるので、
そこがたちまちマメになるのも困ります。

やっぱこのルートは失敗かなぁ…。


さて、あちこちのウォーキングに連れて行く”相棒”に、
今回もお出まし願っております。

登山ステッキより長く、金剛杖(八角形の太い木の棒)より軽い。
しかも適度に曲がってて持ち易いので重宝してます。

特に下山時、こうした何らかの支えがないと危険、ないし膝に悪いのです。
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