待ち時間より乗車時間のほうがはるかに短いのですが、
電車は快適だナァ。
かつて電車酔いする子だったのがウソみたい。車は今でもやや苦手ですが。
米原駅で乗り換え。
「足元白い三角印、3番から6番でお待ち下さい」…え、ここ8?
長浜駅に到着しました。
木とタイルで茶色っぽく統一されております。
都会の駅でもド田舎の駅でも、
なかなかこういう高級感など出してはいられませんわな。
金掛かってそうなポスターですが、
石田三成ってこういうのでしたっけ?
むしろ島左近じゃね?
ちなみに長浜は羽柴秀吉の領地で、元々今浜という地名だったのを
織田信長にあやかって長浜に改名したといいます。
6年ほど前も一度泊まって気に入ってた、琵琶湖畔のホテルです。
当時のコストパフォーマンスは間違いなく全国最高ランクでありまして、
この値段でこれだけの設備を回して行けるのか心配になったほどですが、
さすがにやっぱり値上げしたみたいです。結婚式場棟や屋上露天風呂が付いてるような新造ホテルが、税込7000円かそこらでしたからねぇ。
…「女性客のほうは白いドレスは着ていくな」とは言いますが、
じゃあ真紅なんぞ着てったらどうなのさと考えたくなるような一品です。
ちなみにこの花嫁、頭まであれば身長2m近いと思われます。
確かに、小柄な人にはイマイチ似合わないデザインかも知れませんな。
ここもまたイタリアンな井戸が飾られております。
窓からの琵琶湖。正面は遊覧船乗り場になっています。
別棟の屋根で手前部分がいきなり切れているのが惜しいですが、
前回泊まった部屋はもっと「当たり」で、
結婚式場棟のチャペルや庭が良く見えました。
ところで、ある程度地理に覚えのある人には、
やけに琵琶湖が小さいように見えるかも知れません。
長浜から対岸の高島までは20km、
背後の山地までは30kmぐらいあるはずですから。
実はここは埋め立て地状に突き出した場所でありまして、
窓は西でなく南東を向いています。
朝日が正面から昇ってくると大変混乱しますが、これでいいのだ。
でも、このぐらいのスケール感のほうが画になって見えますから不思議なものです。
4や9や13を全く恐れぬ部屋番号割には、実は個人的に好感持ってます。
中には「4階」自体が無くて3階の上が5階、なんてホテルもありますからな。
ちなみに私が前住んでた所の電話番号には
4が2つ、9が3つ、13が1つ含まれてました。
弱点はやはり、夜中に腹が減った場合、行ける店の無さ。
コンビニで酒とツマミぐらいは用意しておきましたが、
「大関」かと思って買ったら「大湖」という地元銘柄でした。
特にこのような筆文字だと、パッと見わかりづらいです。
でも強いわりに甘くて飲み易かったような記憶があります。
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