2009年11月15日日曜日

[error:0091] 日本横断ウルトラ悔いず(伊勢湾編)

そろそろバスでスタート地点へ移動しますが、
バスターミナルがどうにも判りにくくて困りものでした。




案内板を追っていくとどうもグルグル遠回りをさせられてる気がするし、

最終的に駅地下の食品売り場なんかに着いてしまいます。

このエスカレーターセットは両方とも下り(1階に向けて下りてくるので乗れない)
という奇想天外な構造ですし、

やっとターミナルに着いて見れば3階と4階があるのですが、
両方に同じ番線番号があるため、混乱しまくり。
さらに切符売り場も、行き先別に散在してる始末です。




ここがスタート地点!


おかげで余裕で間に合うはずの便に乗れず、30分余計に待ちましたが、
まぁ何はともあれスタート地点、三重県内の伊勢湾に到着しました。
突堤の先に立ってるのは、灯台っぽいですが釣り人。

戦国時代の長島一向一揆、あるいは社会の時間で習う輪中地帯で有名な、
伊勢長島の先端になります。



これはちょっと横、長良川の河口です。
左奥の煙突っぽいのは多分、四日市コンビナートあたりですかね。

空気が若干冷たいですが、日射しがポカポカ暖かいです。
徹夜の眠さが一気に来ましたが、すぐ脇に温泉施設があるので移動ぉ~。




伊勢湾台風の慰霊碑。
下に納骨もされてるそうですから、むしろ墓ですか。

左には観音堂がありますが、これは伊勢湾台風と関係なく、
台風以前からの?温泉湧出記念のようです。

「伊勢湾台風にもビクともしなかった」とかって書いてあるんですが、
帰って調べてみると伊勢湾台風(1959)より長島温泉湧出(1963)の方が後なんですよねぇ。




大型複合温泉施設、長島スパーランド。
なぜかゲート脇にカナダ国旗が。




今回寄りませんでしたが園の大部分は海水プールとか遊園地で、
実は色々と記録尽くしな巨大遊園地でもあるようです。


温泉エリアの設備はすばらしく、なかなかオススメできます。
庭園の趣を凝らした各種露天風呂やら、電流風呂やらジェット風呂やら。
ちなみに天然ガスと一緒に出た温泉だからか、若干石油臭のするお湯です。

どういう事情なのか、腰のあたりをマッサージするジェット風呂に
片足上げて背伸び気味に正面から挑んでいる猛者が居ました。
あれはナニカ鍛えていたんでしょうか。




気が付けば、4時間ほども湯ったりのんびりしてしまいました。
本格的な歩きは明日から。
今日はこれから海から宿まで2、3kmだけ歩いて終わりです。




夜(まだ6時ですが)にも存在感あるジェットコースターです。




しばらくの間、ガソリンスタンド以外
レストランもコンビニもないような道を進みます。
というかこの先ずっとですが

珍しくココイチ(そう遠くない一宮市が本拠地)があったかと思いきや、
目的の宿でした。




客室部分はアパートみたいになっていて、
フロントからでなく外から直接入ります。
アメリカンモーテル方式ですね。

結構あちこちにチェーン展開してるみたいです。
でもフロントの様子は個人経営の民宿みたい。
24時間一人で応対から客室清掃までやらされてたりしたら大変だなぁ。




値段は5千円余り(しかも人数に関わらず部屋数課金!)ですが、
その割に広くていい部屋です。

難点は歯磨きセットが置いてないことと、
食事・買物できる場所がないこと。
唯一、少し歩いた所に寿司屋があったのでそこへ行きましたが、
客が来て驚いてる様子でした。


さらにここから5、6kmの「なばなの里」という所で
ライトアップイベントが大変見事らしいので行こうとしたのですが、

バスの時刻的に行けても帰ってこれない事がわかり、断念。
タクシー使うと、もう一回電車でここ来るのと大差ない値段になりそうだし。


仮にも、名古屋からそう遠くない場所のはずなんだけどなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿