何か宗教施設みたいな名前ですが、早い話が野外建築アートですな。
「平衡感覚を狂わせる」がキャッチフレーズのようです。
丸い床、傾いた柱に、ソファーが壁を貫通してたりする家とか。
この家は中が迷路状。
しかし床がすり鉢状の急傾斜で、
むしろ迷路の壁がないと滑って登れないという点こそが、
最も脱出を難しくしています。
床に避難誘導灯とかありますが、
この中に居る時に火事とか起こって、緊急脱出しろと言われてもねぇ。
トイレまで平衡感覚狂うのは、色々と不都合なのでは。
屋外にもこのような。
なぜかどれも「地図」とコラボしてるようです。
「平板なはずの世界が歪んでいる」って意味かなぁ。
樹もあんな所からニョッキリ生えさせられて、御苦労なことです。
人工丘の上からは付近の平野が一望できますが、
ただ立ってるだけで滑落しそうでメチャメチャ怖いです。
アッガイの頭の上歩くってこんな感じかなぁ。度胸あるなぁカツ・レツ・キッカ。
なにしろ地面が丸い・苔むしている・雨、と三拍子揃ってます。
入口で運動靴とヘルメットを無料貸出してますが、
そういう次元の問題なのかと。
柵とか手すりとか、せめてロープ垂らしとくぐらい必要じゃね？
奇妙な劇場か要塞みたいな構造物もありますでよ。
「ドラゴンへの道」か「二百三高地」みたい。
ここも足元が傾斜したガレ場なんで大変です。
雨漏りにも要注意。
採光用目的なのかも知れないけど、真っ暗な中で滝よけるの難しいです。
内側に出ると、このような。
傾斜きつくて、あまり出入り口周辺から動けません。
すり鉢状地形の反対斜面には、さかさまの日本列島が。
でももしかして北海道＝トイレ？
道端に保護色でひっそり、さかさまでないバージョンも。
一応ここが「顔役」的なモニュメントなのかな。
養老天命反転地、とバラバラな向きの刻印がされてます。
水道、というかポンプ式の井戸かな。
せめて晴天時でないと、上まで行くのは厳しいです。
私には「災厄からの復興」的なモチーフに見えます。
なぜここにそれかはともかく。
晴天時全景はこんな感じみたいです。
アスレチック要素が強いので子供には大ウケすると思いますが、
しかし子供をここで好きに走り回らせとくのは危険過ぎますな。
しかし運命反転ということは、
好転する人も居れば悪化する人も出ちゃうのかしらん。
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