2009年10月11日日曜日

[error:0053] 栃木でカメラを壊すの巻(栃木・鹿沼編1)



最終日は栃木市。宇都宮の南西、鹿沼の南にあたります。
蔵の街として売り出していて、普段からそれなりに観光客も多いみたいです。

白壁と柳と鯉の、いかにもな風景。
昔はこの川をずっと江戸まで(渡良瀬川→利根川→旧江戸川)、舟運のやりとりがあったそうです。

でも個人的に県名と市名が同じ町って、紛らわしいうえに没個性的でイヤさ。
しかも栃木市は県庁所在地ですらありません。実は、昔はここが県庁所在地だったそうではありますが。




舟下りもやってますよ。行列発生中。




そうかと思えば一転して西洋風な、魚型の噴水。
ピッシェビーノって魚型ワインも有名ですな。

しかし魚はともかく、温泉なんかのライオン型吐水口、あれはなぜライオンなんだろう。
まぁ酔っ払いのオッサン型にさえして貰わなければ大抵は許せますが。




それでなぜ栃木市かというと、街のあちこちでプロジェクター使って短編映画祭催行中なのです。
たとえば市役所も会場のひとつ。




なかなか盛況です。写ってませんが、後方の席にもゾロゾロ人がやってきます。

開催期間・時間がちょっと短いのと、ボランティアスタッフの手際が悪いの(というか本部側の説明不足?)が惜しいですが、映画の中身は悪くないです。





昨日は結局午後からホテルで寝っぱなしで、24時間食べてないのでお腹が空いて来ました。
映画祭のほかにビール祭りもやってるので、ここでエネルギー補給しときます。
ここも予想以上に盛況です。




500缶で900円と高いですが、輸入のドイツビール。
ソーセージ盛りは確か500円ぐらいだったかな?

場所がないので樹の根っこに座って。来年はもっと会場拡大しても良さそうですな。




橋の上を利用してステージイベントもやってます。

写真は女性デュオですが他に、ドイツ風楽団が出てきて「ゆかいに歩けば」など歌いもします。

「ゆかいに歩けば」というのはよく小学校でやる、♪バルデリー、バルデラー、ってアレです。
ワンダーフォーゲルの歌だったかな。
やっぱり元々ドイツ語の歌は、意味分からなくてもドイツ語でこそ様になりますね。
…と思って調べたら、なんと本当は「ファレリー、ファレラー」が正しいみたいです。




そこら中でソーセージとかヤキソバとか焼いてるから、犬には辛抱たまらんでしょうなぁ。




とくに意味のない黒ネコ写真。
でも堂々と物怖じしないヤツでした。




黒ネコ以上に、接近しても全く逃げようとしなかったトンボ。
もしかすると死期が近かったのかも。栃木はすでに秋深し。





路地裏も石畳で、立派な寺があったりします。

寺なんてのはそうそう出来たり消えたりしませんから長い歴史を誇るのでしょうが、





洒落た事書いてるようで実は、いつ無くなるか判らないと激白してる店。




映画祭・ビール祭に加えて、重陽の雛祭りも開催中です。
商店や民家の軒下に人形が出現します。
聞いたほどそこら中出てはいませんでしたが、正確な重陽の節句(旧暦9月9日)は10月26日なので、まだ本格化してないのかも知れません。

しかしねぇ、玩具屋だからって雛人形とモデルガンを並べて飾るってのはどうかと。




これはカラクリ人形。湯呑みを運んで差し出してくれます。




こういう蔵の店も映画祭会場のひとつです(目印の黒い太鼓暖簾が出てます)。
1日フリー券なので、午後ももう1本ぐらい観て行きましょう。

実際入ってみますと、換気の悪い蔵屋敷を暗幕閉め切って2、30人も入れれば、そうそう長居できない事が判明w
せめてもっと天井の高い、酒蔵みたいな所じゃないとダメですね。

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