無職人間としては、連休時は混むので逆に避けたいところです。
しかし栃木市・鹿沼市でイベント盛り沢山との情報を得て、行ってみました栃木県。
本番は明日・明後日ですが、まずは前哨戦として宇都宮へ。
栃木県内はこの後も至る所キンモクセイが盛りで、ラッキーでした。
宇都宮なら新幹線使うところですが、無職人間としては大人しく湘南新宿ラインにしときました(宇都宮ならそこまで時間的に大差ありません)。
その代わり1000円弱足して、普通グリーン席をば購入。
北へ行くにつれ周りの席がどんどんガラ空きになっていくのに、たまたま私の隣のサラリーマンだけ終点宇都宮まで一緒。
別に実害は無いんですが、こういう時って実際以上に損した気分になりません?
宇都宮といえば餃子ですな。
マスコットキャラは若干キモチワルイですが、朝6時半から開いてるスバラシーお店です。
宇都宮では朝マックならぬ朝餃子なのでしょうか。
戦時中、中国戦線に駐留していた宇都宮第14師団が餃子文化を持ち帰ったものが、関東にしては寒いこの地でウケて、今に至るそうです。
年間購入額は宇都宮が全国一、消費量では浜松に負けるそうです(つまり単価の差?)。
個数が増えるほど単価が上がる謎。6個入りの普通皿にしようかな…。
結局、6個入りの普通皿を4つも食べてしもーた。
食べた中ではシイタケ餃子が一番オススメでふ。
一時壊されたらしい、貝じゃなくて餃子から生まれた女神像。
隣は背中に子供が一杯乗ってるガマ像。
これが町のシンボルとされているとなると、壊したくなる気持ちも少しは判らんでもないかも…
ちなみに宇都宮駅前、餃子屋も多いですがそれ以上にサラ金が目立ちます。
さてこれらの像、そして建材として全国津々浦々で使われている、大谷石(おおやいし)の採掘場見学に来ました。
ちなみに大谷石は凝灰岩(火山灰が堆積して固まったもの)の一種で、軽くて軟らかいのが特徴です。耐火性があるため、ピザ窯なんかにも使われるそうです。
大谷は宇都宮からバスで西にちょっと行った所で、地域全体が大谷石でできています。
デカい崖の穴も、採掘の跡。
近くで見るとこんな石です。
公衆トイレの壁ですけども…。
現在使われていない採石場の一つが公開されています。
要塞のごとき趣があります。
大穴が開いて、今にも崩落しそうで怖いです。
まさに掘り尽くしましたなぁ。
搬入口でしょうか。やっぱり秘密基地くさいです。
山肌の樹を伐ったものか、薪も積まれてます。
まさに、水が岩の割れ目を押し開いて滝になった形です。
あ、こんな石燈籠、どっかで見た事あるなぁ。
大きさは小さめです。タバコの箱参照。
大谷石は軟らかくて彫りやすいのが長所です。
チケット売り場に入ります。採石場の断面模型がお出迎え。
今日はかなり暖かいですが、ストーブを「もう出してある」のか「まだ仕舞ってない」のか(さすがに点いてはいません)。
しかし大谷石の上に畳敷きって、シュールな組み合わせだなぁ。
入口脇は資料室です。
地質の説明とか、採掘道具とか出来た製品とか。
私は地学出身なので地質図とかあれこれ時間掛けて見てしまいましたが、普通の人はサッと流す所かな。
あー、あるあるこういうの、神社とかに。
んでは、いよいよ地下坑道に潜っていきましょー。
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