2009年9月10日木曜日
[error:0026] 無職NZ旅行の暴挙(ワイトモ・オークランド編)
いよいよ最後の宿泊地、オークランドへ移動です。
なぜかNZの運ちゃんは全員例外なく孫の居るような歳ですが、
中でも今日の人は帽子とヒゲがジョセフ・ジョースターな、シブいオヤッサン。
カーラジオ掛けてる観光バスってのは初めて乗りましたけど。
こんなところまで法輪功が勢力伸ばしているとは…
中国政府が恐れるのも無理はなさそうです。
5分だけトイレ休憩。ダムを見下ろせる丘の上です。
せっかく良い眺めなのでもう少し見ていたかったものの、時間がないので早々にバスに戻りました…が、他のNZ人(でないのも居るかも)乗客たちは誰一人集合時間守らず、カフェでマターリしてやがりました。
途中、ワイトモ洞窟で鍾乳洞&土ボタル見学ツアー。
中は撮影禁止、というか完全に真っ暗なんでキレイに撮ろうにも無理です。
鍾乳洞にしては乾いた洞窟で、床が平らな石畳敷きに完全整備されていて驚きました。音響が良いのでコンサートで使う事もあるそうです。
三途の川もかくやと思われるような最下層の地底湖に大型ボートで漕ぎだすと、土ボタル密集地です。
オールがあるわけではなく、側壁や空中に張られたロープを係のオバチャン(年中真っ暗な洞窟の底で働くってのも健康面で心配だ)が手繰り寄せて進みます。
しかしボートが途中で乗船場に引き返してしまい、何だろうと思っていたら
重量オーバーだったのか、重そうなオバチャン客が4、5人降ろされました。
そこは満天の星空…というより、都市の夜景を引っ繰り返して空に貼り付けたかのような、豪快な光景です。
それでも、暗くて静かな所に連れてこられた幼児が、負けず豪快にイビキかいてました。てか、幼児も豪快にイビキかくんですね。
土ボタルはエサの虫を引き寄せるため、洞窟の天井にぶら下がって緑色に輝きます。
普通のホタルと違って点滅はせず、光りっぱなしです。
…ホタルといっても正確にはハエの幼虫ですので、むしろ光るウジ虫とでも言うべき代物ではあるのですが。
洞窟入口のそばに、随分白くて平らな葉っぱが。
本当に字書いて切手貼って、文字通り「葉書」として使えるそうです。
ドライブインで昼食休憩。
本来「Big Apple」ってアメリカの事だと思いますが、単に自家製リンゴが名物だかららしいです。
レジ横に招き猫。
欧米では最近「Lucky Cat」と訳して、招き猫が流行っているようです。
でもコイツ、なんか変じゃありませんか?
招き猫というよりむしろ、ツタンカーメンの呪いのマスクに見えるんですが。
奥さん、犬のヒモ長すぎですぜ。画面の端から端まで届いてるもん。
ほとんどヒモの意味無しと思われます。
ガイドさんがホテルの玄関を見つけられず少々迷ったりはしましたが オークランド到着。
首都ではないものの人口140万、全国民の3分の1が住むNZ最大の都市です。
なお首都は位置的な利点上、南北両島の中間に近いウェリントンとなっています。
正直、あまり気に入らない町です。
「治安が悪い」とまでは言いませんが、物乞いや酔っ払いが多くて「小汚ない」。
余り「NZらしさ」はなく、むしろ香港かアメリカか、といった感じですので、あくまで宿泊目的と割り切る形で良いんじゃないかと。
部屋の窓からは市のシンボル、南半球で一番高い(328m)スカイタワー。
東京タワーとほぼ同じ高さです。
あの上からバンジージャンプもできるそうです。
翌朝は帰国便の時刻の関係上、朝4時起きの苦行となるのですが(なので最後の宿泊地はこの町にせざるを得ない)、夕食がてら少しだけ市内散策を。
港に飾られている、アメリカズカップ用の競技ヨットです。かなりデカい。
大型船を模したのであろう、港の客船ターミナルだかショッピングモールだか。
こいつは個人的に格好いいと思います。
どうせ明日には日本食にありつけるわけですが、あえてここで日本語のラーメン屋に入ってみました。
マオリ系だかインド系だかの客が流暢な日本語で「ごちそうさまー、お勘定」なんて言ってましたんで、かなり日本ツウ御用達のお店なのかも知れません。
卵入り塩トンコツラーメン、味付メカブ、ビール小瓶で1500円弱。
まったく日本のラーメン専門店の味です。ほっとする一杯です。
ラーメン食べ終わると外は真っ暗で、スカイタワーはライトアップされていました。
1800円ほど払って、登ってみる事にします。
なぜか、入口が神社の鳥居っぽいんですけど?
このテの展望タワーのお約束、足元の透ける床です。
「厚さ3.8cmの強化板であり、周りののコンクリート床と同強度です」なんて書かれてましたが、
3.8cmしかないと想像するとかえって怖くなります。
近くのインド人カップルが2人きりにして欲しい様子なので、そろそろお別れとしましょう。
長ーいレポート、最後までお付き合いありがとうごうざいます。
またいつか来たい国です。
エレベーターも透明床装備です。
ちょっと気になるシンドラー社製です。
海とも空とも区別のつきにくい、晴れ渡った太平洋を越えて帰りましょう。
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