2009年9月2日水曜日
[error:0007] 無職NZ旅行の暴挙(テアナウ湖畔編)
クイーンズタウンへ飛行中です。結構低高度。「60 handred feet」とかって言ってたかな、1800m?「6 thousand feet」とは言わないんでしょうか。
機内はかなり狭苦しいです。
肉眼だともう少し海がエメラルドグリーンだった気がします。この緯度にしては随分鮮やかな色でした。
何百キロも続く平野を、パッチワーク的な畑が埋め尽くしています。馬の練習用であるらしいレーストラックが異様な数、散らばっています。
牧場の上を通ると、羊の群れが驚いて逃げます。
丘陵地帯に入ってきました。
あまり高い山脈ではないはずですが植生がなく、その禿山の上の方が雪をかぶっています(NZは早春)。
ずっと遠くの地平線にだけ、雲。
なんだろう、このシンプルすぎるデザインと配色の光景は。初代ドラクエのグラフィックみたい。
湖も見えてきましたね。相変わらず、どこか奇妙な見晴らしの良さです。
クイーンズタウン空港です。高緯度なうえ山奥で、さすがに肌寒くなってきました。
高度を下げて山の隙間の着陸コースに入ってくると、振動と言い、山肌との距離と言い、かなりスリリングな飛行となりました。天気が良くて、本当にマシだった事でしょう。
ここで日本人2人がお出迎え。旅行会社からのワンスポット的な案内人と、自分で手配しておいたチャーター車の人です。お互い、同じ名前の客を待っているのに気付いて驚いてました。
道の両脇は、本当に牧場ばかりです。多い方から羊、牛、馬、鹿。あ、この並び順は良くねぇな。
たまーにアルパカなんかも。
日本の国道なら、どんな田舎でも道端にショボくれたラーメン屋か喫茶店ぐらいは点在するもんですが、ここは本当に牧場と、ごくたまに民宿らしきものがあるだけです。
なおNZに高速道路はなく、一般道が最高速度50kmだったり100kmだったりです(イギリス文化圏のくせに標識がマイル表示じゃなかったのが意外)。
本来はテアナウまで長距離路線バスで移動のつもりだったのですが「11月まで運休中」とのヘタレ具合ゆえ、チャーター車にしました。料金は$150。200km以上もの距離を1万円で走ってくれるタクシーだと思えば、激安です。
その200kmを2時間で走って、テアナウのホテルへ到着です。
一応ちゃんと「ホテル」に分類されている宿ですが大部分平屋で、ホテルと国民宿舎の合いの子、ぐらいが近いかなぁ。
フロントのおばあちゃんは、まさに田舎の小学校の先生みたいなイメージでした。
さっきの飛行機でもそれっぽかったですが、ニュージーランド英語は明らかに「today」を「トゥダイ」、「name」を「ナム」って発音してます。
ただでさえ聴き取り苦手なのに、そりゃ判らねぇってば。聴覚障害者のふりして筆談求めちゃうゾ。
こちらがお部屋です。喫煙者は肩身狭く、1階の一番隅っこの部屋。ま、庭の木がイイ感じではあります。
まだまだ日が高いので、荷物だけ置いて散歩にでも出ましょう。
…が、鍵の締め方にコツが必要で(扉をかなり素早く閉めないとロックが掛からない)、意外な時間と労力を消費しました。
ホテル前はすぐ湖です。南島は氷河が削ってできた大きな湖が、幾つもあります。
こちらはテアナウの街を開拓した人らしい像。
妙に西部劇風な観光案内所です。
しばらく湖に沿って歩きましょう。
ベンチがあちこち設置されています。
ここはダム湖としても使われており、水位は人工的に上下します。
看板によると「岸辺の植物が溺れたりしないよう、自然環境に十分配慮されている」らしいのですが、
実態はバッチリ溺れてるっぽいですぜダンナ?
「湖がキレイね」「君の方がキレイさ」
募金箱に130円ほど入れときましたが、それ以外無料のミニマムな野鳥園です。
なぜか、天井の金網に逆さまに張り付くのが好きらしいヤツです。
「ケア」。ニュージーランドのでかいオウムです。
サルなんぞより頭が良いらしく、クチバシが鋭いうえイタズラ好き。リュックを取られたとか靴を食い破られたとか、危険な武勇伝が数多くあります。
でも、なぜか小石敷きの地面をひたすらを深く掘り返してたりしてて、面白いヤツです。
「ガァァ ギィア グゥワァ ゲェア ゴォア~」とか、随分バリエーションに富んだ奇妙な鳴き声で、つがいで会話してました。本当にどうみても会話してるようにしか見えません。
「ジャップゴーホーム!」とか言われてるんじゃないといいんですが。
随分、羽根で水増しした体です。ハトか何かの仲間じゃないかと思いますが、むしろペンギンっぽい。
なぜかこいつ、私の目の前までやって来て、しきりに垂直ジャンプを繰り返します。
トリの連続その場垂直跳びって、初めて見ました。
威嚇してるのか?
そうするとエサでも貰える事があるのか?
なんとなく、だんだんイコカのペンギンキャラか何かに見えてきました。
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