09/09/09。楽しいNZも、実質あと2日となりました。
名残り惜しくも南島を離れ、北島の火山地帯、ロトルアへ移動します。
やはり火山性である洞爺湖のような、中の島のある湖に面した町です。姉妹都市が別府。もちろん温泉も多いですが、NZの温泉は水着着用なのが面倒なので、今回は入ってません。
さすがに秘宝館は見当たりませんでしたが。
北島は南島より低緯度で暖かく、マオリ系(元はポリネシア系)住民の多い、どちらかというと南国風の島です。
空港からは、たとえるなら草ナギ剛似な、若い日本人男性ガイドさんとハイエースです。
ここはマオリ文化村+地熱公園なテーマパーク。入口もマオリ風です。
元を正せば、確かこんな映像をTVか何かで見て、「NZ行ってみようかなぁ」と思い立った気がします。
実際は、もっと郊外に行った方が大規模なのがあるようです。
斜め上へ勢いよく打ち上がる間欠泉です。
一瞬チャレンジャー爆発事故の映像を連想しましたが、今見直したら全然違いますね。
もうもうと沸く煙です。
夜はライトアップされるようで、向かいの丘のホテルからも一日中良く見えるでしょう。
町の中はもちろん、空港着陸前からすでに少し硫黄の匂いがしていましたが、
不思議なものでこの硫黄の匂いというのは、慣れるとむしろ、どこか懐かしさのある匂いにも感じられました。
岩肌をくだる熱湯の滝。
黄色いのは硫黄の沈殿だけでなく、熱水性の菌類やコケ類も混じっているかと思います。
熱水は、普通の川に合流します。
あの辺りなら、湯加減ちょうどいいかも知れません。
泡がポコポコと沸く泥温泉です。
別府の坊主地獄はほぼ液状の泥水ですが、こちらはもっとドロドロした泥です。
もうちょっと表現何とかしたいなー。
このようなシダも、NZ観光のシンボルマークのひとつになっています。(→例えばこのへん)
でかいのは5m~10mになるという、恐竜時代から抜け出てきたような趣の一品です。
マオリの鳥罠です。
舟の底にエサを入れておくと、周りの網に鳥が引っ掛かるんだと思います。
マオリの小屋。脇にトーテムポール的なものも。
いかにも原始人的に見えますが、19世紀にはマスケット銃抱えてイギリス帝国軍と戦争したりもしてますし、むろん現代では普通に都市生活してます。
もしかすると、半裸に槍持ってショーなどやってみせるのは屈辱的なことかも知れませんし、あるいはミゼットプロレスのレスラーのような、強固なプロ意識に支えられた上でのものかも知れません。
風通しは良いとしても、雨漏りひどそうです。
マオリも石焼きイモをやるそうです。
食料貯蔵庫(と、干しウナギのレプリカ)。
どうみても鬼太郎の家っぽいですが。
マオリの集会場。首里城を小さくしたような雰囲気にも見えます。
ちょっと無理がありそうですが、建物の形はマオリ文化的に「手足を広げて歓迎する人の姿」を模しているのだそうです。
中央の建物の内部。たまにイベントなどで使われていると思われます。
屋根の白い梁は肋骨、中央の大黒柱は心臓で、この柱にだけは彫刻刀を突き立てないのだそうです。
横の建物は、
100年前(!)、マオリ工芸専門学校の学生が作って博覧会に出した一品だそうです。
ちなみにその工芸学校は、マオリ系しか入学できないそうです。ある意味、差別?
工房では彫刻類のほか、大型のカヌーなども作っています。
多数張られたビーム(横桁)や、ダークグレーとマルーンのツートンカラーが、何となく軍艦っぽいです。
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