2009年9月5日土曜日

[error:0014] 無職NZ旅行の暴挙(荒野編)

今日はクイーンズタウンを発ち、観光バスでクック山方面(マウントクック国立公園)へ移動です。
これから数時間、NZ国内でもとりわけ人口密度の薄いらしい荒野を走ります。

環境が良いからか、連日早寝早起きを強いられているせいか、こっちに来てから体調が良いですなぁ。



バンジージャンプ台のある橋です。ここのは高さ40m余り。
バンジージャンプは結構値が張るそうです。自分なんかお金もらってもイヤですが。
ちなみに
・65歳以上はタダ
・全裸の女性はタダ
・ロープなしならタダ
だそうです。



このあたりはワイン産地で、ブドウ畑がちらほら現れます。
奥が何か白く煙ってるな、と思っていたら、



急に霧が出てきました。



あの渓谷の川霧のようです。



バスの屋根は天窓付きです。
岩が道路に大きくせり出していて、あればいつ崩れてきてもおかしくない岩だそうです。オイオイ。



この辺は金山で、一時はゴールドラッシュに沸きました。
山肌を上から水で洗い流して、下で砂金として集める方式だそうで、その水流の浸食した「川」の跡が時々見えます。

今もまだ採れるものの、環境保護の観点から採掘は止められているとか。



途中の小さな町(村?)、クロムウェルのドライブインで休憩。
果樹園が多いらしく、まるっきり大きな八百屋といえる様相です。



店内はでかい黒猫がうろついてます。
大丈夫か、果物食われてたりしないのか。



リンゴとかキウイフルーツをkg単位で買っていってもどうしようもないので、ソフトクリームでも買います。270円。
「チョコチップアイスとキウイフルーツのミックス」なる物を頼んでみたのですが本当にミキサーで粉々に混ぜてくれる結果、どうも外見がよろしくありません。



遠くてよく判りませんが、あれはブドウの木が凍って樹氷に?



ダム湖だったか運河だったか。山脈がきれいに逆映りしています。



果樹園地帯から牧草地帯に変わってきます。
この辺の牧場は皆、面積何万ヘクタール(何十km四方)とかいう広大さです。



 毛刈り後の羊のようです。バスに驚いて逃げます。



草地も減ってきて降水量の少ない、内陸の高原になってきます。
どこか別の惑星のような光景です。



巨大な粘土の崖だそうです。
マオリ(NZ原住民)が顔料でも採っていたとか言ってたかな?



なんとかカフェとコンビニ程度はあるような峠の集落(確かオマラマ)で、再度休憩。
周りが砂漠っぽいからか、ここだけはNZというより西部劇風なイメージでした。

ここのシンボルはシャケ。川シャケの養殖場があるみたいです。


全長1200mもあるという、巨大な散水装置です。
タイヤ付きで、グルリと大きく回りながら水を撒きます。



散水装置から直接水でも飲もうと言うのか、ここだけ牛が群れてます。



うーん、この写真は何だったかな。マスか何かの養殖場?



だいぶクック山が近くなってきました。クック山からの氷河水が集まる、プカキ湖です。
氷河水は削ったばかりの岩屑を多量に含むため、水は若干青白く見えます。もっと上流に行くと完全に灰色になりますが、それはまた明日。

画面左端付近の、三角形の一番高い山が、NZ最高峰のクック山です。
火山ではないため形はまるで違いますが、富士山とほぼ同程度の高さです。



山肌を細く深く削った雪融け水が、裾野に低い樹海と湿原を作っています。



バスの正面にクック山、右の窓の白い谷はNZ最大のタスマン氷河。
ここまで快晴なのは珍しいそうです。



雪融け水の河原を何本も横切ります。



遊覧飛行用のミニ飛行場。ここでバスを降りる人も居ます。
昔は他の都市と定期便も飛ばしていたものの、悪天候で欠航することが多いため廃止になったそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿