2009年9月3日木曜日

[error:0010] 無職NZ旅行の暴挙(クイーンズタウン夜景編)

案内の人に平謝りされつつ、お部屋にイン。


クイーンズタウンもまた湖に面した町で、湖の見える広いベランダが付いてます。
一見豪華でよさげですが、喫煙場所は室内ではなく、そちらのみです。



浴室ですが、浴槽の側面にトイレットペーパーが配置されているという危険な構造は古今東西、初めて見ました。
さらに、浴槽にお湯が一定以上溜まると排水する予備穴も付いておらず、しかも床に傾斜や溝がなくまっ平らです。
お湯をあふれさせたら最後、トイレットペーパーも居室内もずぶ濡れの危険があります。



蛇口とシャワーは完全に別系統になっていて、同じ温度のまま切り替える方式ではありません。
こちらはシャワーの操作コックですが、OFFからONにする際どうしても冷水か熱湯のどちらかを通らねばならないイヂワルな構造です。
度胸試しでしょうか。



居室内は長期滞在者向けにキッチン完備ですが、肉や魚が焼いちまえるにも関わらず、どうしてホテルでホタル族としゃれこむ必要があるのか?
イマイチ納得しかねる部分もありますが、とりあえず夜の町に出てみましょう。



テアナウよりは大きいものの人口2万かそこらの町ですが、中心街まで結構坂道を歩きます。



終了間際のロープウェーに乗ってみます。1500円ほど。
チケット売り場のお兄さんが、
「オラ横浜に友達さ居るだ」
だそうです。世界は狭いですねぇ。

途中に段のない、まったく一直線に急坂なロープウェー斜面は、もしゴンドラが落ちたら最後まで止まらなそうで怖いです。
ゴンドラコロコロ、湖にハマってさあ大変♪




到着です。上の方はまだ雪が積もっています。
全くどうでもいいですが、上のビルから出るゴミもゴンドラで降ろしてました。


 
 こちらがクイーンズタウンの夜景。
 露光最大15秒のコンパクトデジカメと掌サイズのミニ三脚で、何とか撮りました。



 右側はこんな感じです。



満月と照明が明るいですが、何とか夜空を撮ってみます。
もしもっと条件が良くても、本当は星空を撮るには、地球の自転に合わせてモーターで回転する特殊な三脚にカメラを乗せ、何分間も露光させておかねばなりません。


一番上の比較的明るいのが、太陽以外で地球から一番近い星・ケンタウロス座アルファ。
下側(画面中央付近)に2~3個まとまってるのが実は、南十字星です。



左下の方に少しずれてしまいましたが、南十字星付近をズームして撮り直してみました。
本物の十字架同様の細長い十字が、左方少し上を向いているのが判りますでしょうか。
その先、十字の長さのざっと5倍ぐらいのところが、天の南極(=南極点上空。北極星と地球中心を挟んで正反対)を指します。また本来は、南十字の細長い足が、ちょうど天の川に垂直に突き刺さった形に見えるはずです。

天の川、エータカリーナ星雲、大マゼラン星雲など、実際のところ南十字星などより見応えあるはずの天体たちは、肉眼でも見えませんでした。後日、クック山あたりに期待です。



展望レストランは盛況です。下りゴンドラの営業時間は、「彼らが帰るまで」というユルさ。
せっかくだから何か食べて行こうか、と思ったらパーティーか何かで貸切のようです。



 というわけで、中心市街地に降りてレストランを探します。



今夜はシーフード。NZワイン1本と、前菜には大変プリプリなイカリング。
店名入りワイングラスは、「GRILL」の「G」が魚マークになっていて洒落ています。



メインディッシュ、でかい焼シャケとライスバーガー。
このシャケもまたおいしい。
愛想も良くていい店でした。お値段は全部で5500円ぐらい。

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