2009年9月6日日曜日

[error:0016] 無職NZ旅行の暴挙(クック山フッカーバレー編)


ホテルの朝食はバイキング、夕食は1日目がバイキングと2日目がコースでした。
味は大満足(とくにコースのスープ)。
味付けが濃いのかカロリーが高いのか、すぐお腹いっぱいになってしまうのが勿体なかったです。

あと私の顔を見るたび「ウフフフ」と笑う、「箸が転げても可笑しい年頃の」?日本人ウエイトレスさんとか、
マイケル・ジャクソン似の寡黙なマオリ系?ウエイターさんとか、
やけにゲハゲハ豪快に笑う白人ウエイターさんとか、
全身オーバーリアクションな白人ウエイトレスさんとか、
ディナータイム班スタッフの人々が色々個性的でした。



んで、今日は少し上のフッカー氷河湖(ここでは「氷河で地面が削られた跡の湖」ではなく「融けた氷河水の溜まった湖」の意味)という所まで、片道2~3時間ほどのハイキングに出てみます。



山からの風が強いのか??、路傍の雪はやけに固く、でかい板状の結晶が吹いています。



雪の上に意味不明なメッセージ。
名前を書く人はたまにいるけど…



今の時季は誰もいませんが、キャンプ場です。
ここで道がハッキリしなくなり、標識を探して少し迷走しました。



歩き始めから30分ぐらい?先はまだ長いですが、ホテルはだいぶ遠くなりました。
ちなみに、昔はホテルのすぐそばまで氷河が来ていたそうです。



遭難者の慰霊碑のようです。クック山が向こうの谷間に見えます。

ここで、私の倍くらいの速さで歩く白人のお姉さんに追い抜かれた(実際、こちらが片道の3分の2ぐらいしか行かないうちに折り返してきて再会した)のが印象に残ってます。



おそろしくトゲトゲな木です。実際、ツマヨウジや針として使えるそうで、引っ掛かると痛いです。
NZの至る所に生えています。



あんな所をスキーで一気に落ちてくる命知らずも、絶対居ると思います。

「ウルトラマン山」の、みごとな蒼い氷の層です。
あちらは、上からスキーで「スッポーン」と飛びだしたら、1000mぐらいのスキージャンプ記録が出るかもしれません。



まだ目的のではありませんが氷河水の融けた灰色い湖と、吊り橋です。



網目が粗いので、カメラを落としそうなのが一番怖いです。



後で向こう側からも見ますが、奥のU字谷を削ってきた舌状の氷河が、ここで融けて泥水になります。まさに教科書通りの光景です。



第2の吊り橋です。
橋の前までの、岩肌に張り付く道が非常に険しく、ガードレールにつかまりながらでないと登り降りできません。
「落石の危険があるので立ち止まるな」などと恐怖を煽る看板も立てられています。
こういう所を通った後だと、素直に「歩道整備のための募金箱」にコイン入れたくなります。



モレーン(氷河が運んできた岩石)原でしょうか。歩きにくいですがもう1時間ほどで到着です。



みごとな扇状地です。その土砂の出所はというと、水の浸食で完全に山がサックリ切られています(たぶん深さ100m以上ある谷です)。

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