2009年9月5日土曜日

[error:0015] 無職NZ旅行の暴挙(クック山ホテル編)


ホテル到着です。随分儲かってそうです。
ユースホステルを別にすれば、ホテルはこれ1軒しかありません。
まったく独占商売です。

ここは国立公園なので個人で住む事はできず、それこそホテルの従業員等、専門家100人ぐらいが住んでいるだけです。
彼らの子供のために小学校だけはあるそうですが、中学に上がる際は他の都市へ出て1人暮らししなければならないそうです。



カフェ前にはNZ出身の登山家、エドモンド・ヒラリーの像です。
5$札の顔にもなっています。
個人的に、彼のスネオ風リーゼントが少々気になってます。



彼の見つめる先には、クック山(左奥の青白いほう)がそびえています。
もっとも彼は、クック山でなくエベレストに初登頂した人ですけれども。



だいぶ近くなったクック山です。
氷河に削られて鋭利に尖った、いかにもアルプスな山です。



別の山ですが、こちらも輪をかけて鋭利です。あんな所に立てるんだろうか?
まるでウルトラマンの頭のアレみたいです。



お部屋はこちら。ベランダからクック山がよく見えます。
そのかわりこちらも、斜め前方の部屋から丸見えです。



ドアを開けたら、となりの部屋のドアの裏。
2部屋ぶち抜きで使うこともできるようです。



さっきの遊覧飛行機の飛行機雲でしょうか?

まだまだ昼過ぎなので、その気になればハイキングのひとつもして来れそうですが、爽快な山の姿を眺めていたらつい眠ってしまいました。



夕食まで時間が半端になってしまったので、ホテル内をブラブラ。
スキー付き氷上飛行機が宙吊りに飾られています。



 シャケの川登りのオブジェ。



カフェ、というかフードコートに近い空間。
窓に端から端まで延々と顔を張られているエドモンド・ヒラリーも、内心「勘弁してくんろ」って思ってなかったかなぁ。



土産物屋。羊毛製品関係のコーナーです。山奥で全裸です。
羊毛セーターひとつあれば充分だ、という意味でしょうか?



ホテルは創業百数十年にもなります。ここはミニ博物館的な一角。昔の車です。



昔のカレンダーです。この辺の消防隊?
ボディペインティングな航空会社と言い、全裸羊毛ポスターといい、
NZの人達は裸が好きなんだろか。

てかあのヘルメット、使いたくねぇなぁ。



トイレに手洗い場が見当たらなくて焦りました。

どうやら正面の、荷物台にしか見えない傾いた平板がそれで、上の蛇口から本当にここに水が落ちるようです。
考えてみれば、平板の方が掃除が簡単でいいかも知れないですね。



裏山に遊歩道があるので、ちょっと登ってみましたが、



一番奥にしょぼいベンチがあるだけで、特に面白くはありませんでした。

ちなみにこの辺、ホテルの水源地っぽいんですが、立ちションとかされても大丈夫なのか若干心配です。



帰りの下り坂が、滑り落ちそうで怖いです。



戻ってみると、食堂前のホールが大混雑でした。
食堂が開くのを待ってる人達…ではなく、結婚パーティらしいです。

確かに雰囲気は素晴らしいですが、はるばるこんな(大きな町からバスで何時間もかかる)山奥に集結させられるのも、大変だろなぁ。

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