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5回シリーズの第3部。やっと正式に葉山町に入りますよ。
これが皇室の別荘、葉山御用邸になります。
心なしか奥の橋も二重橋に似た趣に見えます。
正門前に警官、そもそも道路の向かいに警察署、
そしてこれは詰所というのか交番というのか。
しかし今日なんか致命的に暑そうなので、
おそらく外に立ってる方がマシでありましょう。
どういうわけかレンガ敷きの細い路地。
「止まれ」も、最初から白いレンガでもってドット絵書きです。
実際には車2台すれ違えるかどうか怪しい道幅なので、
道のど真ん中に書いても良かったかも知れません。
御用邸の別館跡だったという「しおさい公園」に寄ってみます。
名前は海辺のファミリーな広場っぽいですが、
実際は入場料300円の和風庭園です。海は「一応見える」程度。
とはいえ、ココもなかなかお勧めスポットなんです。
この建物には、珍しい海洋生物の標本とか海岸漂着物、
どう見ても何十万円もしそうな素晴らしい貝細工など、展示されています。
せっかくそのハイレベルさを紹介してやろうってのに写真禁止なのが残念。
快晴の日より雨の日が似合うかもしれない、緑の世界。
でも雨の日は踏石渡るのが危ないかな。
新緑のモミジも緑の滝に似合っていますが、
きっと唐紅に水くくる紅葉の名所に違いないと思います。
というか、明らかにそれを念頭に置いた設計でしょう。
鹿おどしのある庵。
実際問題、鹿の心配より蛇のほうが問題な土地柄ではありますが。
茶室と言うには大きく、休憩施設と言うには目立たない感じでしょうか。
用途などは良く判りませんが、”利用中”の札が出て閉められていました。
中に大きな団体が居るような気配は無いのですが…
まさか、ベタ過ぎる絵だけどお見合いとか?
そろそろアジサイの時候でもありますね。
こうやって1輪だけ陽だまりに揺れていると、
アジサイというより別の何かのようです。
ところでアジサイの葉っぱは虫に食われ易いのか、
どれも気持ち悪いほどボコボコでした。ウマイのかなぁ。
普通にアジサイと言うと上のようなセイヨウアジサイですが、
これは在来種のガクアジサイでしょう。
まだ見頃には早いようです。
赤、白、青と並んでいます。
アジサイは土質によって色が変わりますが、
すぐそばで色が違うのは、単に開花後日数の違いでしょう。
実はシャツも若干アジサイっぽいのを
選んで来ました。
ハナショウブ(たぶん)も目を引きます。鮮烈です。
実は元々、こちらの神奈川近代美術館(鎌倉館の姉妹館)こそが
今日の本命だったのですが、時間が無くなってしまいました。
まさに本末転倒。
と言うかロシアンアニメなどの上映会なので、
時間と言うより時刻的にもっと早く来る必要がありました。
ちなみにこの葉山館のほうに先に入れば
半券で鎌倉館が割引になったっぽいです。
不思議なことに、逆については情報がありません。
アイスキャンディーが懐かしいというより(そもそも懐かしいか?)
店自体がものすごい昭和な駄菓子屋など横目に見ながら、
次の巡礼地へ向かいましょう。
仮にも東京から数十kmとは思えないポストっぷりです。しかも現役のご様子。なぜ残ってるのか謎だ。
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