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5回シリーズも最終回です。
それでもまだまだ、葉山の楽しさは伝え切れないと思われますので、
皆様機会があれば、実際散歩になど出向かれてはと存じます。
もし鎌倉や江の島へ行くなら、むしろこちらの方が穴場だと思いますヨ。
森戸神社の汐神楽には、縁日屋台などは出ていません。
代わりに駐車場の隅で、魚や野菜の青空市が立っております。
割とあちこちのイベントサイトなどで紹介されていた汐神楽ですが、
実際どうも外部の観光客は想定していない、完全な地元向けのようです。
神社の裏手はビュースポットとして大変優れております。
海が誇張なく輝いており、岩場は松島の縮小版のようでもあります。
特に夕景が有名なようで、おそらくあの、
沖へ続く岩場(昔は完全に地続きだったようです)辺りに
ちょうど夕陽が落ちそうな按配です。
もちろん月なども見応えあるでしょう。
5年に1度の大祭(去年がそうだったので次は4年後)では、沖の鳥居まで
乙姫様を載せた船が渡るそうです。
というか、あそこまで行く渡し船もどこかで営業してるらしいです。
左の灯台は、石原裕次郎追悼のためのもの(慎太郎が建てた)だそうです。
実に楽しそうな家族の光景です。
もっとも、すぐそばにイレズミの人なども多いですが。
ちなみに逗子海岸は25日が海開きだそうで、
近くの砂浜でも、多数の海の家らしきものが大々的に建設中です。
海上ではウインドサーフィンが盛んです。
金曜ロードショーのオープニングも、この辺がロケ地との噂です。
背景は江の島。左の方に、ボンヤリですが箱根らしきものも見えます。
富士山までは今日は見えませんが、
境内のポスターによりますと
見える時はこのようにクッキリ。
明治天皇なり源頼朝なり、何やら石碑も多数、
ここの絶景を担保しております。
本殿からはちょっと離れていますが、
永遠に見つからないよう意図したかのごとく、ひっそりと1本のおみくじ。
手前がすぐベンチなので、なんとなく、
ここで夕景を眺めていたカップルの姿とかが想像されます。
あんな所にも、良く石碑を建てたものです。
彩色からして、おそらくはギリシャあたりをイメージしたのであろう、
海の見えるデニーズ(!)もポイント高いです。
その割に、なぜか中庭に和風庭園などもあります。
御用邸で静養中の皇族が、たまにお忍びで来店するという噂もあります。
ともあれ、ここでカレーとアイスコーヒーなど補給しておきましょう。
今度は山の方へ移動中です。
路傍の花も輝いています。
まるでスズランテープ製ででもあるかのような、不自然なほどの光沢です。
葉山でも海際はわりと、古い宿場町のような
”風鈴の似合う”風情もあるのですが、
山の手に上がって来ますと、午前中に十二所神社の丘で観た以上に
オシャレな家が多くなります。
ただし ”高級” というよりは ”前衛的” という表現の方がしっくり来ますな。
芸能人とか社長よりは、芸術家がたくさん集まってそう。
そして奥に見えるのが「あじさい公園」です。
しおさい公園でもアジサイ楽しみましたが、ここはモロに「あじさい公園」。
構造からして、どうも城跡っぽく見えます。大きな古井戸などもあります。
もっと完全に山の頂上まで登って、
整備されたハイキングコースを楽しむ事もできるようです。
ここからの眺望もまた、悪くありません。
どちらかというと花火大会が似合いそうですな。
名前の通りアジサイの多い公園であり、
イベントガイドには「6月中旬からアジサイ祭り」などとあったのですが、
どうもその「アジサイ祭り」というのは、単に見頃の事を言っているようです。
だって他に誰も居ませんから…。
ちなみに、トイレの裏に生えていたアジサイが一番色鮮やかでした。
やっぱり栄養が良いんでしょうか。
よりによって最後がこんな写真でスンマソン。
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