.
今日は新旧2つのお祭り、4回に分けて一挙放映ですよ!
まずは鶴見川河口に程近い生麦で、
「蛇も蚊も(じゃもかも)祭り」なる疫病除けの神事があるとの情報です。
一応神事とのことで、まずは昼食代わりに
縁起の良さそうな白いタイヤキでも食べて行きます。
「白いタイヤキ」にも色々タイプがあるみたいなんですが
ここのはおそらく全然小麦粉を使っていない、
米粉なのか片栗粉なのか非常に粘りの強い、味のしないタイプの皮でした。
しかし「驚異の新食感」ではなく「脅威の新食感」との事なので
実は縁起物どころか、何かしら危険視されているのかも知れません。
一応神事とのことで、さらに御神酒でもって
内臓をアルコール消毒してから臨みたいと思います。
しかもこれまた”白い神”な銘柄の一品が
コンビニ棚に鎮座ましましていたので、迷わずこれに決定です。ウーイ。
保存が余り良くなかったのか、味は妙に苦かったですけど。
知らない人、と言うか大抵の人には
全く何の事か判らない貼り紙と言えるでしょう。
ただ、駅から案内板が続いているとのお話だったのですが
それらしき物は見当たらず、
さらに駅前の大きな交差点から左前方との情報もあったのが、
実際には右前方でした。
なのでかなり迷いましたが、
住宅街の真ん中に突如、公園と神社(と言ってもホコラ規模ぐらい)が
一体化したような空間が現れました。どうやらここのようです。
ご丁寧に、砂場の囲いまでもヘビになっています。
デンデンデンデン。こちらがご神体のようです。
今朝早くからワラを編んで造られたらしい、
オス・メス2体の大蛇との事です。
疫病の魔物をこの蛇に乗り移らせた上で、
最終的に川に流す(最近は燃やす)ようです。
こちらが頭部。
蛇が勢いよく空中に跳ね上げられて、お祭り開始です。
いかにも”地域の神事”的な雰囲気の集会でありますが、
イベントカレンダーサイトに載っていた事もあってか
私含め法被を着ていない、他所者の見学者らしき人も多数です。
老カメラオタクらしき人々も多数参戦していますが、
どうして皆、揃いの法被並みに同じ格好をしているのか不思議です。
まず、2体が反対方向に社殿の周りを数周します。
意外と高速なうえ、蛇が長くて立派なので
うねり、のたうつ姿もなかなか壮観です。
ただ、公園で大人数が駆け回るため、砂埃が大変です。
何やらタライの人もいますが、
それこそ事前に軽く水でも撒いておくべきかも知れませんね。
続いて左右ふた手に分かれ、住宅街に繰り込みます。
何となく左のほうを追ってみました。
特に交通規制などはなく、奥の”緑のおばさん”の誘導に従って
おとなしく横断歩道を渡る大蛇の図です。
このような古い神事とは無縁そうなキレイなマンションですが、
ここでも中庭の駐車場でグールグルします。
でも駐車場なので、車止めブロックにつまづいて
アスファルト上に投げだされる子供が頻出します。
この辺は、場内での精密な通り道を再検討した方がいいかも。
赤い板が蛇の最後尾です。子供に人気のようです。
ついでに、蛇のウロコみたいな法被の子もちょっと気になります。
しかし、今どきこんなに子供を大量動員できるってのも、大したもんですね。
時折、蛇の胴上げが始まります。
家によっては中に入って行く場合もあるそうですが、
そろそろ横浜方面へ移動しないといけません。
祭りと言うか、実にほのぼのした町内イベントでありました。
最近は地域で集まって何かするという機会も少ないでしょうが、
学校やサークルの文化祭などで手軽にできそうでもありますね。
通常型のお神輿もありました。
トラックの荷台に載せられていると、いまいち有難味に欠けるもんですね。
.
0 件のコメント:
コメントを投稿