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今日は磯子あたりの科学館へ行くつもりだったのですが、
何を思ったかJR線に乗るべきところ京急線に乗ってしまったり
慌ててバスに乗り換えようとした上大岡駅のバス乗り場が
余りにも判りにく過ぎたりで、
結局もういいやとの結論に達しました。
でも、そのまま素直に帰るのも芸が無いなと思いまして
新横浜まで歩いて帰る事にしました。
この「環状2号線」=正式名称「横浜市主要地方道17号」なるものを
延々歩きますと、新横浜駅前に至るはずなのであります。
上大岡駅前から環状2号線に乗るまでの鎌倉街道部分も含め、
行程ざっと20kmほどのようです(もっと近道は幾らでもあるはずですが)。
ちなみにその鎌倉街道を、関内あたりから鎌倉まで歩いた事もあります。
三浦の丘陵部に近いため意外とアップダウンもありますが、
道幅が広く、下り坂に転ずるとなかなかの開放感です。
国道に見えますが前述の通りコレ、「市道」なんですヨ。
バス停の広告。
どれもこれも関西の球場ばかりなので、
残念ながら横浜市営バスで見に行くのはちょっとムリです。
ただ、新横浜は新幹線がある関係上、意外に関西人が多い所なのは確かです。
ところで私の場合、単に「女子プロ」と言われるとプロレスを連想しますが、
やっぱり世代や育ちによってゴルフとかテニスとか違うのでしょうか。
この付近は緑多めの住宅街。
道端に突如出現する、緑いっぱいの丘です。
もっと先に行くと建設業者とかラブホテルの多い
田舎のバイパス道っぽくなり、
さらに進むと新横浜界隈の中心商業地が見えて来ます。
あまりキレイな川ではありませんが、カルガモ一家でしょうか。
パン工場の入口付近。
ここだって横浜市内のはずなのに、まだツツジ全開とは驚きです。
この歩道橋自体が旧東海道のようです。
正面、北東の保土ヶ谷宿方面に延びて行きます。
しかし環状2号、クルマ最優先なために
横断歩道どころか歩道橋が多すぎて参ります。汗だくです。
ダイエーの屋上に突如、児童公園と高層マンション群が出現します。
ある意味ラピュタな世界です。
今まで歩いてきた方です。だいぶ登ってきたようです。
しばし涼風に吹かれて休息しましょう。
歩道橋の入口は、軽く50m以上も後方。
最初は歩道橋でなく、脇の丘へ逸れて行く道かと思ってました。
ここまで歩かされてやっと横断歩道のないT字路だと判る、
ムカツク構造であります。
左端以外の車線は全部同じだと判るまで、
数秒を要しそうな気もします。
車線の矢印はともかく、上段の行先表示の右3枚は
まとめて大きな1枚のほうが判り易そうですね。
おそらく車の運転で一番危ないのは、運転技術どうこうよりむしろ
「道が判らない」「混乱を招く情報」ではないかと思うわけであります。
そのせいかどうか、渋滞してもいないのに車線変更トラブルか何かで
始終クラクションがビービーうるさい状況です。
東名高速を横断しました。もう半分ぐらいは来たかな?
入口のループやら歩道橋やら、複雑怪奇に錯綜しております。
まだ比較的新しい自転車、なぜかハンドルとサドルだけ抜かれて
うら寂しく放棄されております。
一体どんなドラマがあったのか、想像し出すと長くなりそうです。
渓谷公園だそうです。
自分はいきなりどこへ迷い込んでしまったのか、と思わせる光景です。
橋と並行して、太い立派な水道管が谷に浮くさまは
なかなか壮観であります。
トイレを借りに公園の奥へ入って行きましたが、
ものすごい階段だらけでマイッチングでした。
もしや間に合わないかと焦ります。
どういうわけか車道がトンネルになり、
歩道はその上と横へ延びています。
どっちだろう。上かなぁ。
信じ難いですが、トンネルの上です。
それなりに雰囲気の良い公園でした。奥に滝か何かありそう。
短くて薄いトンネルなので、山をくりぬいたようには見えないのですが、
わざわざ道路上空に造成した公園なのでしょうか。
いつしか歩道は完全に分離され、
車道は高速道路のように高架化されます。
新幹線の高架もチラチラ見えて来ました。もう少しのようです。
シンプルな図ながら、なかなかカッコいい。
釣具屋の窓。
魚拓にしては妙に判り易すぎる気もするので
単なる墨絵にも見えてしまうのですが、
人間と同サイズぐらいあります。 カメラの高さが私の胸ぐらい、下端は地面ですから。
もし本物だとしたら、解体するときとかスゴイ事になりそうです。
ある意味、大きくてあたりまえのマグロやカジキよりエグそう。
無事、いつもの新横浜駅前です。所要4時間余り。
長さも手頃だし、迷う可能性も、特に危険そうな箇所も無く、
いざとなれば脱出用のバス停も多いので、
長歩き初心者向けに適当なコースかも知れません。
歩くにはそろそろ暑い季節なので汗だくですが、足腰の負担は軽微です。
ただしコンビニやレストランなど、休憩場所は意外に見当たりません。
でも、当初の予定通り科学館を堪能したうえで
歩いて帰って来てたとしたら、もっと消耗してたかも。
科学館に行けなかったのはむしろラッキーな、神の導き?
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