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5回シリーズの第4章です。しおさい公園からバスでさらに北上です。
これは森戸神社。葉山町の中心的な神社らしく、
鳥居からすぐ境内ではなく、さらに住宅やマリンショップなどが続く、
いわば参道付きの神社です。
葉山町に不足がちな駐車場としての役割が
大きいという噂もありますが、
大型ガラス張りの画廊みたいな社務所に
来賓向けの寿司など大量搬入の最中だった点から察すると、
宗教法人としてかなり儲かっている模様です。
塀なんかに立ちションよけの”鳥居”が描かれている事はありますが、
モロ本物の鳥居にさえ「立ち小便禁止」と書かれているのを見ますと
効果のほどが疑わしくなってきます。
いよいよ本格的に境内です。
実は今日は「汐神楽」という神事の開催日なのです。
健康や海の安全などを祈願する神楽、つまり雅楽ライブであります。
ちょっと地元民に紛れて潜入してみましょう。
見るからに神様仏様なんぞ喧嘩上等っぽい海人風の人までも
今回ばかりは神妙な面持ちで儀式を見つめております。
いえ、そういう私こそ不信心者なんですけども。
ちなみに右を見れば、なぜか戦艦の砲弾(28cm級ぐらいかな)っぽい
ホーリーアイテム。
左を見れば、金持ちのシンボルたるモップみたいな犬が
暑さで本当にモップと化しています。
さらに周囲には安産とか家内安全とか
何種類もの子分的ホコラが展開しております。
これは咳止めとか、声優関係の人に霊験あるらしい「おせき稲荷」。
ちょうど運良く、御神酒など配られ始めました。
ちなみに使われてたのは、はるばる秋田からお越しのはずの高清水。
なにしろ暑いので、紙コップ3分の1ぐらいでも急速に回ります。
日本の伝統酒がウオッカとか老酒でなくて良かった。
曲調が若干ユーモラスなものに換わり、お面の人達が踊り始めます。
あの長いシャモジで頭をはたかれると、無病息災がもたらされるようです。
なんとなく宮崎・高千穂神社の「夜神楽」に似たイメージです。
「夜神楽」はダイジェストされて高千穂の観光名物となっている、
本当はかなり淫靡であるらしい雅楽舞台であります。
最後に、アメが大量散布されます。
左の方で宙に飛び散っているのがそうです。
これも有難い縁起物であるらしく、会場大騒ぎです。
最近の巫女さんはデジカメ係もこなします。
もうちょっと目立たない人の方が適任では。
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