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ここんとこ弁護士やら女子高生やら
色々刺されてたりする横浜をしばし忘れて、
三浦半島西海岸など散策してみたいと思います。
”湘南のビバリーヒルズ(ホントか?)”、葉山町とその周辺であります。
楽しかったので、1日分にしては長い全5回シリーズとなっておりますよ。
新逗子駅。
まだ目的地までかなりありますが、電車で行けるのはここまでです。
逗子(ずし)、というのも首都圏以外では難読地名でしょうね。
全然関係ありませんが、”逗子ずし”なんて寿司屋あったりしないでしょうか。
新逗子の駅ビルは新逗子ニートと言います。
N.E.E.T. (Not in Employment, Education or Training) ではなく
neat (”小ぎれいな、ちゃんとした”) のほうです。
しかし、そんな名前の歌とか誰か作ってそうな気もします。
しかしこの新逗子駅というのは、どうかしています。
実は駅本体はあの、強引に長ーく延びた空中通路を越えた先にあります。
バス停はさらにその先。判りませんてば。
でも駅のすぐ脇の川は、三島あたりの湧き水みたいでキレイです。
タイトルに反して正確には横須賀市になるのですが、
まずはバスで佐島マリーナというあたりまでやって来ました。
朝まで大嵐だったのでどうなる事かと思いましたが、
日焼けして困るほど晴れてくれました。
音も臭いも看板も、まぎれもなく海です。
トンビが平気ですぐそこまで滑空して来ます。
オニギリでも食べながら歩いてる人を狙っているのでしょうか。
なにしろ普通に民家の2階に止まったりしますからねぇ。
仮にもタカの仲間だろうに、お前はカラスか何かか。
この十二所神社というのが名所らしいので、ちと行ってみたいと思います。
しかし、個人的に隣の黄色い家のほうが
有名スポット感溢れているように見えるんですけど?
神社の参道脇にも関わらず、あらゆる点で日本とは思えません。
右の方にバスケットゴールまでありますぞよ。
でも石垣島あたりと比べますとやはり鎌倉・三浦界隈特有の、
潮錆び感が強い空気と、古くて狭い路地裏感がするかなぁ。
なるほど、歴史ありそうな神社です。
というかマンガみたいな ”いかにも神社” なレイアウトですね。
でも特に目ぼしい物もなかったようなので 人聞きの悪い表現だねぇ
もうひとつ、すぐそばにあるらしい「帯解地蔵」など探してみたいのですが…、
標識は、この階段を登れと言っているようです。
この階段自体がむしろムードありますね。
上まで登りましたが、どうもそれらしきものは見当たりません。
山林のデッドスペースうまく使ってるけど
遠目に不法投棄っぽく見えもするゴミ集積所と、
地震か台風来たら怖いだろな的な素敵なお宅だけ。
窓から洗濯物とか落としたらほぼ諦め決定ですね。
しかしオシャレな家が多いです。
やはり海と太陽がウリなのか、全体に地中海的イメージが基調なようですが
教会風のとか、玄関脇の白壁にマウンテンバイクが掛けてあるのとか。
崖に近付けば海の見晴らしが良い丘の上ですから、
(葉山はまだ遠いですが)やはり高級住宅地か別荘地なのでしょうか。
そうかと思えばやけに古典的なブロック塀が立っていたり、
家の中から庶民的なヤキソバの匂いがしてきたり。
そういえば12時か、腹減ったなぁ。
良く判らないけど閉鎖されてた森。
なぜか、ネコ用の出入口としか思えないものだけ確保されております。
住宅や民宿の隙間の、細い裏道やら石段やらを縫いながら、丘を降ります。
わ!石段にカニが居るぞ。
大きさは手のひらぐらいでしょうか、既に茹で上がりみたいな色してます。
料亭か温泉宿の生け垣みたいなのと向かい合って、
モダンな大型マンション。入口も高級ホテルみたいな形してました。
でも、できたばかりなのか住宅不況で売れてないのか
ほとんどの部屋から住人の気配がしませんが、
画面右上隅の部屋だけ、ヒマワリみたいなのがのぞいてますね。
しかしこの風景といい、背後にすぐ迫る山といい、
もしかしてここは本質的に熱海みたいな所なのかな、と少し感じました。
時間も押してきたので、次を目指して北上。
前方の岩場、「立石」と呼ばれるスポットを目指します。
早くも汗と潮風で体がベタベタですが、海はじつに気持ち良さそうです。
嵐の後の好天と適度な波とで、明らかにサーフィン日和ですね。
子供もサーフボード持って歩いてたりするから驚きです。
最初からもっと海岸周りを重点的にさすらえば良かったかな。
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