石垣島2日目、通算4日目。
昨日までと打って変わって、どうも泳ぐには天気が思わしくありません。
ま、こんな事もあろうかと今日含めあと4日も日程取ってあるので、
今日のところは…そうですな、西海岸の名蔵アンパルという、
海は海でもマングローブの干潟でも観に行きましょう。
うまい具合に、今から行けば干潮どきのはずですし。
バス停まで移動中です。
この妙な設計の建物、強いてたとえるなら大型ラブホテルみたいなのは
沖縄県庁の支所らしいです。
割と都会な石垣島ですが人口5万、
それも市役所でなく県庁支所にしては巨大すぎですなぁ。
何にそんなに床面積使ってんだろ?
しかも連携をとるべきはずの市役所からはやけに遠いです。何か確執でもあるんでしょーか。
ちなみに石垣島は、周りの他の島を統括している竹富町の役場もあります。
「竹富町役場」が「竹富町」でなく「石垣市」にあるというのは奇妙ですが、
おそらくそれぞれの島へ行く航路が全部石垣島に集まっているからでしょう。
お向かいは、なんと刑務所。
しかし規模もあまり大きくなく、
沖縄屋根のむしろほのぼのしてそうな刑務所です。
民芸工房か何かだと謳ってしまえば通用しそうです。
周辺は住宅街だというのに監視態勢らしきものも感じられず、
逃げようと思えばすぐ逃げられそうでした。
一旦バスターミナルまで行ったあと、干潟行きバスまでの時間潰しに、
中心街のレストラン(正確にはホテル併設の居酒屋?)で郷土料理セットを。
石垣牛、ウマー (゜Д゜)
全く”口や喉に引っ掛かる”事がありません。
八重山ソバも、ウマー (゜Д゜)
与那国空港のよりダシが濃厚に利いてます。
時間潰しにしては早過ぎるぐらいで食べ尽くしてしまいました。
空港で仕入れたパンフレットによると、石垣牛の子牛は各地に出荷されて
松坂牛や神戸牛としても育てられる優良種だそうです。
でもイラストが可愛いので、パクパク食べるのが申し訳なくなってしまいます。
実は、手持ちの地図ではバス停の正確な位置が判らないので
「たぶんこの辺が近いはずだ」程度の所で降りざるを得ません。
それより問題は、帰り方向のバス時刻を確認してみたところ
なぜか帰りのバスが皆無だということ。 最終13:52ってさぁ…
乗って来たバスは島を一周する路線ですが、
それの同方向の(それは辛うじて夕方便がある)にもう一度乗って、
そのまま島の残りを一周して帰らなゃいけないんでしょーか。
全島フリーパスがあるから幾ら乗ってもタダだけど、3時間ぐらいは掛かるんじゃないかな…。
とにかくどうしようもないので、干潟と思しき方向にへ向かいます。
隣は古民家園のような施設で、
生け垣(自生なのかも知れませんが)の花など見事。
中の庭園では女生徒のグループが見学中でした。
スカートなのに、外(こっち)向いて足伸ばして芝生に座るのはやめた方がいいでっせー。
幸運にも干潟はすぐに発見。さらに別路線のバス停もありました。
左が干潟、右が海。
ちょうど干潟の出口を塞ぐように正面の橋が掛かっているのですが、
こんなの造っちゃって潮の流れ(砂の堆積具合)とか影響ないのかな?
橋の上から眺める干潟。
奥の森の方にも延々続いています。
降り口は、橋の海側に小道がありました。
橋の下の、海と水が通じている部分を挟んで(左が干潟と橋・右が海)、
向こう側にも見学者がいますね。
こちら側にも、潮干狩りな人々が現れました。
ちょうど新月で大潮ですしね。
では、橋の下の砂地を渡って、干潟側に行ってみましょう。
水面上を超高速で走り抜ける猿飛佐助みたいなヤツがいます。
イモリだか魚だか、目立たない上に速過ぎて良く判りません。
一応、三角形の石の手前側に張り付いてるんですが、見えますか?
こいつも超高速で泳ぎまわる驚異的な魚です。トビハゼ?
望遠より広角向けのカメラなので、写真もなかなか撮らせてもらえません。
パーティー用クラッカーに近いぐらいの大きさでしょうか、デカい巻貝。
のそのそ歩いてます。触ると慌てて伏せます。
水が浅いので、水面から無警戒にぴょこんと先端が飛びだす事もあり、
頭隠して尻隠さずというか、ユーモラスです。
これがマングローブ。 マングローブという名前の樹ではなく、種類の総称です。
潮が満ちてきた場合に備え、
本体がいわば三脚の上に浮いたような形態になっています。
膝根(しっこん)と言うらしいですが、えらいタコ足配線です。
こうすることで、根にもある程度酸素が確保できるようです。
水はマングローブ林を突っ切って、熱帯らしい川になります。
後日、西表島のジャングルクルーズにも行く計画です。
遠いですが、水鳥の群れかな?
大学時代、浦安ディズニーランド沖の干潟を見学に行きましたが
干潟は生物相が豊富で、水の浄化役も請け負っています。
カニさんをさがせ!
潮が引いたとき、小さな水溜まりに取り残されたマヌケな大巻貝2匹。
いや、歩いて脱出しようと思えばできるはずですが。
もしかして、好きこのんで一緒に閉じこもってる夫婦だったり?
…などと、ヨソ様の余計な心配しておるとですね…。
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