2010年4月11日日曜日
[error:0211] 必殺!大西部作戦(与那国島一周東部編)
与那国島2日目。
与那国島は日の出の時刻も遅いので、自然と丁度いい時間に眼が覚めます。
今日は一気に島一周すべく、レンタカー&レンタサイクル屋に来ました。
島は起伏の多いものの、一周30km程度なので自転車でいいかな…と
考えていたのですが、
塀とスクーターの陰に肩身狭げに並んでた自転車、
ママチャリなのはいいとして変速ギアがありません。
さすがにこれはキツイ。
天気も曇っててちょっと心配だし、仕方ない、レンタカーにするかなぁ。
あれ?店開けっぱなのに誰もいない。てか不用心じゃね?
カウンター手前には島内の、おそらく個人営業的なお店のチラシが並んでます。
少なくとも去年から貼りっ放しと思われる、日付の古い宣伝もありますけど。
赤い子供はたぶん、ガジュマルに住むという沖縄妖怪「キジムナー」ですね。
なかなか絵心のあるパン屋さんです。
昼飯処も少ないことだし寄ってみたいところですが、
住所だけで地図がないから場所が判らないし、そもそも日曜定休ですな。残念。
とか思ってたら何ですか、コレは。
しかも電話が置いてあるわけでもなし。
普段あまり使わない携帯電話、なんとなく持ってきて良かった。
電話して15分ほど、人懐っこそうな店のオジサンが
どこかよその商店の軽トラに便乗して駆けつけました。兼業なんでしょうか?
車借りるのに免許証(しっかり確認したりコピー取ったりしない)よりも
携帯電話が必要ってのは、さすがに盲点であります。
結果的にはこれでちょうど必要十分だったのですが、
車が空いてなかったらしく(朝っぱらから店ガラ空きだったのに、マジで?)
結局、初めてレンタスクーターなるものを借りました。
5時間で2000円。あの自転車が1日1000円というのを考えても安いです。
でも、よく考えたら保険の話とか全然出なかったんですけど
この値段は保険料込みだったんでしょーか。うーむ。
とはいえ島内に信号は2箇所ぐらいしかなく、
道自体も少なければ交通量も少ないので、
普段車もバイクも使わない私とて安心です。
まずは東に向かいましょう。丘陵地帯、というか牧場地帯を抜けて行きます。
さすが、風力発電所なんか建ってるだけあって風が強いです。
これがバイクだとなかなか曲者。俯いて走らざるを得ません。
”乾いた牛糞”は大丈夫なんだろうな。
東崎灯台と展望台が見えて来ました。
島の東端の岬は東崎と書いてアガリザキ、
西端の岬は西崎と書いてイリザキと読みます。
本土にはない読み方ですが、まさに陽の上がってくる方と入って行く方でして、
慣れるとむしろ「東」をわざわざ「ヒガシ」などと読ませる方が違和感感じます。
ちょっと暗いですが、雄大な眺め。
ちょうど、観光バスに乗ったオバチャンの一団も見学中でした。
あの波のところで急に水深が変わってるようですね。
珊瑚?いや、与那国島は隆起が速くて珊瑚礁できにくいらしいから
地上の延長の岩棚かな?
しかし、展望台は風が強くてあまり長居できません。
この海岸線に沿って南海岸へ向け、出発しましょう。
牛の群れが道路に近いですね。気を付けて走りましょう。
そばを通過すると、すごくジロジロ見てきます。珍しいのはお互い様?
東崎から見えていた隣の岬ですが、
残念ながら通行止めのようです。
島の南海岸は軟らかめのガケで、
波の浸食が速いのでどんどん崩落してるんだそうです。
この展望台も、いずれ海に落ちてしまうのでしょう。
さらに隣、島の南東部の展望台です。
さっきの観光バスとまた遭遇、というかコースが一緒らしくて、
この先ずっと会ったり別れたりでした。
きっと「何だアイツは?」って思われてるでしょうけど、
沖縄本島や石垣島より静かな田舎である与那国島は、
一人でフラフラ気ままに廻るほうが向いた島だと思います。
いや私はどっちにしろいつも一人ですけど。
展望台の柱。
ホントは蝶じゃなく、世界最大の”蛾”なんですけどね。
展望台からの眺め。
昨日の流木に続き、またも何やら珍妙な形状の岩です。
立神岩という、地元では神聖とされる岩ですが、確かに
何となく子孫繁栄とかご利益ありそうなお姿であります。
いえ昔と今じゃ、浸食で形が全然違うはずですけども。
もう少し向こうの海底には、学術的には認められていないものの
古代遺跡との説がある海底地形が眠ってます。
西崎のあたりから水中観光船が出ていますが、その辺はまた後で。
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