2010年4月10日土曜日

[error:0207] 必殺!大西部作戦(与那国島到着編)

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ここはーお国を何百里ー♪ 離れて遠き満州のー♪


すんません満州でも何でもない、れっきとした日本国内なのでありますが。

今回は東京から2000km、八重山諸島7泊8日の旅でござんす。



まずはその中でも西端の、日本最西端・与那国島にやって参りましたですよ!


順番は前後しますが、到着までの模様も少々ご紹介しましょ。



まずは羽田早朝発の飛行機で石垣島へ。

ジェット機のうちでは小さい方のB737だからか遅めですが、
当機ただいま高度35000フィート、対地速度390ノットにて順調に飛行中。
所要約3時間であります。

GWではないのに、1ヶ月前時点から既に通路側席しかなかったのですが。
隙を見て何とか富士山撮れました。



ヒマなので機内誌を1ページずつ丹念に読んでますと、
古巣のIT会社の広告(しかも長期連載らしい)が出てて驚きました。

そこまで大きい会社ではないんですけどねぇ。やるなぁ。
飛行機、それも日航系久しぶりなんで、不意を打たれました。

なるほど、たまに社内にこの雑誌があったのは、誰かの出張土産なんじゃなかったのかw


でもなぜか内容はほぼハム会社の広告になってました。

意味判んなくて何度か読み返しましたが、顧客訪問企画のはずが
先方の会社の話ばかりで誌面乗っ取られてしまった感じです。



石垣島で乗り継ぎ。乗り継ぎ時間が30分しかないので
ちょっとでも到着が遅れたら間に合わないんじゃないか、と心配でしたが、
空港自体が小さい事もあって、問題ありませんでした。

ちなみに、こんな近距離をわざわざバスで運んでくれるサービスっぷりです。
発車待ちの時間考えたら歩いても大差ないような。



与那国島行きの飛行機は、近いので高度もあまり上げません。
安定飛行中でも下界が良く見えます。

写真は西表島の北海岸付近。珊瑚がよく発達していて、
どこから水面上なのかハッキリしないほどの素晴らしさです。

離陸中は、屋根に名前が書いてある家とか見つけて楽しかったのですが、
残念ながらそのタイミングでは電波どうたらでデジカメ使用禁止。

デジカメのCPUクロックより空港自体の出してる電波の方がよほど強そうだし、
「ホントかよ?」って感じではあるんですけど(電車の方を好む理由の一つ)。
調べてみると国交省の資料にファービーとかゲームウオッチとか載ってるのがなかなか。



さて、ひとまず空港で「八重山ソバ」でも食べてみます。

ソバと言っても沖縄ソバなので、むしろウドンと塩ラーメンの中間みたいなもの。
「ソバ粉が入ってないのにソバを称するとはいかがなものか」と
公正取引委員会から睨まれた事もあるらしいです。

この店だけなのかもしれませんが、味は沖縄本島のものよりあっさりめ。
値段はと言うと、メニュー上はオニギリも付いて700円だったはずなんですが、
なぜか600円と言われました。



ちょっと大きめの郵便局みたいな与那国空港ですが、
200km北は尖閣諸島、
100km西は台湾で、しかも空港上空は厳密には台湾の航空管制下という、
ただの田舎空港とは一味違う重要ポイントなのであります。



トイレなどなど



ひとまず1km余り先のホテルに向かいます。

空港を出ようとしたところで、いきなり知らない車が停まってきて
乗せてってくれそうになりました。さすが「行き合えば兄弟」の国、沖縄。
でも時間はまだ早過ぎるぐらいなので、散歩がてら歩いて行く事にしました。


しかし石垣島ほどメジャーな観光地でもないはずが、
案内看板が18個も目的地並んでて、すごい事になってますね。

いや、見方を変えればこれぐらいしか観光客の行きそうな所がないのかもしれませんが。



そして何やら気になる横断幕でありますが、
賛成派のと反対派のが交互に何枚も並んでます。

もっとも大きさ9km×3km、人口1700人ぐらいの島ですので、
案外両派とも大部分顔見知りで普段は仲良いんジャマイカ。

というか駐屯地作るにしても、敷地やインフラが足らなくて歩兵1個中隊ぐらいしか置けなそうな気も…



おや、道のすぐ脇にウシさんがいますね。



と思ったらおウマさんまでも繋がれてました。

これが与那国島特産の小型農耕馬、与那国馬でしょうか。


さすがに最近は車やトラクターに押されてしまって出番がないようですが、
観光用に乗馬体験なども出来るそうです。

実際、写真は撮れませんでしたが翌日、路上で騎乗の一団に会いました。

ただ、1日借りて島一周コースとかだと、4万円ぐらいだとか。
スクーターが2000円で借りられる事を考えると、二の足踏まざるを得ないです。
でもある意味究極のエコカー



奇妙な街路樹は、台風か何かで上が吹き飛んだヤシの木でしょうか?

丘の手前にホテルが見えて来ました。
ちょっと汗ばんできましたが、頑張りましょう。

ただ、以前GWに行った沖縄本島ほどの温度・湿度はない気がします。
あそこは気象的にも文化的(雰囲気的)にも、
東京で言う”夏休みの花火大会の日”の空気でしたからね。



緑の多い島です。
花なのか何なのか、草いきれの中にもやけに甘い匂いがするのが特徴的で、
それは他の島も同様でした。



工事現場か何かの石垣。見事な珊瑚です。

沖縄は土地柄、こういう珊瑚石灰岩を荒っぽく積み上げた石垣が多いです。
でも雨や地震には弱いだろうなぁ。酸性雨なんか来たらイッパツ。



空港はすぐそば。
ゴーッとでかい音がしたかと思うと、乗って来た飛行機?が帰っていくところでした。
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