2010年4月10日土曜日

[error:0210] 必殺!大西部作戦(与那国島海岸編)

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沖縄と言えばやはり海!



泳ぐのは明後日以降、石垣島とか他の島でやるつもりなんですが、
上から見えていた海岸にちょっと出てみました。



ホントは海岸というより、防波堤の内側の港なんですけど、
どうですかこの色。

沖縄本島は緑色のゼリーのような海だと思いましたが、
ここのはまるで気体ででもあるかのごとき透明度です。
肥料分やプランクトンの少ない黒潮が、モロに島のすぐ脇を通ってますからね。



足だけ水に浸けてみました。
下が砂というよりサンゴや貝のかけらなので、案外ジャリジャリしてます。

上半身はそのまま釣り用の突堤に寝転んで、休憩。
うーむ、平和です。


でも30分か1時間ぐらいで潮が満ちて来たので、
ズボンとか荷物が濡れないうちに撤収ー。
後日の本格的な海行きが楽しみです。



たぶん貝かカニあたりの穴なんでしょうが、
ティンダバナ帰りだとウミヘビとか出てこないか心配になってしまいます。

試しに砂でも流し込んで様子伺ってみたり。(←オイオイ)



遠目に何か奇妙な海洋生物が居ると思ったら、
浮き具の下面に貝がびっしりへばりついた奴でした。
これはこれで気持ち悪い事に変わりありませんが。



名も知らぬー遠き島よーりー♪ 流れ寄ーるヤシの実ひとつ♪

これも古い、戦争の歌ですけどね…



むう、珍妙な形状の流木が。まさに気になる木

おそらく、ヤシの実と並べたりすると一層良くない事になります。



船着き場では、ホースで水流して船のお掃除中。

底に窓がいくつも開いてますね。海中遊覧船でしょうか。

GRAND SHOTA。
たぶん「グランドショウタ」なのでしょう。「グランドショタ」ではなく。



海と言うか運河と言うか、そんな場所なんですが。

水深5mぐらいはありそうなのに底までハッキリ見えて、
あまり深そうな恐怖感がしません。まさに「底知れなさ」がしないわけで。
不思議な感覚であります。



海沿いの墓地です。沖縄の墓はどれもデカい。

まるでダンジョンの入口みたいな、
ヘタすると生きてる間の家より立派じゃないかと疑われる程です。



墓場のそばはゴツゴツした岩場。
硬いし穴だらけだし、パッと見は溶岩っぽいですが、
たぶんこれも古い珊瑚に貝や何かが穴を開けたものでしょう。

さっきみたいな入り江の砂浜とは違って、波が荒いです。
与那国島周辺は潮も速いらしいので、
マリンスポーツには難しい部類なんだとか。

外波のペールブルー、干上がった潮溜まり、藻で緑色になった潮溜まり、
など案外色とりどり。



岩場に近いのが怖いけどなかなかのサーフィン日和かもな、と思ってたら
後からサーファーたくさん来ました。

サーフィン詳しくないですが、
もしかすると潮の時間か何か見計らっていたのかも知れませんね。



ゴミを片づけて、CG加工ででもちょっと空気感(距離感)出してやれば、
どこか未開の大峡谷としてミニチュアセットに使えそうです。



ここではホテルでも空港でも、まず大抵のものは日本最西端でありますが、
マンホールも自己主張強いです。

カジキ・ヨナグニウマ・ヨナグニサン(世界最大の蛾)という町認定の三大名物と、
”日本最後の夕陽”を象っていると思われます。


そういえばここは東経123度。本土から見れば、はるか夕陽の沈む先。

明石の135度線より北京時間の120度線のほうが明らかに近いわけですから
本来なら本土と時差があってもおかしくないような場所でありまして、
日没は今だと7時過ぎ、東京より1時間も遅いことになります。

夕方遅くまで明るいのは、旅行者にとって意外な有難さであります。

かといって店の数が少ない(あっても開いてるのか潰れてるのか怪しい)とか
営業時間が11時から14時までとかいう事態には
変わりないわけで、腹が減ってもなかなか食いに行けないのが難点です。



てなわけで一番確実なのがホテルのレストランと売店なので、
そろそろ戻りましょう。

もっともこのホテルとて、集落から丘越えて1km以上離れてますから、
ホテルに籠ったら籠ったで、今度はなかなか外に食いに行けません。

ちゃんとしたコンビニは島内になし。
調べてないけど、デリバリーのピザ屋なんか絶対ないだろーな。
それどころか本屋もないそうなので、
amazonとかが普及するまで困らなかったかと。

てかホテルによく新聞届いてるもんだと思います。
恐怖新聞なら何があっても地の果てへでも届きますが、
ここでは八重山毎日新聞というのが主流なようです。


背の高い草はサトウキビ畑でしょうか?
暑いですがおじさん労働中。
道具とかいろいろ、大きな樹の陰に避難させてます。

4月とはいえ紫外線が強いのは判ってるので、少々無理して長袖着てますが、
手の甲とか2日で水ぶくれボコボコになります。

日焼け止め買ってもいいんですけど、
私のような徒歩中心の旅行者だと汗ですぐ流れちゃいそうだしねぇ。



本格的に夜になりました。

維持費が大変じゃないかと思いますが、ホテルにはこんなプールもあります。
今、ここで夕涼みなどしてるのは自分だけ。贅沢なリラックスタイムですなぁ。



後ろにはバーもあります。

”プールバー カラヒッツァ” と書かれていますが、
たぶんプールバーの意味を誤解してると思われます。


とはいえ雰囲気はいいので、たまにカクテルでも飲んでみようか。
でもカウンターの奥にはネコしかいないなぁ。
客が多ければ「ネコの手も借りたい」とは言いますけども。

てかネコがカウンター入りしてると保健所に怒られますヨ。



ようやく人間の店員さんが現れたので、ブルーハワイでも頼んでみました。
…えぇ、あらゆる点でこれがブルーハワイには見えませんが、
いいのです。ブルーハワイと言い張って飲むべし、飲むべし。

さて、飲んでみるとこれが案外強い。

もしかして泡盛でも使ってるんじゃないかと思いましたが、
聞いてみるとそんなことはなく、
ただラム酒を通常の1.5倍使ってるんだそうです。

やはり沖縄県民の酒豪っぷりの表れ?
いや、でも普通ホテルに来るのは他所者のはずだしなぁ。



ちょっとホテルから離れて、山道の途中で星でも眺めてみます。

このためにウチから懐中電灯持参して来ましたが、
良く考えたらホテルの部屋に非常設備として設置されてますよね。あーあ。


私のデジカメ程度ではロクに写りませんが、
一応写真はオリオン座付近になります。

理論上は何とか南十字星あたりまで見えるはずなんですが、
さすがに高度が低すぎて(→大気の邪魔が多くなる)判りません。
でも他の一般的な星座はバッチリ。蟹座なんて都会じゃムリですからね。

通りすがりの車にはかなり不審がられますが。
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