今日は逆に源流まで遡ってみたいと思います。
例によって、なぜとは訊かないでおくんなまし。
地図の限界のため、ルートには多少誤差がありもす。
一番本流とされるものの源流までは、28km。
1日で歩ける距離ではありますが、地図で見る限り寂しげな場所なので、
日没までに行かないと満足に写真が撮れないかも知れません。
実は、ウチから上流方向へ行くのは案外と面倒。
この辺の道がみんな高架になっていて、川の土手まで降りられる箇所が少ないのです。
フェンスに貼ってある案内板。
この辺の公園や地下は、増水時の調整池としても機能します。
「日産スタジアム」が2箇所書いてあったり、少々怪しい地図ではありますが。
ちょっと薄着だったかなー。曇天下、冬の川原は寒々しいです。
黒い野良犬が、出発の見送りに吠えてきます。
いやホントは多分「どっか行け」とか言ってるんだろうけど。
白い鳥も低空飛行中。
竹灯篭祭りを観に行った小机城跡ですね。
こうして見ると、
第三京浜道路が史跡を見事にぶった切っちゃってるのが明瞭です。
もう少しずらせなかったのかなぁ。
排水の流入口。コイか何かがウヨウヨしてます。
ウマいのかなぁ、排水。生まれ変わるならコイは嫌かもなぁ。
しばらくは横浜線沿いに前進。通勤客満載です。
10年前自分が乗ってた頃も、車窓の鶴見川が毎日気になってました。
しかし、こんなに土手道のすぐ脇を並走する電車も珍しいのでは。
遠いけど、通学の学生もあのように頻繁に。
しかし学生と自転車と土手って、どうしてこんなに似合うんでしょう。
水鳥がたくさん居たので、ちょっと寄ってみました。
大抵、人が近づくと逃げて行くのですが、
ハトどもだけは大挙、みずから寄ってくる始末です。
横列をなして突進包囲を試みてくるさまは、それなりに気押されます。
退避、退避ー。
鴨居駅付近まで来ました。
来月、公式にガイド付きウォーキング大会が催されるようです。
しかし参加料(500円)など出さずとも、周りのペースに合わさずとも、
歩くのはいつでも自分の好きにやれる事なのであります。
横浜線利用者には密かな名物光景であろう、鴨居駅前の橋の賑わい。
さっきのハトどもとは違って、こちらはむしろ縦のフォーメーションですな。
対岸にはパナソニックの大規模な工場とか研究所があるようなので、
たぶんそこの人達だと思います。
同じ所属の人々が毎日、あれほどの蟻列をなしてトボトボと
土手道なんぞを行進するさまは、見方によっては一種異様でもあります。
金八先生のオープニングの、あんなに若々しさのない人達バージョン
とも表現できるかも知れません。うーん、どう考えても視聴率悪そう。
さて、こちらの源流探訪の旅は、まだまだ始まったばかりですヨ。
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カモは、たぶん「オナガガモ」だろうと思いまつー。
返信削除遊より。