振り返ってみれば案外長くは感じなかった鈍行の旅、
いよいよ最終日です。
帰りは東北の太平洋側を南下します。
普通なら仙台以南は東北本線(山沿い)経由なんでしょうが、
一周感を強調するため、常磐線(海沿い)経由にしてみました。
停車時間は少なく、かなりギリギリ終電で帰って来たような感じ。
ここは丸1日分を一気にダイジェストして、幕引きとしましょう。
函館でスイッチバック(方向転換)のため長停車。
長ーいホームを端まで歩いてタバコ休憩にします。
深夜雪中の保線作業が敢行されております。
日本の正確な鉄道運営を支える努力です。
お陰で今回、あれほど列車に乗りながら、どこもほとんど時刻の狂いナシ。
6時前から開いてた、青森の駅ソバ屋。
青函トンネル越えの列車は車内販売も無いので、助かります。
台はガラガラなのに、なぜかソバを手に持って食べる人の図。
八戸駅付近。青森まで開通待ち中の新幹線高架です。
まだまだ北国と思っていたら、一気に雪が減りました。
実は八戸も、今後の旅候補のひとつ。お楽しみに~ (^-^)
八戸から、第三セクター化された「青い森鉄道」および
「いわて銀河鉄道」会社線に乗り換え。
名前だけは東北新幹線車内で良く聞きますが、乗るのは初めてです。
マス席とロングシートがすぐ向かいに並ぶ、かなり珍しい車両でした。
ちなみにこれも青春18きっぷじゃダメ/北海道&東日本パスなら可の路線。
登校・通勤には若干遅いはずの時間ですが、乗客は意外に多いです。
そこまで不採算そうには見えないし、全部JR線で通して欲しいけどなー。
八戸駅で今度こそ駅弁買ったので、開けるとしましょう。
八戸名物、いちご煮。果物のイチゴとは無関係です。
本当はウニとアワビの吸物ですが、ここでは酢飯の上に乗っています。
ところで、藤川優里って?…え、あの噂になった「美人過ぎる市議」?
なんと写真入りです。
弁当の味などどこかへ吹っ飛ぶほどの衝撃であります。
地域産業振興のためというと聞こえはいいですが、
ここまでくると少々痛い気もします。
しかも「野球選手カード」みたいなカッチリした硬紙印刷のじゃなくて、
ホントに普通に印画紙にプリントされた写真です。
なんだか妙な背徳感というかブルセラショップ感というか、そんなのが付いて回ります。
おまけに帰って調べてみたらこの人、29歳だと言うので驚きました。
写真から見るに自分より年上だろうと思っていたのですが。
え、ソコに触れちゃダメですか?
さすがに市議がサバ読みしてたら公職選挙法に抵触するだろうしなぁ。
ともあれ車窓風景は雄大です。
たしか一ノ関駅にて。
宇宙人の設定らしいのですが、
幾らなんでも投げやりすぎませんかこのデザイン。
いっそアコムCMのセイン・カミュでも再利用しといた方がまだ。
チラッと見えるだけですが、この辺が松島のようです。
なんと仙台のショッピングビルで偶然、アレの大群に遭遇しました!
まずこんな所(基本、若者向けの服屋が多い)に古本市というだけで驚きですが、
もうね、一も二もなく、1968年ぐらいのを1冊ひっつかんでレジ直行ですよ。
恐るべし仙台。
福島県に入りました。
窓が広くて、左右見晴らしの良い車両です。
勿来。子供の頃、勿来海水浴場とか行った記憶があります。
ところで「勿来」って、「来るな」って意味ですよねぇ。
千葉県の松戸を通過。ウチの実家ですが、今はどうでもいいです。
首都圏に入ると、どうも鈍行列車の旅は全く面白くなくなります。
見飽きてるからなのか、やはり田舎の鈍行と何かが違うのか。
京浜東北線。混んでるよー。
金曜で酔っ払いだらけだし。
旅の終わりは、ドラマチックとは限らないのでした。
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