釧路に着きました。
ここは一時期ラッコのクーちゃんが遊びに来て話題になった街ですが、
それよりようこそ946へってのが気になります。
「99車」とか「バーベQ」みたいなノリ、とでも言うべきでしょうか。
これが渋谷辺りなら428(シブヤ)とか246(国道246号)とかありますけども。
ここにも946。
あそこにも946。
428なら、駅から見える交差点の目印はすなわち109ですが。
ここじゃあみーんな946。ワオゥ。
だんだん自分が何語を喋ってるのか判らなくなりつつありますが
追い討ちを掛けるかのごとく、
お探しですか?レレレのレオパレス21。
気を取り直して、ちと港方向に散歩でもしてきましょう。
今どき珍しいモノ発見。
たぶん夜になると光るんだと思いますが、まんま雪印のロゴマークですな。
閉店した店の飾り付けの痕だと思いますが、
まるで壁に浮き出た呪いの教会みたいです。
よく見るとモザイクの各マス、いずれもクーちゃん写真でできてます。
たぶん各写真の平均的な色調を数値化し、
全体図上でなるべく近い色のマスに嵌め込んで作ったのでしょう。
デジタル時代の芸術でありますな。
アイディアは古典的な「字を並べて字を書く」のと同じですけども。
難読観光名所として有名な、幣舞橋(ぬさまいばし)であります。
たまに、NHKニュースの背景映像に出てきたりする画角ではないかと。
奥の河口部が釧路港で、17年前フェリー(今はなき”近海郵船”東京~釧路航路)で
初めて北海道に来た時、上陸したのがここでした。
道東5泊6日・カニバイキングとサハリンダンスショー付きで3万という、
あれもまた驚異的な格安旅行でありましたが、
まだ雪の残る3月の朝6時に男子高校生3人、この釧路に放り出されて、
網走行きバスの集合時間である午後1時まで何もすることがなく、
奥に見えるショッピングモール&植物園とかで延々時間を潰したものです。
正直「観光名所」と称するほど、
特にこの橋自体が見所なわけでもないんですが、
まさにこの辺がクーちゃんの出没区域だったようですね。
背後では公園管理のオジサンたちが、
歩道の雪をガスバーナーで豪快に融かしてました。
あの雪の斜面も当時、
「せめて景色でも見えねぇか?」とウロウロ彷徨ってた記憶が。
あんな時計あったかなー、それどころか信号もロクに無かった気がするなぁ。
ところでさ、
時計置くからにはちゃんと時間合わせとこうよ。
今2時46分だぜ。3時15分ぐらい指してるのかあれ?
だいたい、ほぼ3時ちょうどの位置で長短針が重なるのっておかしくね?
駅に戻ってきました。
ちなみに幣舞橋までは片道1kmぐらいあるんですヨ。
さて、地元の女子高生向けっぽいイメージのポップ広告でありますが。
しかし札幌は、ここから特急で4時間近くかかるはずです。
北海道新幹線が全通したら、それこそ東京から札幌へ行ける乗車時間です。
「コンサートあるみでぇだから、ちぃとみんなで遊び行くべさ」
なんてノリで軽々しく行ってしまうと、交通費もさることながら、
果たしてコンサート終了後に釧路まで帰って来れるのかと。
こちらはビデオ放映。
「長距離」普通列車308kmの旅、だと?
フン!こちとらその10倍以上だもんねー♪
いよいよ今夜の泊地・川湯温泉まで移動して、
茫漠たる道東の原野。今日は既に夕闇モードでありますが、
明らかに人間のものより小さい、ウサギとかキタキツネと思しき足跡。
もっと寒くて風の強い昼間なら、地吹雪やダイヤモンドダストまでも見事ではと。
ちなみにこの辺は緯度が高いだけでなく経度も大きくて、
日本標準時より実質40分ぐらい「時差」があるはずなんですな。
日没は4時2分。同じ日本でも、沖縄あたりと比べると2時間近く早いです。
さすがに疲れなのか、洞爺湖・登別キャンペーンの車内広告の写真が
大変奇妙な形に化けて見えるので、気になって仕方ありません。
ほら、「コップと、向かい合う2人の横顔と、どちらにも見える絵」って
あるじゃないですか。
左の人物像は、だらんとベロを垂らし瞳孔の開いた女の死体。
右の和室風景は、次元大介の横顔。
ちょっと遠くから目を細めて眺めると、あなたにも見えてくるかも。フフフ。
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