雨だし、休日なんで行楽地行くと混んでるだろうし、
Aチームの続きでも観ようかなぁ…
とビデオ屋行きましたら、Aチームの棚に辿り着くより先に、
とんでもねぇ掘り出し物に捕まっちまいました。
”良い物は語りかけてくる”って格言、ホントですなw
最近制作のリメイク版もあったんですが、ここはあえてオリジナル版で。
さて内容はと言いますと
”政府公認のアメリカ横断カーレース”がテーマなんですが、
途中通行人を無差別に轢き殺してOK
というかむしろ推奨でして、殺したポイントが高いと
タイムで劣っていても逆転できる可能性があるのです。
正確には轢き殺すだけじゃなく、
マシンに装備された刃物とか銃器を使ってもOKです。
ちなみに女・子供・老人はポイントが高くなっています。
「簡単さ 動きがのろいからな」
「最近のゲームやテレビは青少年に悪影響を与えすぎる!」
などと御立腹の方々には是非とも、
最近どころか1975年制作のコノ映画をオススメしたい。
当然ながらレーサーの方々もヤバそうなの揃いです。
この人は今話題の!
ラジー賞歴代最多”最低男優賞”の逆栄冠を獲得した
アノ人ではないですか。
噂では彼のギャラなんと1000ドル。
映画全体の製作費も30万ドルと言う、
いくら1975年当時の貨幣価値だからって安すぎるだろ的な
超低予算映画だそうです。
改造レースカー用意するだけで予算3分の1ぐらい吹っ飛んだんじゃないか?
思ったよりは演出も脚本もしっかりしてます。
思ったよりは。
この世界のアメリカ政府は独裁国家という設定でして、反政府組織の襲撃を
「テロではありません、フランス軍の攻撃です」
などと情報操作したりするんですが、
その方がよほど民衆は不安じゃなかろうか、
てゆーかフランス大使館に怒られるぞ監督。
ただでさえ外国人ギライな人達なのに。
ちなみにお色気シーンも手抜きナシです。
家族で晩ご飯食べながらビデオでも観よう、ってお話になった場合は
”食人族”とか”ミミズバーガー”の次ぐらいに不適当
な一本ですのでご注意を。
今時そんなの置いてるビデオ屋があるかどうか不明ですが。
肝心のレースの結果はと言いますと、
1台除いて全部、反政府組織にやられたりしてリタイヤしますんで
結局タイムも殺害数も関係なかったという哀れさです。
ひいきのレーサーを勝たせるためにわざと轢かれに来た
グルーピーの女の子まで居たというのに。 (-人-) 合掌
.
女子供老人はポイント高いか・・・・・。
返信削除男もつらいねぇ。