富士急行線の車窓から、朝7時の富士山麓であります。
静岡県の富士宮と紛らわしい、山梨県の富士吉田に向かっています。
わざわざ晴れて寒い朝を選び、
かつ前日夜から西八王子のネカフェで時間潰したり、
そこから高尾駅まで歩いたりしつつ、
車無しでの限界まで朝早い時間を目指して来ました。
何のためかはもうじきに。 (^-^)
「富士吉田」って「腐女子だ」と誤変換もし易そうですね、
というのは禁句ですか?
「おい青山(アパーヤジャハ)、俺の顔は登録商標だったのか?」
ちなみに富士山麓といえば私、こんなTシャツ持ってるんですが
この人の事もやはり禁句ですか?
電車を降りたら4分以内にバス乗り換え。何とか間に合いました。
ホーム結構長いんだし、富士急いまだに手動改札だし、
もうちょっと余裕のある接続ダイヤにならんもんかねぇ。
バス内の奈良県観光ポスターが、「フジサンロクオームナク」に加えて
「なんと(710)みごとな平城京」というアレまでも思い出させてくれます。
この鹿くんも、よくこんな怪人のそばで平然としてますな。
さすが本場の大物。
(トヨタよりも大枚はたいて)協賛せざるを得なそうな、
710銀行なのでありました。
明るくなってきました。バスよ急げ。
「みちのくの 母の命を一目見ん 一目見んとぞ ただに急げる」
なんて短歌ありましたな。
すんましぇん、写真とはかけ離れてますがコメント浮かばなくて。
これです!この朝霧を観るのが目的でした。
(肉眼だともう少しハッキリ見えます)
ここは忍野八海(おしのはっかい)なる、早い話が富士山の湧水群ですな。
写真ではわかりませんが、寒そうにブルブル震えてます。
もっとも、気温(マイナス5、6度ぐらい)よりは水のほうが温かいはずなのですが。
正月、北海道で使うつもりで忘れてたカイロ10袋のうち、
ようやく1袋だけ出番が回って来ました。
フフフ、待てば懐炉の日和あり。(←まちがい)
ここの名産なのか、干しトウモロコシが並んでますね。
ただしですね、
実はこの大きな池は人工池でして、忍野八海じゃないんです。
周りの建物は旅館とか土産物屋とかですが、そこの人達が掘った池だそうで、
そのせいで本来の八海は湧水量がだいぶ減ってしまったようです。
本物は、こちらを始めとして小さな池が8個、周辺に散在しています。
コインとコイは似てますね。
池はわりと深いですが、非常に澄んでいるので、底が良く見えます。
泉と見るととりあえずコインを投げ込む風習は、日本人もいい加減捨てるべきかと思いますな。
肉眼ではもっとクリアですが、写真だと太陽光の反射で若干見えにくいですね。
やはり陽が上がり切る前か、いっそ真昼間が良いのでしょうが、
完全に観光地化されている場所なので、きっと昼間は混むのでしょう。
池には簡単に手が届くのですが、
ご丁寧にこのような手水台(上のほう)が用意されています。
何か問題でもあるというのか、「指だけチョットはお断り」だそうです。
丸ごとドボンと行かれるよりはずっと良さそうなモンですが。
他の池も、このように道の脇にひっそりと囲まれていたりします。
これもまた別の池。
昔はあの小さい穴の部分からジャンジャン水が湧いていたそうで、
穴の深さは7.5mもあるとか。
池から湧いた水は、たぶん富士急と中央線沿いに(ちょうど私が来た道を戻るように)
桂川→相模湖→相模川と流れて行くんだと思います。
いかにも、のどかな田舎の小川の冬景色ですね。
昨日雪が15cmぐらい積もったと言うので雪用ブーツで来たのですが、
取り越し苦労だったようです。雪のない道だとむしろ歩きづらい。
8時頃には霧もすっかり消えてしまいますが、
でっかい三脚広げて富士山を撮る人も増えてきました。
正確にはここではなく、細い雪道をもっと先まで歩かないと、手前の山や林が邪魔です。
行ってみても良いんですが、その三脚の人達がチラホラ道に立ち止まってるので進めません。
こんだけ明るきゃ、そもそも三脚なんか要らなそうに思えますがねぇ。
さて、まだまだゴミ収集車がやっと動き始めたような時間だけど、どうしよう。
山中湖まで足を延ばせば、逆さ富士がキレイに映ってそうですが…
さすがに風が冷たそうだよねぇ。おとなしく市内観光に留めときますか。
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